なんで人は離職するんだろう。

こんにちは、怠惰な優等生・樋口です。
休みの日くらいはいくつか書いとかないとこの先がきついのに、未来の自分をいじめていくスタイルですね。明日は仕事です。

今採用をやりながら思うことではありますが、人を採用しても人って辞めて行っちゃうんですよね。
現職みたいにベンチャー企業だとよくあるのではないでしょうか。
営業職をやっていた時にも、業界ではかなりの人が会社を動いている話を聞いていたので、ここ最近は本当に離職が多いんだなと肌感でも感じていました。

人事という立場や、現場という立場から、なんで人は離職するのか、ちょっと考えてみたいと思います。

離職の理由って結局何が一番多いの?

理想の離職理由は、現職ではできない、やりたいことができたから、だと思っています。
そんなポジティブな理由だったら是非とも背中を押してあげたいところですよね。それは頑張ってください。
実際に現職の新卒入社の人でもポジティブな理由で転職して行く人もいました。寂しかったですが、純粋に応援してあげたいと思いました。

本音と建前があるけど実際はどうなんだろう。

でも実際のところ、離職理由ってネガティブなことの方が多いと思うんですよね。
私がヒアリングした中では以下が多く感じられました。

①人間関係
②評価に納得ができない
③給与が低い

私のヒアリングのバランスが悪いのかとも思いましたが、ネットで調べても上記は本当に多いようですね。

①の人間関係に関しては、同僚とそりが合わないというよりは、上司との折り合いが悪いという理由の方が多いイメージでした。
特にベンチャー企業のように、プレイングマネージャーが多いと、新卒社員や未経験入社の中途社員などは、満足に教育もしてもらえないので、余計に思うかもしれませんね。
マネジメント経験がない人が多いからこそ、いわゆる人間性のような部分でも未熟な人が多い可能性もありますね。

②の評価に納得ができないことに関しては、本当に残念ではありますが、評価者のお気に入りだと成果が低くても評価されるという事実や、評価制度がしっかりとしていないが故に、マネジメント層であっても、マネジメントの実績よりも営業成績をみられることがあり、余計に感じることもあるかもしれませんね。
そのような状況だと、若手社員も昇格したいと思わなくなる可能性もあります。実際に他者に転職した同期や後輩からは、現職では昇格したいと思わない、しても意味がない、というように言われました。
なんで私がその状況を知っているのに現職に留まっているのかはまた別のお話で…。

③の給与が低いことに関しては、他社の状況を知らないのでわかりかねますが、採用をやっていると他社との比較ができる上に、本当にそうなんだなぁと思っていました…これに関しては本当に個人的なお話。

いやはや、個人的には、自分の市場価値(つまりお給料)がいくらなのか、疑問なところですけどねぇ…
またいろんな人の評価を拝見させていただいているが故に、お金ってよくわからないなぁとも思いました。本当に。

この辺もいつかインプットしてアウトプットまで持っていきたいところですね、頑張ります。

じゃあどうやったら離職を防げるのかな。 

とはいえ、やはり社員がやめることは悲しいもので。どうやったら防げるのかをここ半年くらい結構考えていました。

人間関係にしろ、評価にしろ、企業にはそれぞれ独自の文化があると思っていて、その文化とのミスマッチが影響としては大きいのではないかと思うんですよね。

たとえば、仕事自体はあまり面白いと思わないし、やりがいもないけど、人がいいから10年続けられたっていう方もいらっしゃると思います。
それはきっとその人がその社風にすごくマッチしていて、同様の人が集まっていたから成り立っていたんだと思うんですよね。

たとえば、企業の考え方と自分の価値観がかなり近しいから、普段の行動やそこから生まれる結果が、最終的に会社から評価されるので、その結果給与も上がって不満が少ないっていう人もいらっしゃると思います。
ベースの行動習性が似ているととても働きやすいんだろうと思います。いいですね。

そこから逆算して行くと、企業の文化とのマッチングが一番大事なのではないかと思います。
ただ、離職が相次いでいる企業では、その文化が言語化されていないこともあり、採用時点で候補者の方と共有ができていないんだと思います。
まさに現職がそんな感じです。なんとか変えていきたいところですね。

最後に。

最近組織を良くする、ということを考えると全てが組織文化に行き着いている気がします。改めて本当に大事なんだなぁと思いますね。

大手企業の方にはあまり必要のない話かもしれませんが、移り変わりゆく世の中では必要なのかなと思っています。

まだまだインプットが足りていないので話が薄っぺらいですが、少しずつまともなnoteをかけるようにこれからも精進していきたいと思います。

最後まで読んでくださった方の人生に少しでもプラスになりますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?