篠原美也子 2020.12.18配信ライブ備忘録

(※ 年末に篠原さんご本人によるセットリスト発表がありましたので後日修正箇所に手を加えました)


どんな感じの方かな?
と全く先入観なしの興味本位感覚で、
公式YouTubeにあった「誰の様でもなく」を聴いてみる
朝も早くから、なんであたしこんなに泣くの?というくらいの号泣の有り様に、
待って待って!コレはココロして向き合わなくっちゃ!となる

とりあえず、
一光さんがご案内されているR3の配信はまだだいぶ先なので、
今すぐ観れるという今週のピアノ配信ライブの方を手配し、鑑賞することに決めた!

グランドピアノの置かれたステキな空間に
現れた篠原さん 
はじめまして
デコルテがとても美しいシックな装いで
うんうん、そうよねそんな感じよねと
わたしのイメージ通り


1.  I know 

(←一般道?私聴けてなかったらしいです)


2. 冬の夜

最初、「明日は幾つの言葉に従うのだろうか」と閉塞感のある言葉だけれど、まるで今の自分の抱えている悩みを見透かされたようでドキッとしながら聴きすすむ
言いたいこともたくさんあるのに言えないのか叫んでみても伝わらないのか、
もどかしさの中でも諦めず、叫び続けている
強いひとなのかな 

終わりには「明日は幾つの言葉に出会うのだろうか」と前向きになっている歌詞に気付くことができて、私自身も強くなれそうな気がした


MC

歌い上げた後、「こんばんはっ!」
おもむろにおしゃべりが始まる
ん?もっと口数の少なめでクールなトークの方かな?と思いきや
メッチャお茶目で可愛らしい口調で、
ギャップにビックリ!

有料?道路…(初見の私には)なんのこっちゃでよくわからないけど
何か一生懸命配信リスナーに気を配って説明なさっているので、大変なんだろうなぁと察する

わたしは何もかも初めてなのでピンとこないが、どうもいつもの…と違う状況らしい
ライブハウス自体、未経験なので、
観客との距離感がどんなに近いものなのか
このトークの感じがそうであるなら、
とても興味が湧く


3. ありふれたグレイ

強く思う気持ちはあるのにそれをうまく表せないことを、弱いと嘆いているのかな
わたしには、柔軟な心の持ち主にも見えるけれど、それをグレイと歌う意味を理解するにはまだ私が聴き方が足りない気がしている
歌詞は苦しいようだけど、メロディの展開が美しくて聴きすすむと浄化されていくようで何度も聴きたくなる


MC

形があるようでなかった歌が、
思いもよらないところに飛んでいって
花を咲かせている…とは、まさに今こうしてこんなに必死に備忘録としてレポートしたくなっているわたしのことでもあるのかしら?と、嬉しくなった

わたしにとっての美也子さんは、お茶の間歌手なんですけどどうしたらいいですか?

そして息子さんのお話
私も今月19歳になった息子がいるので、
共感する部分がまたまた爆上がりで増えていく そんな息子さんの歌なら興味が湧く


4.  M78

わたしの息子は、ウルトラマンにはあまり夢中ではなかったけれど、たしかに幼い頃に夢見てたものはあったことを思い出す
ずっとサッカーをしていたので、サッカー選手になりたいっていろんな文集だとか宣言する場面では堂々と叫んでいたのに、どの辺りからか、現実が見えてくる時があったのか
いつの間にかそれが消えていき、夢らしい夢を語ることもなくなってて
それは時と共に成長過程でもあるのだろうけど、そんな夢を語っていた頃の幼い息子の姿をここ最近思い出すこともなかったので、この曲を聴いて、胸の奥がギュッとなってしまった


MC

女性ならではのファッションのお話に花が咲いて、とても楽しい!
私は今まで男性のライブばかりしか行ってなかったから、MCがこんなに楽しいものだと思わなくてとても新鮮

新しい曲ができる過程のお話


5. 淡々と (未発表)

個人的な話ばかりですみません
今私の置かれている悩みに対処する方法として、その相手には常に “淡々と”
あくまで常に反応を薄くして自分に受けるダメージを最小限にしていくというアドバイスを受けたことがあり、
一年程前から、わたしはそういう淡々とした人間になって生活している

でも本来の自分は、
おしゃべり大好きだし喜怒哀楽も常に丸出しの性格だったので、
そのあたりからとても日々が辛くて辛くてなかなか幸せと思えるには程遠い生活を、送っていたわけで

「淡々と」という曲には、

あまりに露骨に私の苦悩を表す言葉を並べ挙げて歌いあげられていて、初めは、いったいなんなんだ?と思った
でも、何度も何度も聴き重ねるうちに
とても嬉しかった 本当に
私のそうするしかなかったことをこんなに否定も肯定もなく寄り添って歌ってくれている
こんなことに寄り添ってもらえるなんて信じられなかった 
本当のこの曲の伝えたいことは私にはわからないけれど、わたしがそう聴こえて感じたことは事実


MC


あんな曲歌われたのに、オーディションの頃のお話や曲作りがバタバタな話など
トークはとても軽快でしなやか
本当に振り幅の大きな方だなーって引き込まれていく


6. Life is  a Traffic Jam

とても歌い声が可愛らしい
別人のよう!

わたしは渋滞は嫌いじゃないんです
いつも車で大好きな曲をかけて走るんだけど
なかなかゆっくり聴けないから
信号一つ引っ掛かったら、
「あと一曲聴ける!ラッキー!」って思えちゃうんです そういう感覚に近いのかな
イライラしたら損 気の持ちようかな


7. ( )←クリスマスの夜(未発表)

きゃー!コレはまさにわたしから一光さんへの想いを代弁したような歌になってませんか?
いろいろ悩み多いわたしですけど
この度B'zの配信ライブで20数年ぶりにドラムで演奏する田中一光さんをお見かけしまして、真摯なお姿の演奏に、ドッボーンってハマったんです
それからというもの、一光さんの奏でる音楽に興味を持つようになってから、
とにかくなんでも聴いてみようとなり、
まあそんなこんなで今に至ってるわけでして、お邪魔させていただいているわけなんです
本当に様々な多岐にわたるジャンルに参加されていて、わたしはちょっとどこまで追えるのだろうか?とビビり始めていたりしてるんですが、たくさんの音楽に触れるようになると、あまりの忙しさに、悩みが何処かに飛んでいってることに気がついたんです、コレ本当に!
なので、私の中では劇的に世界が変わった気がしておりまして
出逢ってくれてありがとうございますと、改めて感謝したい気持ちを、まさにこの歌にのせて、一光さんに届いてほしい!
声は届けられなくても、さしずめ文字でなら届いてくれるみたいなので
Can you read me?  といったところでしょうか



MC

やはり初見のわたしには、もう定番のクリスマスソングの女王然となさっておられます
毎年この時期を楽しみにしてる人はたくさんいるはず

そしてわたしはこの配信ライブをみて、とても楽しくて幸せを感じています 以前のことは全く知らないわたしですが、焼け石に水だなんて言わないで下さいね

(以下この辺りから視聴環境が悪く言葉が聴取りにくくなってきてしまいました
そして勉強不足で大変申し訳ありませんが今の私に曲名が分からないものもいくつかあります
さらには解釈違いなどありましたら申し訳ありません)

8. ( )←limit

わかってるんだ と繰り返し自分で言っているのは、何か思い通りに出来ていないという無念さの裏返し?そんな理不尽さをどうしたらいいのか
何もかも手にしてみたいと言ってみたり
何もかも失くしてみたいと言っている
葛藤は常に誰にでもあることだけど、
なかなか答えは見いだせないものなんですね

9. ( )←理由

低いピアノの音で身が引きしまる
ブレない強い何かを感じる
火を届けに行かなくちゃと力強く歌う姿に
その火とはなんだろう


10. いずれ散りゆく花ならば

命に限りがある
わかっているようで、とくに普段は気にも留めずにいるから急に危機に晒されたときにアタフタとしてしまい、大切なことを何も伝えられないまま後悔しそうな出来事が最近あったので、特に心に染み入る


11. ( )←place

どんな立場の相手でも、自分が信じている相手ならこうまで包み込む心の広さ、私にそんな覚悟があるのか考えさせられた
それを無償の愛というなら、子ども達には確かにどんな困難があっても全力で守って来たし、これから先もそうありたいと思う


MC

これで年内仕事納め〜今年の総括のお話
あの春に大切な予定があったんだと知り
その決断の大変さを聞いて、このコロナ禍の影響がどの人の身にも辛い経験ばかりで
つくづく残念に思った


12. ひとり

27年も前に作られたデビューの曲を
いまの令和の時代の美也子さんが
大切に今でもラストに歌うということを知るだけで、たくさんのファンに囲まれての長きにわたる活動の充実さを感じさせてくれる

人の心情に時代の移ろいは関係なく
こうして初めて聴く私の心にも
たくさん届く言葉がある

私だって好きで悩むわけでもないから、
好きで泣きたいわけでもないし
忘れたくないことより忘れたいことばかり
確かにそうだなとおもうから、
どうにもならないことで泣きたくはないって言われて、禅問答みたいでよく分からなくなりそうだけど
迷ったときは青、空の青、海の青をみてみるといいってことなのかな
まだまだもっと聴いてみたい曲の一つ


本編終了


MC

次の予告をしてくれました
2021年1月15日 
トリオで有料道路 配信ライブ

私はまだピアノでしか聴いてないので
どんなスケールになって聴かせてくれるのか

とても楽しみです!


e.c
1. Journey

一人ではなくひとつだと
そう思ったら一人は孤独でもないのか
力強いピアノの伴奏が、寂しさをかき消してくれる
ラストに清々しさの余韻を残して
歌い上げてくれた


全編終了



美也子さん

とても貴重なライブの機会を
教えてくださった、一光さん

関わる全ての皆様に感謝です

このような個人的な備忘録でしかない
拙い文章を公開するのは勇気が要りました
読んでくださった方にも感謝します

そして、これからファンの一人として
美也子さんの曲やトークに触れる機会を増やして応援させていただきたいと思います

叶うなら生のライブも夢ですが
まだまだお預けですね

こんな冬でもたくさんの活動、続きますが
お身体に気をつけてお過ごしください

本当にありがとうございました

2020.12.24.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?