見出し画像

日記:trialog、週刊新潮、そしてLAへ

久しぶりに日記を再開します。今回は、週に1度まとめてnoteにアップする、という方法論でやってみようと思います。初月は無料です。

9月15日
 早朝、盛岡のホテルを出発。前夜盛岡のイベントを開催してくれたBook Nerdまわりの仲間たちと深夜まで呑んでしまったので、4時間ほどしか眠れなかった。東京駅から実家に戻り、旅の荷物を置いてそのまま渋谷のヒカリエへ。今回のメインイベントのひとつ、#trialogsummitに登壇するためだ。会場に到着すると、たくさんの人がわさわさと働いている。そうか、そうだった。大きなイベントだった。ストリーミングもされるのだった。いつもこういうことに気がつくのはギリギリのタイミングだ。メイクの道具を持ってきてよかった。
 Trialogは「ほんとうに欲しい未来はなにか」をテーマに不定期に開催されている(Sony主催、黒鳥社企画)カンファレンスで、3者鼎談をフォーマットにしたトークで構成される。この日の終日イベントの議題は「オルタナティブなルール」だった。わかさん(若林恵)からの依頼で、ファッションについてのセッションのモデレーターをすることになっていた。ゲストは、スタイリストのShun Watanabeと、タレントというかモデルというかアクティビストのラブリ。社会意識があって、スタイルの話ができる人、という条件でキャスティングした。タレント活動をラブリの名義で、社会活動を白濱イズミの名義で、と二つの名義を使い分ける彼女と、スタイリストをやりながら、アナ・ダイヤモンドというドラッグ・クイーンでも活動するShun、二人のDual Identityが、世代を超えて今っぽいし、壇上でも本音の話ができる二人だから。

ここから先は

6,430字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?