2時間だけの子供の頃の夏休み
大人になると未来を予想してしまって、今この瞬間よりも、未来の時間を生きている私達大人。
「今これをやっておけば、明日が楽になるから。」
今洗濯しておかなきゃ、明日は雨だから。
今夕飯の支度しないと、旦那が帰ってくるから。
明日は仕事だから、今日は飲み過ぎない。
など。
そういえば、子供の頃ってそんな時間的な制約がなかったから、お腹が減ったら食べて、眠たくなったら歯磨きもしないで寝て。
そんな「今この瞬間にやりたい事」を次々と叶えている夢の時間だった様にも感じる。
その裏には実はそれに協力してくれていた親の背中もあったのだろうけど。
ワンオペ育児後半は、自分の生理開始も重なってどうにもやり場のない気持ちでいっぱいだった。
「今これが進まないと、明日はもっと大変になってしまう。」
そんな感情MAXの時に、思い出したのだ。
子供の頃の夏休みを。
そして、それをしよう!と意識する訳でも無く
たった2時間だけだったけど、誰にも言わずにそれを実施していた。
私の子供の頃の夏休みを。
用意された夕飯を食べて、飲んで、歯磨きも忘れて寝て。
そしたらなんだかやり場のない気持ちは、
起きた時にはどこかへ去っていた。
翌日からはケロっと普段の自分が戻ってきていた。
お帰り、いつもの私。
ありがとう、子供の頃の私。
たった2時間だったけど子供心が大人の私を救ってくれた。そんな私のちょっとした夏休み。
サスティナブルな暮らしを、一緒に実現していきましょう!