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【ひろがるスカイ!プリキュア 第10話】ツバサくんフィーバー!OPも様変わりして物語は新たな輝きを放つ。しっかりプリズムも成長!

こんにちわ❣ゆんです。

ひろプリも大台の第10話に突入しました。

先週から、新キャラのツバサくん=キュアウィングが活躍し、しばらくはキュアウィング回が続く見通しでしたが、今回はツバサくんはしっかりとフィーチャーしながらも、影の薄かったキュアプリズムが掘り下げられるという、なかなかにいぶし銀の展開を魅せる展開となりました。

さっそくレビューしていきましょう!

ツバサくんとソラちゃんのキャラが似ている

薄々皆さんも感じていたと思うのですが、ツバサくんとソラちゃんのキャラクターが似ていますね。

例えば、

・努力家
・他人思い
・裏表がない

などは、しっかりくっきりソラちゃんと被る性格ではないかと思います。

その中で、あえてツバサくんとソラちゃんの性格の違いがあるといえば、どういう点が考えられるでしょうか?

ずばり、「内気かどうか」にある点だと思います。

例えば、ツバサくんの歓迎パーティーを開こうとましろんから提案されたツバサくんは、「気持ちは嬉しいけどそこまでしなくていい」と、ちょっと謙遜した反応を見せます。

また、ヤーキターイに味を近づけようとして、品評を迫るソラましに対して、ツバサくんは「言葉を濁しながら」も、自分が感じていた味とは違うということを遠回しに表現しようとしています。

この実にはずばり、ツバサくんには「周りを思うがあまり自分を表現しきれない」という部分や、「相手の礼節に対して相応の態度で臨もうとする礼儀を重んじる性格」があるのだと考えられます。

ここから考えられることは、なんとなくですが、前者はましろんの良い部分、後者はソラちゃんの良い部分がそれぞれ反映されていると思いませんか?

つまり、ツバサくんは、ソラちゃんとましろんの良い部分を反映したハイブリッドな存在。

ただし、年下ということもあるせいか、全面的にソラましのような性格は表出されない。

でも、ツバサくんというキャラクターを介することで、ソラちゃんとましろんの良い部分が意識的に表面化(強調)され、二人の良き部分が関わった人をより大きく成長させる、という構図が出来上がっているように思えるんです。

このことから考えられるのは、ツバサくんがソラちゃんと似ているなあと思っていたのは、それは前回までの話でソラちゃんとの関わりが多かっただけの話で、ソラちゃんの影響がダイレクトにあったから、その分、ツバサくんもソラちゃんに似ている部分も強く表出されたんじゃないかということです。

つまり、今日は、劇中でも触れられていますが、ましろんの優しさに触れることにより、ツバサくんの中でましろん風味の優しさが一つ開花したというふうに捉えることもできるのではないでしょうか。

話の終わりに、ましろんの手記で、「今日は私の輝きを一つ信じられる日になりました」とありますが、これは、何もましろんだけに言えることではなく、ましろんの優しさに照らされたツバサくんにも一つ輝きが灯ったとも言えそうなのです。

このように、ツバサくんは、年下という点からも、「年上の人に憧れて真似したい」みたいな思いは少なからずあるのかもしれませんが、ツバサくんを介して各キャラクターを深掘りすると同時に、ツバサくんというキャラクター自身も成長していく、成長株のようなキャラクターと捉えても良いのではないかと思いました。

年下だからこそ、男だからこそ、ひろプリパーティの中では葛藤が生まれ、無意識のうちに壁にぶつかっていく。

でも、ひろプリパーティーで手を取り合って、壁を乗り越えて、天高く羽ばたいていく。

そして、ツバサくんにはその勇気と、努力がある。

素敵ですね。

ひろプリにおけるカンフル剤となってくれそうなツバサくん、これからの活躍に期待です。

ヤーキターイフェスに併せてOPも変化!

ツバサくん=キュアウィング登場に伴い、ひろプリ番組内もいろいろ変わりました。

確認できた範囲でいうと、

●OPが色々変わった(イントロでソラシド市の丘を駆けるシーンにツバサくん追加、ソラノケハイでツバサくん登場、車でドライブのシーンがあげはとツバサが同席するようになった、同じ空つながる仲間、最後のジャンプの場面が3人になった)
●提供クレジット画面にもツバサくんが登場するようになった
●アイキャッチが3人専用になった
●変身シーンが3人まとめてになった

と、いろいろツバサくんがフィーバーしています。笑

ツバサくんの加入だけで専用シーンが追加されてこれだけ盛り上がるというのは、ひとえにすごいです。

キュアバタフライが参入するようになったら、いったいどれくらい盛り上がるんでしょう?

物語も10話が過ぎましたが、やっと3人目が登場したという、例年でもパーティーが揃うのが遅い傾向にあるひろプリ。

キュアバタフライ登場の瞬間が、とても待ち遠しいですね。

ところで、ヤーキターイといえば、スカイランド、プニバード族においては、お祝い料理なるものだそうですが、まあ「鳥が魚を食う」という図をファンシーさに紛らわせて表現している辺り、なかなかリアルなものを感じましたね。笑

ソラちゃんも、ヤーキターイの中身にシャケを織り交ぜようとしていましたし、スカイランドのレシピはなかなか妙絶なものがあるのかもしれません。笑

ヤーキターイを頬張るのはとてもいいのですが、作中ではほとんどがハイカロリーな中身だったこともあり、ツバサくんが激太りして、重力的な理由でSkyHighFlyできなくなりそうで、ちょっと怖かったです。笑

ヤーキターイにシャケを織り交ぜるソラちゃんのセンスについて

まあ、普通にいうと、ましろんが料理のセンスが良くて、相対的にソラちゃんの料理スキルが下に見えてしまう部分もあると思います。

しかし、よく考えると、ソラちゃんはヒーローになるために、武芸一筋に励んでいた過去があるので、多少の危ないキノコも食べるような「栄養補給=サバイバルや生存を重視した料理」には才があるとは思うのですが、いわゆる「美味しい=魅せる料理」を作る方面に関しては、ややセンスが欠けるように思えるのですが、いかがでしょうか?

まあきっと、ソラちゃんのことだから、物量で料理を鍛錬すれば、それなりの料理を作ることはできるのでしょうが、料理はアートの性質も持っていますから、「自分が生きるための食材確保」にはとても強いのですが、「人を感動させる料理」を作るためのセンスは、幼いながらで磨かれなかったのではないかと思います。

まあ、ヨヨさんも言ってますが、あくまでスカイランドの味を表現するためには、スカイランド独特の食材を使用しなければならないとのことなので、ソラシド市の世界の料理と単純に比べるというのはアンフェアなのでしょうが、それでも、ましろんが作った料理に感動している部分が複数回あるともなると、やはり「料理に込めるまごころ」というものは、ましろんのほうに天賦の才があったのでしょう。

そう、まるで、旦那の胃袋をつかんだ奥さんみたいですね?笑

ミラーパッドで父母と通信しているツバサくん

スカイランドからソラシド市に飛ばされて、天涯孤独の身になったツバサくん…かと思っていたら、割りと普通に、ヨヨさんの御力で、ミラーパッドで父母と通信会話しているという事実が判明しました。

また上手いなあと思ったのは、そうした遠距離の家族との交際を描く際には、ましろんの父母との交流を、手記を通して描いている場面です。

遠回しに、孤独になったツバサくんの寂しさというか、仲間はいるけど家族は近くにいないという境遇が表現されていますよね。

ひろプリではこのように、暗喩で他のキャラクターの表現を掘り下げている面が多いような気がしますね。

でも、その中で気になったのが、ツバサくんがミラーパッドで通信をしているから、エネルギー源が切れて、エルちゃんの通信量が減ったり、ソラちゃんがスカイランドに帰るためのエネルギーがなくなっているのではないかという逆説的な考えが生まれてしまっていることです。

真犯人は、ツバサ、お前か!笑

来週はまた山にこもりに(?)いくようですし、きっと、エネルギー源のスカイランド石(名前忘れた)でも探しにいくのでしょうか。

新ジャンル「ソラツバまし」

ソラツバましとは、「ソラちゃんがましろんを百合で落として、たじろぐましろんに、ツバサくんが騎士(ナイト)としての優しさとリップサービスで追撃をかまし、へろへろになったましろんが、やっぱりソラちゃんとツバサくんの心の胃袋を優しさで掴んで叩き落とす」という、非常に永久機関的な萌え展開のことを指す。

三人が織りなす永久機関に働く力の前では、いかなる外力の無効である。

例えば、作中では、カバトンがその機序を妨害しようとするも、「カバトンなんて気にしないで話を続けて」と無敵のパリィを放つことにより、百合空間への侵害を遮断することに成功している。

カバトンがまた放屁

おいおい、カバトン、一度ならず二度までも、10話ぶりに、しかも今度は変身後のキュアスカイとキュアウィングに屁を噴射するとはどういうことだ?笑

ぶっちゃけ、カバトンは、ランボーグを召喚するよりも、屁で戦ったほうが強いんじゃないかと思います。

今のところ、屁の戦績は2勝0敗だし。笑

バトルが熱い第10話

今回は、バトルが非常に熱かったですね!

というのも、久しく活躍がなかったキュアプリズムがメインを張っていた(ヒーローガールプリズムショットも久しぶりに生でフルで見ましたね!)こともありますし、そんなキュアプリズムの存在意義を巡って、敵味方入り乱れての主張のせめぎあいがみられたのも、大きかったと思います。

カバトン一人で切れ味のある正論を言い放ち、キュアプリズムもグサグサと心に刺さってしまっていますが、キュアウィング加入で似たような勢いが増したキュアスカイの主張が、グイグイとキュアプリズムを引っ張っていくんですよね。

この情景がとても熱い!

下道な悪役こそ面白いとも言え、確かにそうだなとも思いますが、そんなカバトンがガチで精神的な攻撃をして落としてくるからこそ、這い上がってくるヒーローガールの姿もますます印象的になると思います。

敵も味方も、物語が進む度に魅力的なのが、ひろがるスカイ!プリキュア!

来週はツバサVSあげは?火花が散る予感

次回予告では、山にドライブしにいくひろプリパーティが描かれていました。第3話でも思いましたが、ひろプリで山といえば、青山先生の作画です。そして、やっぱり来週も、青山先生の作画のようで、いよいよ、スカイランド神拳の再登場さえも期待してしまう展開ですが…

あげはに対して「少年と呼ぶな」とイキがるツバサくんも描かれているあたり、なんとも不穏な空気が流れています!

あげは掘り下げ+ツバサくん掘り下げの並行回と思っていますが、二人の序盤は、なにやら親密ではなさそうで、若干の緊迫した空気が流れております!

早く仲良くなって、ツバあげ!

所感

思うに、ツバサくんがミラーパッドを酷使するから、エネルギー源が切れて、ソラちゃんがスカイランドに帰れなくなっている説

そういえば、ひろプリの世界って、キュアスタはないのかな?意義としては小さいのだろうけど、せっかくなので、ソラましツバあげエルちゃんで盛り上がって欲しい気もする。というか、現実でも、インスタのブームが終わりつつはあるか

キュアウィングがあえて男の権限を発揮するとするならば、敵のすさまじい攻撃を受けて、他の三人は服が破れないのに、キュアウィングだけドラゴンボール並に上半身の服がビリビリに破れるとかいう可能性

ツバサくんが途中から二次性徴を迎え、ひっくひっく声変わりし始めたら、なんか妙にリアルやな笑

ツバサくん、自他共に認める画力があるから、ソラちゃんのヘタウマ絵(むしろ下手ではないけど)と比べると、絵に重心があるんよね

キュアウィングって、女の子の下半身描写配慮縛りを受けにくいから、存分に蹴り技ができるのは、嬉しい誤算かもね

キュアスカイは、スカイランド神拳の設定もあるから、やはりパンチが似合う!

もうひろプリは、毎週ソラちゃんに会いに行くような感じになってる笑

ツバサくん、リアルではナチュラルにミミズとか摘んでそうやな。笑

キュアプリズムは、サポート全面もこなしながらも、必殺することができる万能性があるのがいいよね 実は、多彩な戦い方ができる、ポテンシャルは高いプリキュアだと思う

ヤーキターイはひょっとして、ソラシド市からスカイランドへの逆輸入説?はるか昔に、ソラシド市でたい焼きを発見したスカイランド人が持ち帰って、プニバード間で広まったとか

スカイランド出身のヨヨさんがましろんに飯を作ってやる場面が昔あったとしたら、スカイランド飯を食べたこともあったと思うんよね、ましろん 食は文化と言いますか、そういう多国籍な料理を知るからこそ、世界が広い=常識の受け入れに寛容なましろんに育ったのだと思う

ツバサくんが鳥であるという事情を知らないあげは姐さんが、ヤーキターイチキン味をぶち込む展開はありますか

ソラツバは舎弟…!

ソラちゃんに傾倒して、ヒーロー道を叩き込まれるツバサくんが、ソラちゃん色に染まって、成長したあとにましろんから総ツッコミされるような勘違い男にならないかは若干心配ではある でもスカイランドの世界線なら普通だから、まあいっか。笑

というか、改めて思うに、思春期を迎える男の子を、年頃の中学生と、色気ムンムンのお姉さんがいる集団にぶち込むとは、無意識にもかなりのストレスがかかると思う それか、姉妹の中に生まれた一人の男の子、弟の絶え間ない気苦労的なものはあるかもね。笑

そう、ましろんの良さって、ソラシド市側の人間なのに、どこかオリエンタルな雰囲気もあるところなんだよね

ソラちゃんはバリバリの異世界人だけど、ましろんはほんのり異世界人で、完全に分離してるわけではなく、みんなと色が滲み合う

ツバサくんって、普通はプニバード形態なんだから、トイレとかって、インコがするような鳥カゴにあるアレみたいな感じになるんよね

ということは、全方位に公開されているということか…

すごいのは、キュアウィング登場2週目にして、男キュアがどーのこーのという話題が一気になくなったことだ

ひろプリは新しい時代を浸透させた!

キュアスカイ=空
キュアプリズム=虹
キュアウィング=鳥
キュアバタフライ=虫

今日はたぶん、ヤーキターイのレシピッピがいたよな

ツバサくん「ヤーキターイはプニバード族に伝わるお祝い料理です」
ソラちゃん「知らなかったです!いろんな料理があるんですね!」
ヨヨさん「ヤーキチュンチュンという伝統料理もあるのよ。ミラーパッドで見てみましょう。」

カバトン「来いッ、プニ鳥!お前なんて焼き鳥にしてやるッ!」
キュアウィング「臨むところだ!お前こそ焼豚にしてやる!喰らえ、ひろがるウィングアタック!」
キュアプリズム「ツバサくん燃えてるよ〜!焼き鳥になっちゃってるよ〜」

ツバサくん「そういえば、ローギコーオというおいわい料理もありましたね」
ましろん「なにそれ?」
ヨヨさん「ミラーパッドでみてみましょう」

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