本棚にはなりたい自分が並んでいる

いくつかの本を捨てられなくて、ダラダラしていました。

編集の用語集と素敵な料理の本3冊の計4冊です。

料理の本は時々見たりするのですが、見るたびときめいてしまうので多動な私はつい作りたくなってしまうのですが、ズボラなので結局作れず、変に完璧主義なので作れない自分に焦りを感じ、自己肯定感が低いので最後は自分はダメだと落ち込み悪循環を生んでしまうことになり、ちょっとした有害図書になっていました。

編集の本は、初めて編集スクールに行き、いろいろな発見にときめいた思い出があり、捨てられない一冊になっていました。何よりその本を持っていることで自分がデザイナーだけでなく、編集の知識も持っている素敵な存在になれる気がしていました。

料理の本に関しては、私は料理が好きだし、得意と思っているので、何と無く料理の本だけは捨てられませんでした。あとは、フードスタイリングも好きなので、そういうのもあって特におしゃれな本は捨てられません。

でも、ふと考えたら、編集者や料理研究家、フードスタイリストになりたいから手放せないんだろうなぁとも思いました。本棚というのは実はなりたい自分を移す鏡なのかもしれません。

いい年してるんだから、なりたいものでなくて「なる予定のもの」を求めた方がいいのかもしれません。

まぁ、そういうことが納得できたので、本は捨てることにします。

多分、本も執着の塊ですな。

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