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「具体と抽象」「マクロとミクロ」「問題と課題」など...ビジネスで「誤解」「間違い」「混在」に気をつけること

仕事をしていると、「もっと具体的に」「抽象度をあげると同じカテゴリに」といったことや、「マクロ視点(ミクロ視点)で見ると」、「それは課題ではなく問題では」といった話に遭遇することがあると思います。

上で挙げた例以外にも、判断の境界線が難しい/人によってラインが違うといった話はあります。

今回はこうしたキーワード1つ1つを掘り下げるのではなく、こうしたケースがある前提で、仕事をする上での注意点や進め方について話したいと思います。



わからない/わかりづらい場合はしっかり調べる

仕事をする上で、とりあえずわかるところから取り掛かるという場合もあります。自分の慣れた領域ならそれも一つですが、そうでない場合はまずは少し時間を使ってでもしっかり調べて内容を理解しましょう。

例えば「問題と課題」。

これを同義/類語として認識しまう人をちらほら見かけます。これは同義/類語的な扱いであることを正として情報が発信されたり、使ったりしている人が一定数いるため勘違いを生んでいます。
こうしたケースの場合、言葉が違うのだから意味も違う可能性が高いと思い、最初に調べるようにすると、罠にはまらなくなります。

検索して調べるでもいいですし、ChatGPTなどの生成AIを利用するのもよいかと思います。


関係者で認識を合わせる

次に重要なのは、自分が調べてわかった内容を元に、関係者で認識を合わせて話すことです。

問題と課題の認識が違えば話が噛み合わなかったり、抽象化と具体化の認識が違ったらカテゴライズなどの考え方がずれ、どれも話が平行線になります。もしくは、だいぶ進んでからチーム内で一定数の人が想定していたものと違うという話をすることになります。


間違ったらすぐ軌道修正する

ここまで2つほど挙げてきましたが、正直それでもミスすることもあれば、チーム内で共通認識をとったはずがそれでもずれていることもあります。

こうしたミスやずれは起こるものとして、いかに早く気づいて軌道修正できるように構えておくことも重要です。

最初から100点は無理なものの、見ている方向性さえ合っていれば、多少のずれは大きな損害なく軌道修正して進めることは難しくありません。


以上、ビジネスで「誤解」「間違い」「混在」を生まないために気をつけることでした。
書いておいてなんですが、私もまだビジネスの現場で今回挙げたようなケースで失敗することもあります。どんどんトライしながら修正し、よくしていく意識を持って進めることが重要かと思います。

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