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パリお外ごはん Aux PLUMES (パリ節約自炊生活番外編)

こちらは14区のカタコンブ・ドゥ・パリ近くにある、日本人シェフの経営するフレンチレストラン。コンパクトな店内ながらこの日は地元の皆さんで満席、とても賑わっていました。お料理も大変美味しく美しかったのですが、お水やアミューズなどちょっとしたところに可愛らしい心遣いを感じました。

店名:Aux PLUMES
住所:45 rue Boulard 75014 Paris

Denfert-Rochereau駅から歩いて5分ほど、途中には賑やかな市場のような通りもありお店に着くまでも楽しめます。小さな間口の店内ですが、とても可愛らしいインテリアです。

ディナーメニューは、前菜・メイン・デザートで38€か、メインをお魚とお肉の2品とって50€から選べます。この日は前者をいただきました。(メニュー名はシェフの説明を思い出しながら書いているので、正確ではないです)

ワインの他にお水をお願いしたところ、こんなに可愛らしいフレーバーウォーターが!お水を頼むと、デキャンタ入りの水道水かボトル入のミネラルウォーターが出てくる事が多いので、このフレーバーウォーターにはテンション上がりました。

◆アミューズ
見た目が可愛らしすぎる♪ こちらは鉢植えではなくアミューズです。ドレッシングで和えたパプリカや根菜サラダの上に、黒いカレー風味のスパイスを塗したクスクスが乗っていて、小さな葉っぱがちょこんと乗せてあります。見た目の可愛らしさと、スパイスの風味が食欲をそそる一品です。

◆前菜
写真上は焼きナスとチーズ、生ハムのマリネ。ほんのりと香ばしさをまとった焼きナスとチーズの濃厚さ、そして生ハムの塩気が絶妙に合っていて大変バランスの良いお味でした。焼きナスがどことなく日本の秋の香りがして繊細で見た目も素敵な一皿です。
写真下は程よく火を入れたサーモンと赤カブ。生でもなくソテーでもなく、絶妙な仕上がりになっていました。

◆メイン
写真上は今日の炭火焼、この日は豚の肩肉でした。炭火焼はその日によって変わる様なので、色々と楽しめそうですね。
写真下は羊のローストとさつまいもの様なごぼうの用な不思議な食感の野菜と梨のムース。肉汁を残してローストした羊の旨味と、梨の優しい甘さがとても良く合っていてとても美味しかったです。

◆デザート
写真上は洋酒に浸したクグロフ、写真下は今が旬のイチヂクとクリームチーズムースとカリカリ。イチジクの爽やかな甘さとクリームチーズの濃厚さ、そしてカリカリの食感が良く会うバランスの良い一皿でした。

店内もお料理もとても可愛らしく、日本人シェフらしい工夫が随所に見られる素敵なお店でした。また伺いたいと思います。

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