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入梅

恵みの雨の季節がやってきた。
水を蓄える大切な気象現象だが、じめじめは辛い。

湿度が高くて困ることが3つある。


1つめ 匂いが空気中に充満する

草木などの植物の匂いは良いが、あらゆる薬品や工業製品や排気ガスの匂いが特に気になる。

最近ちょっと思ったんだけど、みんな水は美味しいものを求めてお金を出すのに、空気にはわりと無頓着なのでは…?


私も運転する側だからあまり騒ぎたくないが、粉塵やガスを排出して走る車の導線である道路と、同じ目線の高さで暮らしていてヒト類は大丈夫なんだなぁ〜と今更考えている。

食べ物や身体につかうものには、毒性がどうの、発ガン性物質がどうの、と表沙汰にするのに。

例えば、車が走るところを一段低くしたらどうか(人間がいる場所を嵩上げするのでもいい)

少なくとも顔面に排気ガスを浴びることは少なくなるだろうし、巻き上げる砂埃を吸い込む可能性も下がる。

洪水級の大雨の時は、その低い道路が水路となり、治水に役立つかもしれない(ゲリラ豪雨の時車が水に浸かって故障するかもしれないけど)


2つめ 洗たくものが乾かない

私は一度使ったタオル類はすぐ洗濯機に入れてしまうので、一日乾かないだけで、バスタオル5枚の負債が生じることになる。

もちろん普通の洗濯物も五人分あるのでそれらすべてが滞る様子は地獄絵図だ。

これは2年前乾燥機を導入したことで解消され科学の力に感激したが、洗濯機に比べて終わり時刻が計算し辛いのと、電気をゴウンゴウン使っていそうなヤバそうな音がするのが玉にキズ…

3つめ 髪が踊り狂う

髪に対してはわりと結構なコストを支払っているはずだが(お坊さんが剃髪することの意味がわかる)雨のしずくに触れたら最後、すべての努力は水の泡。

先日友人がLINEで「天パはハゲないらしいよ」と慰め(…?多分)てくれたけど、なにをどうしても、仕事を終えて帰宅する頃にはフローライトMVの米津玄師さんみたいになる。


天才アーティストが無造作ヘアなのはイケている


が、私のようなものの髪がウネるのは朝にヘアセットの時間が作れなかった残念な生き物にしか見えない。

科学の進歩が切に待たれる。