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『ココロンのはちみつソースのお店』(ゆみのすけ創作童話作品)全公開チップ制


【こちらの作品は全公開チップ制デス。】
日々の暮らしのなかで元気に夢を忘れてしまいそうになる、わたくしめの応援的に、たとえおひとりでも購読してくだすったら嬉しいなあっというので、創作童話を公開してゆくことにしました。たぶん、絶賛モチベーションアップになるかとおもいます。『スキ』もはげみになります。感謝デス。

人気のある作品はいつか時間をつくって絵を描きたいなと思います。(^(エ)^)

ありがとんございまする。

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ミツバチのココロンは はちみつソースの店を開きました。
とろっとしたはちみつではなくさらっとしたはちみつソースです。
ヨーグルトにかけたらもう絶品!
ココロンが考え出した
「うは♪ヨーグルトはちみつサンデー」はもう瞬く間に大人気
さっそく動物界からも小鳥界からも海の仲間界からも
問い合わせがさっとうしました。

だから今日もココロンは大忙し。
ところがある日、大切なヨーグルトが到着しない。
ヨーグルトの国の国王が
はちみつばかりに人気があつまるので
いじわるして
もうヨーグルトはハチミツの国には
あげないって言い出したんだって
さあ大変
ヨーグルトがなければ
ヨーグルトはちみつサンデーはつくれないよね。
こまったココロンは
お店にあった最後の
ヨーグルトで
ヨーグルトはちみつサンデーをつくりました。
国王のためにフルーツ山盛りの特大サイズです。
キレイな箱にいれて素敵にラッピング!
ヨーグルトの国の国王にプレゼントする事にしたのです。

きっと
こんなにおいしいって知ったら国王の気持ちも変わるはず!
だけど遠いヨーグルトの国までどうしたらいいのだろう
自分より大きな包みを持って
広い海をわたらなきゃいけない。
そこへカモメのお兄さんがやってきました。
ねえねえココロンぼくの背中に乗りなよ。
このままヨーグルトはちみつサンデーが食べれなくなったら大変だ。

海をわたったら今度はチーターのおじさんがやってきました。
おうおうココロン話は聞いたよ。
このままヨーグルトはちみつサンデーが食べれなくなったら大変だ。
おれの背中に乗りなよ。

そうしてココロンは
ようやくヨーグルトの国へやってくる事ができました。
さあーお城に入って
えっへんといばっている国王さまに
プレゼントです。
ヨーグルトのお城はどこもぷよんぷよん
白くてふわふわしています。

そこへ
一段とぷよんぷよんとした
白い王様がでてきました。
えっへん
えっへん
ワシはヨーグルトの国の王様じゃ
なになに
「うは♪ヨーグルトはちみつサンデー」
を持ってきたじゃと?
そりゃーー はちみつとヨーグルトどちらが主役か
はっきり決めれてよいわいっ。

王様はそういうとペロリと
「うは♪ヨーグルトはちみつサンデー」
をたいらげました。
ココロンが心配そうに
顔をのぞくと
王様はにっこりと笑いました。
そして
ふっふっふっと笑うんです。
あーーー
おいしかった。
どんなにこれを食べるのを夢に見たことか。
びっくりしたのはココロンです。
え!怒っていたんじゃなかったの?
王様はケロリとした顔でいいました。
だってミツバチの国は遠いし
ワシがもし食べにでかけたら
他の国のもんが
ヨーグルトはハチミツの国としか仲良くしないつもりなのか
と言われてしまうんじゃよ。
だからいじわるしてしもうたすまんかったなー。

こんどはココロンがにっこり
王様 王様
それならご相談があります。
王様はイチゴの国ともさくらんぼの国とも
ブルーベリーの国とも仲がよいですよね?
ぼくはどんな材料でもおいしいソースをつくる自信がありますよ
ココロンの自慢はさらっとして食べやすい
とっても上品なソースにできること

さあ、お店のメニューが増えたのは言うまでもありませんね。
そしてたくさんの国からたくさんのお客様がやってくるようになりました。
おいしいヨーグルトとソースの店
のお話はこれでおしましい。
おいしいを幸せに感じるのはどこの国の王様もいっしょだったんだね。

うは♪


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最後までお読みいただきありがとうございます。
こちらの作品は全公開チップ制となっております。
ご購入いただいた方にはありがとんイラストがみれまする。
感謝デス。今後とも応援いただけますと幸いデス。ぺこり。m__m

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