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修学院離宮

京都には申し込みが前もって必要な所がいくつかあって、修学院離宮や桂離宮もその一つとなっています。場所的に行きにくいこともあって、長く京都に住んでいてもわざわざ申し込みが必要となると、休みが確定でなかったこともあって今まで行けず仕舞いでした。たまたまインターネットで調べ物をしていたら、拝観人数が減らされていることと、当日枠というのがあって開いていることを知り、思い切って行ってきました。当日受付は11時以降ということで、先に行って身元確認のできるものを見せて入館証のようなものを頂きました。13時半からのコース、当日は9人で廻りました。

今回初めてで知ったのですが、無料でちゃんと案内の人が付いてくれること、個人で勝手に廻って見れないこと、約1時間半の案内であること、特別な場所だけに他のお寺と廻り方が随分違います。修学院という名は10世紀後半ここに修学院という寺が建立されたのが始まりで、その後、後水尾上皇によって造営された山荘です。上、中、下の各離宮からなり、借景の山林や山、松並木と田畑を含めて総面積54万5千平方メートルを超える雄大な離宮となっています。

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今工事中で見れない下離宮。

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ガイドさんがそれぞれ解説してくださいます。

一番驚いたのは中にあった田畑の借景でした。周りに立派な松の木が

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この松は御所透かしという剪定の仕方をされているそうで、御所が繁栄するように枝ぶりが横に広がっていくように剪定されているそうです。ここから見える田畑はこの辺りに住まれている方々が、田畑をされているそうです。

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京都市内がよく見えます。閉ざされた特別な世界に感じました。広かったので一日に載せきれないので、分けて載せて案内したいと思います。まだまだ知らないところがいっぱいです。今日もいい一日を。9/2


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