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皐月賞

レース後のコメント
1着 

ジャスティンミラノ

(戸崎圭太騎手)
前走も強い内容だったので、今回も馬を信じて騎乗させていただきました。返し馬の出だしで少し興奮しているところはありましたが、あとはどっしりした感じで、精神的にも安定していると思います。

いいリズムで行けましたし、3コーナーから4コーナーで戸惑っていたのかなというところはありましたが、またハミをとって伸びていってくれました。初めての課題がいろいろありましたが、すぐクリアしてくれたのは能力の高さだと思います。

この馬に関して、藤岡康太騎手が2週前、1週前と調教をしてくれまして、事細かく状態も教えていただきました。最後のこの差は、康太が後押ししてくれたのだなと、康太も喜んでくれているんじゃないかと思っています。康太、ありがとう、お疲れ様でしたと伝えたいです。

今日もパワーアップしていましたし、またさらにダービーに向けていい状態になってくると思います。楽しみです。いい騎乗ができたらと思います。

(友道康夫調教師)
先日、落馬事故で亡くなった藤岡康太騎手のご冥福をお祈り申し上げます。康太君はうちの厩舎の調教を手伝ってくれて、ジャスティンミラノに最後の最後まで乗ってくれていました。この勝利は彼のおかげだと思います。本当にありがとうございました。

今日は馬の名前ではなく、「康太!康太!」と叫んでいました。1週前の追い切りに乗ってもらって、1週前としては最高の追い切りになりました。と言っていたのが、彼と最後に交わした言葉になってしまいました。

(藤岡康太騎手は)昨年の秋から能力の高さを感じてくれていて、ここまで育ててくれました。馬体がプラス10キロで「えっ!?」と思いました。しかし、いつも輸送で減る馬が、栗東にいる時と同じような体重で来られました。輸送も3回目で慣れて落ち着いていました。

ストライドが大きい馬なので、ジョッキーとはスムーズな競馬をしたいと話していました。良いポジションで馬のリズムで、内にこだわらず、外々を回りたいねと話していました。ゲートを上手く出て、4、5番手につけましたが、(1000mが)57秒5と出て、そこだけが心配でした。そのペースで走るのは初めてだったので、戸惑っていました。

しかし、坂を上がったぐらいからエンジンがかかって、最後まで伸びてくれました。皐月賞の前からダービーの方が競馬しやすいと思っていましたし、改めて皐月賞馬として二冠目を狙いたいです。

2着 

コスモキュランダ

(J.モレイラ騎手)
調教に1度騎乗し、ビデオを見て、長い脚が使える馬だとイメージしていました。ゲートも速くないイメージでしたが、良いスタートを切れました。前の位置が取れて、スムーズに運びましたが、1頭だけ前にいました。

3着

ジャンタルマンタル

(川田将雅騎手)
全力でトライして、素晴らしいといえるレースだったと思います。残り1ハロンで完全に止まりましたが、気持ちで走り切ってくれました。最優秀2歳牡馬を取っている馬として、素晴らしい走りだったと思います。

4着 

アーバンシック

(横山武史騎手)
馬場を考えて、もう2列くらい前が欲しかったのですが、スタートがうまく出られず、思った位置を取れませんでした。道中は我慢して、直線で進路を見つけてからは脚を使ってくれました。一歩ずつ成長しているので、さらなる成長を期待しています。

5着 

シンエンペラー

(坂井瑠星騎手)
勝ち馬をマークして、道中良い感じで運べました。この馬としては、時計が少し速かったですが、現状の力は出し切っていると思います。次に向けて、ギアをもう一段上げられるように仕上げていきたいと思います。

6着 

レガレイラ

(北村宏司騎手)
ゲート裏でテンションの上がるところがありましたが、駐立までには整いました。1歩目が速くなくて、他馬に入られて、後方になりました。道中は進路を作りながら運んで、3コーナーから押し上げていきました。4コーナーで少しもたれながらも伸び始めましたが、思ったより苦しい伸びでした。

17着 

メイショウタバル

(浜中俊騎手)
返し馬は落ち着いていましたが、ゲート入りに手間取ってテンションが上がってしまいました。リズム良く運ぼうと思いましたが、掛かってしまいました。力みが強かったです。

ダノンデサイル

スタート直前に右前肢ハ行を発症して競走除外

バウルジャン・ムルザバエフ騎手

ビザンチンドリーム

(13着)4角の不利でバランスを崩した。そこからもう一回トップスピードに上げていくというのは、このレベルでは難しかった。不利がなければもっと脚を使えたと思うし、不利が悔やまれます。

三浦皇成騎手

シリウスコルト

(14着)2000メートルはギリギリの中でもいい状態で出られた。馬場を見てもタフなレースになるのは分かっていた。ペースが速いのは分かっていたが、1頭で走らせたいところもあったので離れた2番手で、ちょうどいい形で運べた。自分の形で競馬ができたのは大きい。

横山和生騎手

アレグロブリランテ

(15着)この舞台で強いメンバー相手でも、自分のレースで真っ正面から受け止めて頑張ってくれた。現状で差はありましたが、これがいい経験になってくれれば。

幸英明騎手

ウォーターリヒト

(16着)状態は良さそうに感じたが、3角から反応が思わしくなかった。もっと走れる馬ですが…。


松山弘平騎手

ルカランフィースト

(8着)ゲートは出てくれたけど、ペースが速かったので自分のリズムで運んだ。最後は脚を使ってくれて、G1でもいいレースはできた。以前乗った時と比べて成長しています。

菅原明良騎手

サンライズジパング

(9着)前バランスで頭を下げる走り方なので馬場に脚をとられた。しまいは伸びているけど、道中は追い通しだった。

菱田裕二騎手

ホウオウプロサンゲ

(11着)ゲートがもうひとつで、やりたい競馬ができませんでした。

ミルコ・デムーロ騎手

サンライズアース

(12着)力がありすぎる。元気すぎるくらいで集中してなかった。能力は高いですが、馬がまだ子供ですね。

藤岡佑介騎手

ミスタージーティー

(10着)落ち着いてレースに臨めました。8Rの勝ち時計を見ても、勝つには好位と先生とは話していた。やりたい競馬ができた中での負けなので力負けな部分もあるのかもしれない。改めて期待したいですね。

エコロヴァルツ

武豊騎手(7着)

道中は最後方待機。上がり3Fはメンバー最速タイとなる33秒9の脚を繰り出した。鞍上は「やりたいレースはできた。折り合いさえつけば脚は使ってくれる」と振り返った。

2024.4.14.post



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