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2021年8月、現在地別のアドバイス

8月も終わりますね。
この時期、色んな方がいらっしゃると思います。

来年の受験を見据えて今年から勉強を始めた方、
数年の受験をしているが今のところ一校も筆記試験を突破していない方、
筆記は通過するのに面接で合格をもらえない方、
とりあえず最近勉強を始めたけれど、何から手をつければいいかわからない方。
様々だと思います。


上記のパターンに全て当てはまるとは思っていません。

8月に個別のZoom相談を行った方は、下記よりさらに深く具体的なアドバイスをさせていただきました。
ですので、自分の現在地は分かったけど、より自分にぴったりのアドバイスが欲しいという方は個別にご相談いただければ、それぞれの状況によって必要な話をさせていただきます。

それを前提に、下記の文章をお読みいただけると幸いです。

①筆記は通過するのに面接で合格をもらえない方
(面接複数回不合格)

⚠️この項目は結構辛口なので、そういうのが嫌いな方、読んだら怒りそうな方、拗ねる癖がある方は読まないことをお勧めします。(読んだら自己責任でお願いします。)

このゾーンにいる方はあと少しですし、この時期の過ごし方が今年の勝敗を分けてしまうので一番最初に書かせてください。

面接を何度受けても合格しない場合、
あなたの日頃の「態度」を見直した方がいいかもしれないです。
(全員とは言っていないです。もし自分が該当するかどうかわからない場合は個別にご相談ください。これが唯一、面接に受からない理由という意味でもありません。)

本当に、偉そうに言って申し訳ないのですが、
結構、(天然で)態度の悪い人」多いです。

天然で態度が悪いし、拗ね癖があるし、人の話を素直に聞けないし、
“必ず自分が正しい“という考え方を手放せないし、つけ上がる癖があるし、
自分を肯定してもらえないと攻撃する癖がある人がいるので、
(全員とは言ってないよ)
一度、立ち止まって信頼できる人にフィードバックもらうなり、
もしも自分でできるならば自分で自分の態度を振り返った方がいいと思います。

↑このことは、一歩間違えれば誰にでも起こりうることです。
私もあったから気持ちはすごくわかります。(まぁまぁ痛い人でした笑)
決してあなたを責めるつもりで言っているわけではなく、
面接に受かるためには見直した方がいいよ!
さっさと受かって好きなことをしようよ!
という意味で言っています。
これはあなたの現在の「状態」であって、あなたの元来の「性格」とは関係ないです。
そうなっちゃう事情があったと思います。
ただ、それが合格を妨げているかもしれないから、一度見直そうね、という意味です。


面接で受かる人って、
とっくの昔に学士編入の面接で必要な事柄
(面接で言っていいこと、よくないこと)への
情報収集は終わっていて、あとは練習だけしています。
(めちゃめちゃ素直な方が多いから、合格に必要な情報をかなりたくさん集めてくるし、書かれてあることを自分なりにすぐに実行するし、分からないことがあれば合格者にすぐ聞くし、自分の考えに固執しない方がすぐ合格していく体感があります!)

けれども、その情報にたどり着いていない(あるけど読もうとしていない)
ということは、自分の「正しさ」を証明したいという状態に今なってる可能性が高いです。

面接官も人です。
自分の正しさを証明したいだけの人や態度の悪い人を合格させたいとは思いません。
そこを、今このタイミングで自分と向き合った方が、さっさとこの受験から抜け出せると思います。


②今年初めて筆記試験に通過した方
面接対策どうしよう?という方(面接に1、2回落ちてしまった)

信頼できる合格者にご自分の面接原稿を見てもらいましょう
多分、面接で言うべきことを言えていない可能性があります。
学士編入の面接では、決まって「こういうことを聞きたい」という典型的な質問があっていて、それに対する答え方にもコツがあります。
そこをしっかり押さえた上で面接対策をした方が合格に早くたどり着けると思います。

面接でこういうことを言うといいよ!というのはこちらで書いていますので、
参照ください。


③今のところ一校も筆記試験に通過していない方

とりあえず、志望動機書とか面接対策とかは一旦横に置いておいて、
筆記試験の対策をしっかりしましょう。
筆記試験に一定期間集中することが大事な時期に差し掛かっています。
計画を立て直して、「本番でいかに点数を取るか」ということに集中しましょう。

追記:2年くらいやっても筆記試験に一校も通過してない方は以下のことを見直してください。
・“医学部学士編入“以外の勉強をしていませんか?
→無駄に「教養をつけよう」と思って資格の勉強をしたり、英会話をやってみたり。特別な理由がない限り、基本的には“教養をつけるため?に“他の勉強を同時並行でやることはオススメしていません。教養程度の勉強と同時並行できるようなレベルの受験ではないので、「医学部には一生行けないこともあるかもしれない」という覚悟を持って教養(?)の勉強はやった方がいいかと思います。そんなに甘くないです、この試験は。教養の勉強は医学部入学後にいくらでもできるので、今は受験勉強に集中した方がいいと思います。
・“受験勉強“以外のことに時間を使っていませんか?
→最初は受験勉強の資金にするために始めたアルバイトでも、いつの間にかアルバイトが中心の生活になっていたり。「今年一年ってなんの目的で過ごしているんだっけ?」といつも思い出してください。目的を見失えば当然、楽な方に流れていきます。
・受かる見込みのない大学に出願して、時間とお金を無駄にしていませんか?
→「受けるだけなら」いくらでもこの試験は受けられます。ただ、「受かるか」というのとは話は別です。誰だって、カッコいい名の通った大学に行きたいです。けれども、自分の本当の目的はなんですか?その大学を目指して、ここ数年で行けるという勝算はあるんでしょうか?正直、地方の医学部でもかなり厳しい戦いです。まずはそこの筆記に突破してから先のことを考えてください。自分を高く見積りすぎて何年もここで無駄にするよりも、どこでもいいので1ヶ月でも早く受かった方が、自分の心の安定に繋がります。

当たり前のことではありますが、当たり前のことを敢えて言わせてもらいました。私に直接意見を求めない方に対して、私から「多分、それ方向性間違ってるよ」というのは違うと思うので、自ら進んでそういう話はしないようにしています。私に直接意見を求めたならばフィードバックは喜んでさせてもらいます。

上記は、ほぼ筆記受からない人たちのパターンです。
ご自分がそこに当てはまっていないか見直し、もし自分で分からない場合は他の人に意見を求める勇気を一瞬だけ出して、さっさと合格してこの受験を切り上げることをオススメします。

④来年の受験を見据えて今年から受験を始めた方

この時期から本格的にやるのであれば、やることは以下の通りです。
・志望動機を一度固める、信頼できる方に添削をしてもらう
(これが今の時期にできた方は来年の合格はかなり可能性が高くなります)
・推薦書を書いてもらう方に連絡をとって事情を説明しておく
・必要な教材を揃える
・今後受験で相談できそうな合格者を探す、自分に合う合格者を探しておく
・来年の前半校の筆記合格を見据えた勉強計画を立てる
・1日1時間でもいいから勉強を始め、徐々に増やしていく
・どこでもいいので、一度願書を取り寄せて必要な書類を練習で書いてみる

これらは、私が受験0年目にやったことです。

⑤ とりあえず最近勉強を始めようと思ったけれど、何から手をつければいいかわからない方

そもそも医学部を受験するのか、
再受験か学士編入か、
悩んでいる方だと思います。

とにかく、いろんな人に話を聞いて周るのがいいと思います。
そして大事なことは、人の話を聞いて「自分はどう感じたか
をノートに記しておくことです。

結局最後は自分で決めないといけません。

ですので、「自分はどうしたいのか」「何を感じたのか」
という部分を言語化しておくのは非常に重要なことです。

ここをしっかりできておくと、
受験勉強を始めた後、ブレることが少なくなってきます。
ブレたとしても、当初のノートを振り返って自分の初心を思い出すことができます。


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以上となります。
②③に関しては、noteでかなり詳しく書いています。
既に対策方法は存在しますし、いろんな合格者の方もたくさんのヒントをブログに書いてくれているので、そこをしっかり読んで自分なりに吸収して実行していけばいいと思います。

問題は①④⑤です。

①が一番重症です。
この受験沼から早めに出ないと、本当に先が見えない戦いになってくるので、
このタイミングで一度ご自身と向き合うことを強くお勧めします。

私から個別にフィードバックして、少しずつ改善に持っていくこともできます。
ただし、ご自身で心の準備は必要だと思います。
心の準備なしにこういう話を聞いても、単に拗ねて終わるだけだと思います。
(拗ねることが悪いことだとは言ってないです。私もたくさん拗ねてきたから
気持ちはわかります。わかるからこそ、「さっさと見直すと、さっさと最終合格もらえるよ〜!」とも言いたいんです。)


④は早めに自分の戦略を合格者と話し合って決めた方がいいと思います。
まだ8月だと思ってフラフラしていると、あっという間に来年の受験時期が来ます。

⑤は受験をするかどうかも分からないと思いますので、
今はしっかり色んな考えに触れておきましょう。
この時期に集めた情報や作った人脈が、今後の受験や人生に生きてきます。



編集後記

正直、この記事を公開するかどうか迷いました。
全然知らない、文脈の読めない人に「偉そう」と言われるのも嫌だし、
自分も辛口の記事を書いていていい気分はしなかったし、
態度の悪い受験生に自分のサービス使われるのも嫌だし
(基本、喧嘩腰の人はサービス利用お断りさせてもらっています。お互い嫌な気持ちになるし、私もそこに自分の人生の時間を使いたくないので)。

ただ、中には「本当に天然で、悪気がなくて、でも口が勝手に言っちゃうんです。」という、『隠れ素直で、でも防衛機制からついつい人を攻撃しちゃう人』もいたりすると思います。で、そういう方は、私と1時間くらいお話ししたら結構よくなります。私からヒントを得て、最終合格に生かしてくれています。
今回は、そういう葛藤のある方向けに何かできたらいいな、「大丈夫だよ、今はただの“状態“だから変われるよ」ということをお伝えしたくて記事を公開させてもらいました。

この記事が、少しでも今面接で行き詰まっている方に“正しい解釈で“届くと嬉しいなと思っています。

サポート頂いた分は、次の記事を書くための活動費にさせて頂きます!どうぞよろしくお願い致します!!