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私のキャリア(カメラマンに!)

前回の続き

鬱になり、気持ちが不安定になった。
頭の中が真っ白で何も考えたくない。
不安でいっぱいだった。

数ヶ月たち心が落ち着いた頃
ようやく自分を見つめ直そうと思えるようになれた。
その中で、「昔から好きだったもの」を思い返すと
カメラが好きだと気づいた。

昔から写真を撮ってアルバムに整理するのが好き。
子どもの成長アルバムはもちろん、
転職する友達に、今までの思い出写真や同期の写真や
仲間の写真と
メッセージを添えたアルバムをプレゼントしていた。


だから衝動的にカメラを買いたいっと言って
カメラマンをしている先輩に相談をして
中古のキャノンキスを購入した。


そして仲良しの友達が妊娠したからマタニティフォトを
撮らせてもらった。
4歳の娘さんと一緒に外でお話ししている写真、
お腹をさすっている写真。
「思い出を残してあげたい!友達によろこんでほしい!」の一心で撮影した。


できた写真は今見返すと、けして上手とは言えない。
ただ、そこには笑顔や何気ない親子の空気感があって
みていてほっこりしていて。

できた写真をアルバムにして友達に渡すと
「ありがとう!機会がないと写真って撮らないし
うれしい!!2人目の出産不安だったけど、元気が出てきた!宝物にするね!」
と少し涙ぐんで言ってくれた。

そのよろこんでくれた気持ちがすごく私の心にじんわりときて体が温かい気持ちで満たされた。

「人にありがとうと言われるとうれしい!ってこういうことなんだ。
生まれて初めて、ありがとうの意味が分かった気がする。
相手に思いを届けて、それが返ってくる愛の形なんだ。」と。


そのことがキッカケで私はカメラでお仕事をしたい!
まだ出会ったことのない人を幸せにしたい!
「ありがとう」とよろこんでほしい!


写真の仕上がりで人を幸せにするのはもちろん
撮影中も会話を通して、悩みがある人を元気にしたい!癒したい!



私はカメラを通じて1人1人に幸せの粒を渡せる人になりたい。



と熱い思いがこみ上げてきて、
大好きなカメラでお客様の幸せを届ける
フリーのカメラマンになる決意がついた。


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