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【ひろがるスカイ!プリキュア 第5話】ソラとましろの仲が深まる新必殺技回。公私ともに腋が光っており素晴らしい。ラストシーンは最高にエモかった

こんにちわ❣ゆんです。

ひろがるスカイ!プリキュア第5話が放送されましたね。

今日もソラちゃんとましろちゃんの可愛さがマシマシの回になりました!

早速、レビューしていきましょう。

ひろプリは腋推しのプリキュア キャミソール姿のソラちゃんとましろも可愛い


相変わらず腋を激プッシュするひろプリ。

本日も、入眠前のシーンで鮮やかに腋を「魅せる」という、さりげなさと可愛さを織り交ぜた技を繰り出してきました。

そうです、そうなんです。

私たちは、こういう「日常生活のワンシーン」でチラリと見える腋に、価値を見出しているのです。

なんだか、女の子のお部屋で一緒に過ごしている感じがあって、とてもほのぼのとしませんか?

温かい日常ですよね。

ありがとう、東映。

ありがとう、プリキュア。

実はちゃっかり、ソラちゃんとましろんは色違いの同じパジャマでほっこり。

腋フェチのメカニズムについて解説した動画がありましたので紹介します。

カバトン呼びが定着した

いよいよましろから、やっとカバトン呼びをしてもらえるようになりました。

ソラちゃんも、今日はとてもシリアスなのか、ボケを挟む間もなく、ガチでカバトン呼びをするようになりました。

いよいよカバトンが悪として定着してきた感がありましたね。

そんなカバトンも、今日はパワハラ上司から圧をかけられるシーンがありました。どこの世界も大変です。

ちょっぴり、鬼滅の刃の、鬼舞辻無惨のような圧力は感じ取られましたよね。笑

聖あげはの所在

今日も登場するのかな?と思っていた聖あげはですが、先週の一件から、あげはちゃんの地元に戻っていったようです。

今後はソラシド市の保育士専門学校の通うことが示唆されている様子。

「こっちに住めばいいのに」とナチュラルに提案するましろですが、となると、あげはは今後も、地元から車で通いつけるヒーローになるということでしょうか?

毎回4人が揃うのではなくて、単発的に、追加戦士枠的な立ち位置・強さで参加するプリキュアというのも、それはそれで新鮮ですよね。

夢を観る理由

悪夢にうなされるソラちゃんを心配するましろ。

こちらもナチュラルに、友達であることを意識している節が表現されています。

さて、ソラちゃんの夢でましろ(キュアプリズム)が敵にやられるシーンが登場するということは、それはソラちゃんの深層心理であるとも受け取れるわけで、そこから読み取れることは、

「夢にまで出てくるような大事な友だち」
「一緒に戦いたい」
「キュアプリズムは戦いなれていない新参者」
「(姿が見えない)得体の知れない敵が怖い」

といったことが考えられると思います。

第5話では、ソラちゃんにとっての友達の立ち位置が明確にされることを考えると、いつも、毎日毎晩、ましろのことを大事に思っていたということが考えられます。

夢にエルちゃんが出ていなかったことを考えると、よほど、ましろのことしか考えていなかったように思えます。

とても、両想いな夫婦ですね。

ぐっすり眠れるいい方法

そんな、悪夢にうなされ続けるソラちゃんを心配して、ぐっすり眠れるよい方法はないかと模索していたましろですが、フィジカルな話をするのであれば、全身脱力呼吸法は著効します。

拙著ですが、よろしければぜひご覧ください😄

相変わらずBGMがいいね

毎回思うのですが、本当に、ひろプリはBGMがとても良いなと思います。

ピアノの優しい音が包み込むかと思えば、戦闘シーンではギターのバッキング・リフでザクザクと切り込むようなアグレッシブさを見せてくる展開。

ひろプリのサウンドトラックは買いでしょう。

ミラージュペンの活用シーンが多い 書くことに秘められた意味とは

意図的に、ミラージュペンで書く・描くシーンが多い本作。

本日は、ましろがあげはに手紙を書くシーンと、ソラがヒーロー手帳にふたりはプリキュアを描くシーンが印象的でした。

書くことは、知識の整理と定着を促すという意味合いが強いですが、人類は、書字をすることによって、相手に想いを伝え、コミュニケーションをとり、人と人が繋がりあうといったキセキも生み出しています。

近代の話の中で、あえてメールでのやりとりにしなかったのは、この「書字に想いを込める」という意味合いが強いからなのでしょう。

同じ空でつながる世界の中で、ミラージュペンでコミュニケーションをとり、また、自己の研鑽にも務める。

ミラージュペンが描き出すいろいろなドラマ。奥が深いですね。

もっと、こういう味わい深いシーンは増やしていってほしいなと思います。

ひろがるスカイ!プリキュアにおけるプリキュアとは

いよいよ、第5話にて、ひろがるスカイ!プリキュアにおけるプリキュアの定義が話されました。

そもそもプリキュアとは、スカイランドの古い伝説に伝わる、伝説の戦士<ヒーロー>だったようです。

この、伝説の戦士というワードに、多くのプリキュアファンが燃えたことでしょう。

そうです、プリキュアの接頭辞は、伝説の戦士であってほしいのです。

こういうところで、しっかり初代からのオマージュが活きているのは、とても嬉しいことですね。

スカイランドでのプリキュア登場の成り行きは、スカイランドの姫の祈りにより、伝説の戦士<ヒーロー>が登場し、暗い雲から青い空とみんなの笑顔を取り戻したとのことでした。

となると、今回の敵は、FF3における暗闇の雲的な、世界を混沌に陥れる絶対悪のような存在なのでしょうか?

また、ソラちゃんが昔対峙したヒーローは、いわゆるスカイランドの伝説にまつわるようなプリキュアであったのでしょうか?

この伝説にはいろいろと考えさせられる節が詰まっており、今後のスカイランドの展開に期待したいところです。

なお、プリキュアがスカイランドの伝説上に存在する戦士<ヒーロー>であるとするならば、本作で活躍するプリキュアは、スカイランドに関連した何かがあるのかもしれません。

今のところ、

①ソラ(スカイランド人)
②ましろ(スカイランド人の末裔)
③キュアウィング(現在は詳細不明だがましろの家にいる通称グミ鳥説が強い 彼であるならばヨヨ婆さんの手がかかったスカイランド系統の何かが関連している可能性はある)

となるのですが、そうなるとキュアバタフライは、今のところ、ただの一般市民のようにも思えます。

プリンセス・エルの加護(スカイランドの姫の祈り)がありプリキュアとしての能力が覚醒させられると考えると、対象が誰かというよりかは、プリキュアへの覚醒はプリンセス・エルの影響がダイレクトに関与していると考えたほうがいいのかもしれませんね。

それだけに強い力の持ち主だからこそ、アンダーグ帝国も、何かしらの悪用を考えて、姫の奪取を企てているのでしょう。

となると、今作のプリキュアは、世界を守ることはもちろんですが、プリンセスのナイト(騎士)的な意味合いも強くなりそうです。

さすがヒーロー、格好いい!エルちゃんはきっと、プリキュアの力を覚醒させるときに、強く「みんなの笑顔を取り戻したい」と考えているのかもしれませんね。

プリキュアとエルちゃんを巡る、周囲のドラマが加速していきそうです。

とにかくよく動くましろ

シリアスな展開の中でも、ちょいちょいましろはコミカルによく動きました。

邸宅では高速回転し、プリティホリックでもキラキラと輝くましろはギャルそのもの。

今までも十分にましろは顔芸枠ではありましたが、フィジカル全体でも感情を表現してくれていて、とても見ていて和みますね。

100種類以上の素材を繊細な手順で組み合わせてそれから…

スカイランドとソラシド市をつなげるゲートは、なんと、ヨヨばあさんの手にかかれば、いろいろな素材を組み合わせてどうにかすることで発動させることはできるようです。

しかしあの亜空間、ドラえもんのタイムマシンの空間のように、さまざまな空間への出口があるようにも思えたのですが、たとえゲートが発動できたとして、ソラちゃんとエルちゃんは無事にスカイランドに帰り着くことができるのでしょうか?

カバトンは軽々とゲートを発動させたことを考えると、あの額の石の魔力的な影響もあるのでしょうが、ヨヨ婆さんでさえ手こずるような作業を、カバトンが一人であっさりとこなしているということは、カバトン一人あたりに秘められた力・魔力は、一般人とくらべてとてつもなく強大なものであると認識してもよいでしょう。

カバトン一人でさえ、ソラシド市やスカイランド王国は壊滅的な被害を受けているのですから、昔のスカイランドにそんな悪が大群で攻めてきたとなれば、それはまた甚大な被害になっていたことでしょう。

そんな危機を救ったプリンセスの祈り、プリキュアの力というのは、さぞかし強大なものであったと考えられます。

だからこそ、今作では、対カバトン戦だけにしても、力と力のぶつかり合いが顕著に垣間見れるのだと思います。

屋台のおでん

連敗続きで打ちひしがれたカバトンが通うのは、ソラシド市の一角にある、おでん屋台。

店主が、カバトンの愚痴をずっと聞き続けていますね。

そもそも、カバトンの風貌は、ソラシド市民からすると、かなり異種的なのですが、そこはプロなのか、あまり気にしない素振りでした。

なかなかデキるおでん屋のようです。

きっと傷心のカバトンに、おでんの優しい味が、染み渡ったのでしょうね。

涙を拭いて(Are you ready go)のシーンが流れでそうな場面ではありました。

会社のパワハラ上司

先述もしましたが、ついに登場した、アンダーグ帝国のトップ。

女性の声でしたが、かなり高圧的なようです。

カバトンも恐れをなしてひれ伏すばかり。おでん屋一体の空間を邪悪に染め上げているところからすると、空間の操作ができるほどの強大な力を持ち合わせている首領と思われます。

今後の登場が恐ろしいながらも、楽しみですね…!

ヒーローガールプリズムショットはスカイパンチのマネ

ここ、地味にウケました。笑

ヒーローガールの部分は、ヒーローガールスカイパンチの部分の受け売りであることが判明しました。

ましろん、めっちゃキュアスカイに影響受けてますよね。笑

それだけ、キュアスカイが格好良かったのでしょう。

それだけ、ソラちゃんが憧れの存在だったのでしょう。

伝説の戦士プリキュアであることを自覚したときに、もっとランニングしないと、だなんて意気込んでいたくらいですから、ましろの深層心理では、とても、ヒーローに憧れていたのかもしれませんね。

ちゃっかり受け売りだということがバラされたときに、一瞬表情が脱力するソラちゃんも可愛いです。

君たちもう結婚しちゃいなよ。

ひとりぼっちを恐れない、それがヒーロー

カバトンとランボーグ相手にヒーローの心構えを吐き出すキュアスカイでしたが、その言葉の裏には、彼女の生き様が多分に含まれていました。

ヒーローになりたいがために、病的なまでに鍛錬だけに人生を費やしてきたソラちゃんは、「ひとりぼっちを恐れない」という自戒のもと、敵と「くじけそうな自分」に立ち向かう。

彼女の存在意義はヒーローであり、そのヒーローを汚されることは自分を否定されることにままならないため、自分を保つたまに、ヒーローに固執している節も見られます。

今週は、敵に吐き捨てるかのように叫ぶ「ヒーローの出番です!」というセリフでしたが、これにも、彼女の表情と決意と生き様が含まれていたように感じました。

ヒーローに危機を助けられただけで、ここまでストイックになれるとは到底思えません。

ソラちゃんの一途な性格、自分を謙遜する性格も大きく影響しているとは思うのですが、いったい何が、彼女をそこまで動かしているのでしょうか?

今後は、その辺りも掘り下げられるといいですね。

そして、よかったのが、そんな、自分を示すためにすべてを捨ててひとりぼっちであり続けたソラちゃんに、ソラちゃんを認める友達はすぐ側にいるんだよと戒めて近づいてくれるましろのシーン。

孤独なヒーローに、一人で頑張ってきたソラちゃんに、救いの手が差し伸べられた瞬間です。

そして、その手をとって、手をつないで、ふたりで進むことを感じたソラちゃんは、きっと、ヒーローとしても、人間としても、大きな成長のきっかけになったことでしょう。

これからのドラマがとても楽しみになりました。

「私がもっと強くなればいいだけの話です」だなんて、今後ましろにでも言おうものなら、勘当されるかもしれませんね。

ましろは怒らせると怖そうです。笑

ありがとうすぎる~

ましろの一言ですが、この「~すぎる」からは、如実に、現代の女子の流行語が感じ取れますよね。

ましろの喋り方はなんか独特だなあと思っていたのですが、おそらくは、ここ最近のギャルの流行語を使いこなしているからなんでしょう。

ましろは、プリティホリックにも通いつけていますし、とてもギャルみの深い女子です。

キッとするキュアスカイ

敵に蹂躙され、悔しさを滲ませながらキッと睨みつけるキュアスカイ。

これはもう、その展開が好きな人達には堪らないシーンになったことでしょう。

前評判から、正義は悪に汚されてからが本番と言われてきましたが、確かに盛り上がってきますね。

女の子に似合わない表情をさせるカバトンは絶対悪だ。

舌なめずりまでしちゃって、ビジュアルもめっちゃ生理的に不快だ。

でもそんな不潔極まりないカバトンから迫られ、身体的にも精神的にも汚されるプリキュアたちのシーンは、とても鬼気迫るものがあります。

なぜか、生理的恐怖感があるんですよね。

本当に危険というか、触ってはいけないというか、下手すれば命の危険すらも覚えるような緊迫感。

頑張れキュアスカイ、負けるなキュアスカイ。

キュアスカイのピンクが濃くなりました?

なんとなくですけど、今日はキュアスカイのコスチュームのピンクが、以前より濃かったように見えたのですが、気の所為でしょうか?

ブルーカラーの中でも冴えるピンクというのは、相反するようではありますが、意志の表れ、女性らしさの表れというのも内包しているようで、とてもいいデザインだなと思います。

そのピンクが濃くなったということは、そこに込められた意味も強まったという解釈もできます。

まぁでも、ビル影に隠れるシーンもあったし、たまたま、目の錯覚でそう見えただけなのかもしれませんね。

ヒーローになるためのトレーニングをしていたので友達ができたのは初めてだった

今日の話で、ソラちゃんは、スカイランドのヒーローに助けられて以来は、ヒーローに憧れるがあまり、修行ばかりに打ち込んできたようで、友達を意図的に作っていなかったことが判明しました。

ましろから私服を選んでもらうときも、以前にもチラっと話してはいましたが、改めて示唆された形ですね。

そんな、自分を鍛錬し続けるソラちゃんに、友達のぬくもりを教えてくれたのが、ましろ。

まずは友達から始めましょうと言われたときは、ちょっとギャグ風味も強かったシーンでしたが、今までの境遇にあったソラちゃんからすれば、それはもう、とても有頂天になれるくらい、幸せを感じていたのでしょう。

その瞬間に、口元が緩み、目が潤うソラちゃんは、とても嬉しそうでしたよね。

ましろの騎士になりたいと言ったのも、あながち誇張した表現ではなくて、本当にそう思っていたのでしょう。

スカイランド流の感謝の気持ちの表現だったと思います。

スカイランドにいるギャルが普通に現代人ぽい?

まあ、そんなソラちゃんの生い立ちのシーンで、通り過ぎるスカイランド人のギャルたちでしたが、いわゆるソラシド市や他の世界の一般ギャルたちと、さほど変わらないというか、普通のギャルやないかいというのが初見の印象でした。

もっとこう、スカイランドの人たちって、異世界感に溢れた衣装ではなかったんですかね?と、セルフツッコミ。

あまりに現代的なファッションの女の子たちが通り過ぎたので、スカイランドでも普通に、電子機器が取り扱われているのかと想像してしまいました。

(ただし、ソラちゃんはソラシド市に初来訪したときに、車のことを鉄の塊が動いていると称する、ヨヨばあさんは魔術的なものを得意としていそうなど、文明レベルはやはり中世的なところではないかと想像していますが)

まあでも、描写は成長したソラちゃんの頃だったので、時期的には最近、同世代の女の子とは思うので、ソラシド市に来てからの話ともとれなくもないですが、幼少期の回想から共通するピンクの岩があったところから、やはりスカイランドでのシーンが有力なのかなと思ってます。

【追記】
もう一度後から見返してみたら、スカーフ、ブレスレット、ネックレス、帽子あたりの風貌は、中世ヨーロッパや南アメリカの雰囲気もあるかなあと思いました。スカイランドのファッションは、薄い布一枚の羽織りのような衣類が特徴的ですね。みなさんはいかがお思いでしょうか?それにしても、真ん中の女の子はましろのようにイケイケで、どこの国でも、どこの時代でも、スカイランドでもイケ女のような子はいるんだなあと思った次第です。

エルちゃん参戦

いよいよ、今回から、エルちゃんが戦闘シーンにも側で参戦するようになりました。

このシーンを見越して、一人で移送させるスリングを持たせたヨヨばあさん、明らかに戦いを見据えていますよね。

ヨヨばあさん、過保護とは正反対で、放置して見守り育てるスタイルなんだなと思ってます。

宙飛ぶスリングに乗ったエルちゃんはさながら、ノアの箱舟のようにも見えます。

ノアの方舟は、神の怒りで起きた大洪水から人類と動物を救ったキセキの舟でもあり、ひろプリ作中でも、今後のエルちゃんの在り方を示唆しているように見えます。

追い詰められたカバトンの目が怖い

いよいよ、「いつまでもチャンスはない」と敵陣の首領から尻を叩かれたカバトンは、もはや逃げ道もなくなり、目がマジになりました。

おでんで蓄えたカロリーを費やし、マシマシの強さのランボーグを召喚してしまいます。

投入したエネルギーもすごかったのか、カバトンがめっちゃ痩せましたね。

今後もこんな感じで、げっそりしながら登場するのでしょうか。

または、毎週エネルギーを絞り出して、どんどん萎縮してしまい、最終的には消滅してしまうのでしょうか…。

いろいろと、敵にも暗い雲が陰り始めましたね。

今日は電車(モノレール?)ランボーグでしたが、思い入れも強いのか、カバトン風のモヒカンが設置されていましたね。

ちゃっかり、ランボーグも空を飛んでおり、空をテーマにしたひろがるスカイプリキュアならではの空中対決が実現した結果となりました。

しかし、ランボーグ召喚にカロリーを費やすとなると、前作のデパプリの2000キロカロリーパンチを受けた後にランボーグを召喚するとどうなるのか、という疑問が生まれました。

あえて2000キロカロリーの打撃を受け、そのエネルギーをランボーグとして昇華させ、カウンターパンチをお見舞いする…前作でそういう技が現れたら、おそらくは危機的状況に陥っていたのかもしれませんね。

戦いながら問答を繰り返すスタイル

どうも歯切れが悪く愛想もないキュアスカイに、説教役として立ち回るキュアプリズム。

戦いながら、逃げながら、キュアスカイと押し問答を繰り広げる展開は、往年のプリキュアの拳闘喧嘩を思い起こさせます。

が、途中でエルちゃんが不穏な空気を察し、泣きそうになるところで、「喧嘩していないよ」と慌てて弁明に入るキュアスカイとキュアプリズム。エルちゃんが入ることで、険悪なムードがうまいこと中和されたなあと感じたシーンでした。

というのも、スイートプリキュアでは、毎週のようにキュアメロディとキュアリズムの喧嘩が続いていたので、当の本人たちは想いをぶつけ合っているのかもしれませんが、他者から見れば確かに疲れるシーンではありましたので、うまく補正されたというか、程よく切り上げたなという印象でした。

でも、敵と戦いながらお互いの意見をぶつけ合うって、「敵のことなんかどうでもいいんだよ」っていう感じがして、カバトンには悪いですが、ヒーロー的にはすごく余裕のある展開にも見えて好きです。

周囲で何かしらのアクションは発生しているのに、本筋はキュアスカイとキュアプリズムの二人の世界だけで、友達とは何かをぶつけ合う展開。

周りがなんとかというよりも、これはキュアスカイとキュアプリズムの物語なんだということが強調されたシーンではありましたね。

こういうところからも、やはり夫婦臭がとても強く感じられるのでしょう。

そして、パートナー、相棒、コンビ、ペアのどれでもなく、「友達以外の言い方が見つからないや」という結果に落ち着く展開。

二人の中で友達が至上最高の呼び名であり、関係であることを示した瞬間です。

ここで、手を差し伸べる側になったキュアプリズムは、とても格好良かったです。

キュアスカイからしたら、こういう人間的な部分で先輩にあたるのが、キュアプリズムなのでしょう。

お互いにない部分を、お互いが引っ張り合い、「手をつなぎ合って」成長するシーン。

とても熱かったです。

キュアスカイもちょっとバツが悪かったのか、嬉しさで笑みが溢れるも、照れ隠しのように笑みを押し殺しているようなシーンも、感情的でとても良かったですよね。

こういう微細な感情の表現が、今作ではとても上手いと思うのですが、いかがでしょう?

プリキュア・アップドラフト・シャイニング

そして生み出された、キュアスカイとキュアプリズム「ふたりの」新技が、「プリキュア・アップドラフト・シャイニング」。

和訳にすると、「上昇気流」なんだそうです。

天気、空に関連したワードですよね。

ふたりが手をつなぐことによって高められたパワーが敵を上昇させ、異空間に閉じ込めたあとに爆発浄化させる。

ビジュアル的にもすごい技でした。

ふたりの手をギュっと握りしめる効果音が、とても緊迫感とお互いを信頼している感があって、良いですね!

きっと、毎回出せるような技ではなくて、ふたりがけのような、キュアスカイとキュアプリズムのお互いのコンディションや以心伝心が整っていなければ使えない技なのでしょう。

それにしても、変身シーンに出てくる、あのライブステージのような円卓は何なのでしょうね?

お立ち台にもなれば、敵を吸い込み爆破させる武器にもなる。

スカイランドの秘術とは、すごいものです。

手つなぎっぱ もうちょっとだけ手をつないでいてもいいですか?はもうカップルですよね

戦いが終わったあとに、手をずっと繋ぎっぱなしにしているキュアスカイ。

「もうちょっとだけ手をつないでいてもいいですか?」

これもう、恋愛的には主導権を奪われてますよ。

そっちの方面では完全にキュアプリズムの勝ちです。笑

見ているこっちが恥ずかしくなるくらい、夫婦です。

もうちょっとだけじゃなくて、ずっと手を繋いでもらっていいですよ!

エルちゃんも仲人のようにえうえう言っており、毎回イチャつくシーンが大量に生産されていて、毎週が幸せになれるというものです。

恥ずかしさ、素直になれなかったバツの悪さを隠しながらも、手を繋いでいたいという本能には逆らえないキュアスカイのむずむずしたような仕草表情も、とても甘酸っぱかったですよね。

ソラちゃんの絵は直立不動が多い 幼児様

前々から気になっていたことに、ソラちゃんのヒーロー手帳に描かれる人物像は、みんな直立不動で手がバンザイしている絵が多いという点が挙げられます。

端的に言うと、遠近感、立体感がなく、動作の表現に乏しいという点。

これに近い像は、子供でいうと、5歳~6歳くらいの子供が描く、図式前記という発達段階に近い絵だということが感じ取れます。

この頃の空間認識は、客観的な視点ではなく自分を中心として、物との関係を理解して描いているというのが特徴です。

まさに、自分自身を振り返るヒーロー手帳で自分を投影し、リフレクションして育ってきたソラちゃんにしっくり来る画風ではあります。

ヒーローになる物理的なトレーニングばかりしていたソラちゃんに画才がなかったと考えると、ちょっと微笑ましいものがありますよね。

そんなソラちゃんがしたためたヒーロー手帳を、ましろなどに観られたときは、さぞかし恥ずかしいものがあるでしょうね。

ヒーロー手帳設定は、人間味にあふれていて、とても奥深いものとなっています。

ふたりはプリキュア

もうね、今日はこのラストシーンにすべてを持っていかれたと言っても過言ではありません。

紆余曲折合って、キュアプリズムをプリキュアとして認めて、一緒に闘うことを決めたソラちゃん。

そして、ヒーロー手帳には、キュアスカイとキュアプリズムが仲睦まじく手をつなぎ、一緒に手を空に突き上げていて、その横にはでっかく、

ふたりはプリキュア

と書かれている。

もう、プリキュア好きには感涙もののシーンでしょう。

最上のココロイキがここにあります。

初代から続いた伝統的なメッセージが、現代のプリキュアであるソラちゃんの手によって、大きく記されていました。

しかも、ソラちゃんからすれば、覚えたてのカタカナで記したたどたどしいプリキュアという文字と捉えることもできるでしょう。

プリキュアを観ていてよかった。

プリキュアに出逢えてよかった。

ファンも、ソラちゃんに、ひろがるスカイプリキュアに、プリキュアにありがとうと言いたくなる、名シーンでした。

このシーンを観たいがために、第5話は延々と録画再生され続けることでしょう。

頼むから、この第5話も見逃し配信してください。笑

今日のエンディングに登場したのはキュアサマー

過去プリ登場の可能性があるエンディングですが、今日はキュアサマーが登場しました。

久しぶりに、生のトロピカってるを聞くことができましたね!

この流れでいくと、来週はキュアグレースが登場する可能性が高まりますが…そうなると、ラビリン(キュアプリズム)との何かしらの掛け合いがあるのか、気になるところではありますね!

来週は学校回

いよいよ春休みも近づいてきたのか、来週は学校回ということになりました。

制服姿のましろは新鮮ですね。

ということで、誰もが思っていた、ソラちゃんの転入は、当たり前のように「無理だよ」と、次回予告でましろちゃんから否定されてしまっていました。

予告中では、メイドのようにましろ邸の家事に没頭するソラちゃんが描かれていましたが、果たして今後はどうなるのでしょうか?

気になりますね。

プリキュアールスターズF 9/15公開決定

特報でした!

秋映画で、「全プリキュア」が集結する、オールスターズ映画が復活することになりましたね!

Fは、Friend(ともだち)のFなのでしょうか。

発表時プリキュア総数が77名ということで、ちゃっかりキュアエコーがノーカウントされていて、早速ともだちからハブられていますが、ともあれ、今年は20周年ともあり、力の入れ具合が半端ないです。

心して待ちましょう!

前売り情報、グッズ情報の漏れに注意です!


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