セルフ交換日記 2019/02

2019/02/05

小3の息子が高熱出したり(病院行ってないからわからないけどインフルだったかもね)、わたしは更年期的体調不良で過眠症みたいになっていて、世の中の様々を見て見ぬ振りしている間に、2月になっていました。

Twitterでエアリプしてみたら(普通しない)その相手が「いいね」してくれて、おお、伝わったー! と、密かに喜んでいたら、そのあとすぐビデオ通話で連絡をくれた。嬉しかった。

年賀状の返信はほとんどしていません。(毎年すみません。返信用「紙ねるこ」つくりかけていたけど、なんだか気がいかず止めました)寒中見舞いにも遅いけど、とりあえず郵便以外の連絡手段がほぼない友人2人だけには、新住所を教えておきたくてハガキを出したら、「もう使わなくなったメッセンジャーから引っ張り出したIDを入力してみた!」と、LINEで連絡がきたり。

今日は、旧正月の元旦だそうですね。
全然意識してなかったけど、ちゃんと区切りっぽくなるんだな。
心からの言葉は、ちゃんと伝わるんだな。
あらためてそんなことを感じたり。
すぐ自信がなくなったり腐ったりするけど、救われたり拾われたりもする。
ずっと、いつもそうだった気がする。

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先日、正也と話し合ったんだけど、「nelcoのテーマ」は2005年にnelcoを結成したときからずっとWebサイトに載せているけど、近年少し現実とズレが生じているな、と思って、いくつかのテーマを削除することにしました。
それは、もうそういう考え方ではない、ということでもあるし、わざわざ掲げて言うことでもないのかも、という感じです。
それで、話し合いの途中で正也が気づいたんだけど、
「これ、結局最初からnelcoの音源に入れているテーマだけ残るってことじゃん」と。
…! ほんとだ!!思わず涙が出た。

「nelcoのテーマ」は1から7まであり、昔はライブでよくやっていましたが、CDに収録されているのは、1と5と6だけなのです。
歌って、ほんとうに、そういうものかもしれない。
なら、なおさら、変なことうたっちゃダメだよなあ。

・たのしいことだけやっていくとか 自分のリズムで生きるとかやってみたら意外とできちゃったりして。
・眠くなったら寝る。おなかがすいたら食え! どんなに寝ても寝すぎということはない(起きてからがんばる)。
・今夜 隕石が落ちても後悔しない。

これが、引き続きの「nelcoのテーマ」です。


2019/02/07

今朝5時半までフライヤーのデザインをして起きていて、また6時半に起きなきゃいけないし、最近夜型になっちゃってるからリズムを戻すべく、もう今日は寝なくていいや、って思ったんだけど、昨夜、布団乾燥機をかけていたのを思い出して、そのフカフカに入らないのは勿体無いから、とりあえず感触を確かめないとと、布団に入ってみたんですよ。

そんで起きたら11時近かったよね。

3時半に寝た正也は、結局じんたに7時くらいに起こされたみたいなので、「先に寝ていいよ」と言った、わたしのやさしさの立場は。

更に起きたら腰が痛い。
先週あたりにも1日あった。
翌日には嘘みたいになんともなくなり、3日後はダンスのワークショップに参加してたくらいなので、完全に脳の誤作動みたいなやつで、ホルモン様のせいか、もしくは誰かに呪われてるかなんですけど、そういうのは、もう、いいから。

そのダンスなんだけど、今年度から清島アパートに入居している福島麻梨奈さんとアイザック・イマニュエルさんのワークショップでした。
今月2月中、毎週土曜の10時半から12時まで、不老泉の2階でやっている。

昨年秋のベップ・アート・マンス中に開催された、おふたりのダンスパフォーマンスを見て、語彙がないのですが「美しさ」に感動させられっぱなしで、それはダンスだけでなく、佇まいとか、雰囲気とか、日本語の言葉遣いなど諸々も。

先日、じんたと散歩しながらの買い物帰りに、駅前で麻梨奈さんとアイザックさんにばったり。おふたりは創作凧揚げ大会に行くところで、「良かったら行きませんか?」と言ってくれて、面白そうなのでついて行ってみました。

おふたりがちゃんと上がらない凧と格闘している様は、もう美しすぎるダンスパフォーマンスにしか見えなくてね。体幹が整いまくっている人の所作とは!! と、胸が熱くなり泣きそうでした。凧揚げ(しかも上がらない)を見て、こんなに感動するとは。

それがとどめを刺し、不老泉のワークショップに参加してみたくなったのでした。
「美しさ」の一端を、その秘密に触れられるかもと。
ひとりじゃ心細かったので、中1の娘を誘って、インドア派ですが意外とダンス好きな娘は、二つ返事でついてきてくれました。

ワークショップは、思ったよりハードでした 笑
普段まったく意識して身体を動かしていないわたしなので、おふたりがさりげなくする動きも、真似してみると今まで動かしたことのない筋肉を、必死で動かしてる感満載。
ついていくだけで精一杯。しかし感覚を意識してビニール袋に入った温泉水や大豆(節分にちなみ)に触れたり弄んだりしながら、自分の身体を意識するのは、不思議で面白い経験でした。
またできるだけ行きたいと思っています。

しかし、腰が痛い。
まさか、遅れてきた筋肉痛とかじゃないよね?


2019/02/28

すごい、ほんとに毎年2月が逃げていくよ。
またあっという間に1ヶ月が終わろうとしている。
結構あちこち行動に移して外に出た1ヶ月だったけれども、なにひとつ記録しないまま過ぎている。もったいない。

25日の夜、冬眠させていたクサガメのブロンズの顔に白いホワホワしたカビが生えているのが発見された。家族全員、言葉を失った。
冬眠している割に、ダンボールをかぶせた水槽を覗くと、いつも違う場所にいるので、寝相悪いなあって微笑ましく見守っていましたが、そういえば最近ずっと同じ場所にいた気がする。あまり毎日見たりはしていなかった。
正也は、「死んだ亀を見たことがある、これは死んでいる」と断言した。
じんたは号泣していた。
わたしは信じられず、呆然としていた。

次の日になって、じんたが学校に行くときに、なんとなく
「もしかして、亀の身体にカビはえる病気あるじゃん、あれなのかも。ぐっすり寝てて、あの病気になっちゃってるから死んだように見えるけど、あっためたら動き出すかも」と、思いついて、じんたにも
「おとうさんに頼んで、ヒーター入れてみるよ」と言って送り出した。

正也は「絶対死んでると思うよ」と、言ったけど、とりあえずあっためたら、奇跡が起こるかもしれないとも思っちゃって、水を替えてバケツに移し、ヒーターを入れてもらった。

やっぱり、わたしにはブロンズは死んでいるようには見えない。
インスタに、じんたべんの投稿をしようと文を書いてる途中、「ブロンズが亡くなった」と書きかけていたけど、思い直して消した。
バケツの中を覗き込んでいると、ブロンズが動いたように見える。
何度も何度も期待して覗いたけど、ブロンズは動かなかった。

じんたが最近、冬眠から起こそうよと言ってきかなくて、じゃあとりあえず室内にと、水槽を移動してから、あまり見なくなっていた。
もっと覗いていれば早く気が付いたかもとか、入れたときにすぐヒーターであたためていれば問題なく目覚めたのかもとか、夏場の餌が足りなかったのかなとか、考えると思い当たることがたくさんあって、後悔しかない。

ブロンズのちっちゃい鼻の穴とか、餌食べるときの動きとか、思い出しては泣いている。

昨秋、久保モリソンさんが撮ってくれたブロンズ。めちゃよく撮れている。

平井正也BANDの「たま」のMV冒頭にブロンズが出てくるんで、見返してまた泣いています。。

さっき布団に入っているじんたがシクシク泣いていた。ブロンズのことを思って泣いていたらしい。「魂は死なないから、また違う形でじんたのところに来るよ」と、慰めながら、わたしもまた泣いている・・・

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