自給自足生活とは
自給自足生活を、最強の節約生活と思っている人もいるかもしれないがそれは少し違うと思っている。
私の考えでは、自給自足生活とは自分の身の回りのことを最初から最後までやり遂げる生活のことだと思う。もちろん自然の力を借りるのだけれど、他力は最小限に。自分手でやれる事は自分でやる。
お金をかける事は誰かにやってもらうということでもある気がする。
自分ではできないことをお金と交換して誰かの力を借りている。
だから、自分ではできないことにお金をかけることには価値を感じる。
ありがとうの気持ちでお金を払えるしね。
結果的には自給自足生活をすることで節約になっている事はある。
だけど、お金を出して買った方が楽な事も沢山ある。
だから、「楽して生きたいから」や、「お金のため」にこの生活を選んでいるわけではない。
すべては家族との幸せのために。
それからもう一つ。
この生活は様々な我慢をしているのでは?
と、思われがちだけどそう思った事はない。
最初から何も上手くいく訳じゃないので大変な事は多々あるけれど、それを喜びに変えられる。
そして何でも自分の力で生み出せる自由さが無限にあると思う。
この生活が我慢だと思う人は単純にこの生活が向いていないだけだろうし、たまたま私はこの生活が自分に向いていたんだと思う。
人に得意不得意があって、仕事に向き不向きがある様に、ライフスタイルも自分にぴったり一致した時には心地よさが格別なんだと思う。
理想の自給自足の形
今年になって、何となく見えて来た畑部門の自給自足の形がある。それは、基本は自分達が食べる為の野菜だけどたまには余ってしまう事もある。
そんな時には、それを販売して得たお金で自給できないものや外食を楽しめたならそれも一つの自給自足の形なのではと気付きを得たのでまずはそこを目指してみようかなと考えている。
自給自足は自然との共存
自給自足と言えども自分たちが暮らせればいいと言うものでもない。
自給自足なんていっちょまえな言葉を使っているけれども、この生活ではエネルギーでも野菜でも家でも自然からの恵みを頂いている。
私達は地球を間借りしている生きている人間。だからこの暮らしは自然との共存の追求でもある。
地球や自然界から、私達の営みが認められた時自給自足生活が完成したと言えるのだろう。
その日が来るまで、そしてその日が来ても変わらずに、自給自足な日常は続く。
サスティナブルな暮らしを、一緒に実現していきましょう!