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「生きにくさ」という亡霊が張りついています。

一番分からない。自分が何を考えていて、どうしたいのかが。いいことをしようとか、身のあることをしようとか思うのも本当なのに、ブレーキが効かなくなるとくだらない人間になっている。そんな自分が汚らわしくて仕方がない。

この心がもし、病的なら治せる特効薬が欲しい。心底、誰かを愛せる人間になりたい。
当たり前のことができない自分を棄ててしまいたい。

最近気づいたこと。愛っていうものが、イマイチ分からない。所詮、人類みな他人で、距離が開けば忘れられる程度の存在。誰だってそう。好きも嫌いも、数十年後には曖昧でどうでもよくなっている。

だから怖い。何を信じたらいいのか分からなくなる。自分を信じられない。他人も信じられない。いつも決まって、「生きにくさ」という亡霊が背中に、心に張り付いている。みんな、どう生きているんだろう。どう生きていても辛いのはどうしてなんだろう。
こんな私じゃ、愛されない。愛されないのはきっと、当たり前。

「そのまんまの私」は、私の中にいない。少しでもまともに見えるように必死でごまかす、顔と心。気を使うのが当たり前で、機嫌を取るのと顔色をうかがうことばかり上手くなっていく。「これ以上言ってはダメ」の境界線が、なんとなく分かって萎縮する。そんな心配をしなくていいような、怒らない人と一緒にいたい。大人な人のそばで羽を休めたい。

寝たいときに眠る。起きたい時に起きる。それができたら。「寝ないと」や「起きないと」というhave toな考えではなく、want toな自分であれたら。理想の自分は手の届かないところにいるみたい。何年経ったら、掴めるのだろうか。

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