その64 夢に向かって『特急』で行くか『鈍行』で行くか

特急で行くか鈍行で行くか。

目的地への行き方はどちらだろうか。

おっと忘れてた。人生の歩み方の話しである。


*自分の目指すべき夢のため、なりふり構わず進む。
*目の前の景色や苦労を楽しみながらゆっくり進む。

どっちも善し悪しある。

この問いを自分に立てたときは「特急」がよぎった。

『目標や夢を叶えてこその人生じゃい』と。

ただ立ち止まる。


それでいいのだろうか。


特急で”行く時期”も必要だろう。
ただ同じくらい鈍行で行く楽しさも大事だ。

名著「嫌われる勇気」では哲人は青年にこう言っている。

『人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです。そしてふと周りを見渡したときに「こんなところまで来ていたのか」と気づかされる』

つまり目の前のことをただがんばるスタンス

よく言われるのが、ワンピースのルフィがただワンピースを目指すだけのマンガならちっとも面白くない。

ワンピースを目指す上で、アラバスタを救ったり、魚人島を救ったり、空島に行ったり、赤犬に殺されかけるから見ていて面白い。ちゃんと最終目標を見据えつつ、目の前のことを楽しんでいる。まさに理想型。

あくせくせず、こんな人生でありたいもの。


ただわかってはいるんだけど…というやつである。

目標までの距離が遠い気がする今では『特急で行かないと汗』といった焦りから目の前のことが疎かになる。

特急に乗りながら見える景色を楽しもうとしているのである。遠くの富士山は良く見えるが通り過ぎる街並みは良く見えない。

だから楽しむときは特急から降りて、途中下車のぶらり旅気分で楽しめばいい。オンとオフを切り替える。

そんなことを自分に言い聞かそう。


最後まで読んでいただきありがとうございます!本当に感謝します!!