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「穏やか」を求めて

はい、10月になりました。え?
信じられますか?私はそもそもコロナが蔓延した2020年頃から、
1年前だか2年前だかも分からない時空を漂っています。

昨年に比べて今年は穏やかだなぁ、という感覚があるものの、
大きなトピックが2つほどありました。

1つ目は手術入院。

医療用着圧タイツは謎に格好良い

穏やかになったら治そうと思っていた婦人科の疾患と、ようやく向き合ったという感じです。ここ1年半くらいは処方薬と定期検査で様子見 + それどころでは無いくらい仕事に集中していたので気に病む暇もなかったけど、症状がほぼなくなった今、こんなに楽に日々過ごせたのか…健康とは尊いものだ…と、昨年までの当たり前が異常だったことにようやく気づきました。

施術は5月末だったので今はすっかり元気になり、調子もすこぶる良好。
内視鏡手術だし、患部は違えど2度目だったので、起こりうる想定が何となくできていたお陰か、心的負担は少なかった印象。とはいえ術後1日までカテーテル、2日点滴、3日まではドレーンが患部に繋がりっぱなしの生活はかなり不便だし、体力回復までに少し時間がかかった気がするのは10代と30代の違いでしょうか。大きい病院だったので1階にスタバがあり、ちょいちょい脱走してプチ迷惑をかけてしまったのが反省点です。

「明日が来るのは当たり前じゃない」という事を3~4年に1回は気付かされる機会があるものの、自分の不調を「体質」と都合良さげに解釈してボンヤリしてしまいがちになるのも、そろそろおしまいにしないといけないかなぁ。と病床で考えていました。健康診断、受けましょうね。

2つ目は、5年住んだ吉祥寺を離れ、9月から2拠点生活を始めました。

井の頭公園 Foever love

これについてはまた別の機会で話したいなと思いますが、仕事の都合などではなく、大阪に勤めながら京都に住む友人のルームシェアに乗っかりました。(友人も、まさか本当に来ると思って無かったのでは)

大阪は前職から出張でよく訪れていたこともあり、6年くらい前から移住をチラチラ考えていたくらい本当に大好きなエリアです。家系を3-4代前まで辿ると血筋は100%西日本の血(兵庫と大分が濃いめ)なので、帰巣本能的なものなのだろうか、知らんけど。でも佐賀も含めて、なんか全然疲れない場所でもあります。

かなり直感で決めたことですが、一生懸命悩んで選択した事よりも、直感で決めた事の方が今まで失敗は少なかったので、これからがとても楽しみ。何より、勤めながら拠点を増やすことを許してくれた会社の皆さまには本当に感謝です。
東京(の端くれ)生まれ東京(うち6年は神奈川県)育ち、改めて東京を俯瞰して、人やモノ、環境と向き合っていこうかなと思います。

東京の拠点は地元へ戻る形になり、諸々不安でしたが、感謝しながら祖父母の家とモノを整理したり、父と対等に話す機会が増えたことは、すでにこの選択肢を取って良かったなと思っています。学生の頃、父と対立し、祖父に背中を押されながら逃げるように実家を出たので、微力ながらそんな祖父と父への孝行になれば良いなという思いと、あまりにもわがままだった昔の自分に対する禊の思いが半々です。

旅については、今年はGWもお盆も出かけていません。
「一人旅 × リモートワークなら平日に行くが吉」という至極真っ当な理論にやっと辿り着いた結果で、自分の中では大人しくしている方ですが、
沖縄、仙台、大阪には行きました。え?

次に狙っているところはすでにありますが、まずは始まったばかりの2拠点生活、関西サイドの解像度を上げることに暫くは注力しようかなと。

とはいえ東京も捨てがたく、10年振りに舞い戻った東東京の良いところにも気づき始めたので、地元の再解釈も楽しんでいければいいなぁと思います。






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