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地獄で仏[弐]

実は、ちいかわとは初対面じゃない。
存在自体は一年前くらいに知っていた。
テレビだかネットで、ちらっと本編を見たと思う。


……「なんや、ワケわからへんな…」
その時は、そう思った。

しかし今回はちゃんと世界を知りたかったので、
Amazon Primeでアニメを1話から見た。

結果、すごく良かった。

途中見ながら尊すぎて泣いた。
(ハチワレが穴に落ちる話)

以下感想!

【アニメちいかわのここが好き】

1位 無駄がない

2位 テンポが絶妙

3位 ハチワレが健気で応援したくなる

    うさぎが奇想天外でワクワクする

          ちいかわがピュアでキュンとする

4位 喜怒哀楽の表情描写が豊か

5位 ビターなストーリー展開

《全体を通じて》とにかく毎カット、キャラクターが可愛い!
手足の動き、後ろを向いたところ、表情の変化、すべてが愛らしい!!!!!!

(細かいあれこれ)

無駄がない▷一分半アニメ(本編は一分ほど)なので、前週の振り返りや予告がほぼゼロに近い。

配信で見てるとこれが非常に心地よい。

物語も唐突に始まるが、その唐突感が逆に日常の中の一コマを覗いている雰囲気でまたいい。


テンポが絶妙▷動画の秒数管理が技有り。余韻を残せるギリギリのタメ、とか、グダる隙を与えないエンドマーク、とか(ヤマオチ無しの平和なストーリ回の時も多い)

この間髪入れないテンポで、もう少しだけ見よう、あと1話だけ見よう、と見続けてしまう。


メイン3人の性格が好き▷推しはうさぎ。堂々としていて、力もメンタルも強く(3人の中で)て、友達にだけ優しくて、いつだってご機嫌そう。見てるとワクワクする。大好き!

ハチワレは、とにかく健気でまっすぐ。本当にドキドキするぐらい、まっすぐ。ハチワレがピンチになると、頑張れって応援したくなる。

ちいかわは純粋で、すぐ不安を感じて涙目になっているが、危機管理能力高いなこの子は、と思って見ている。震えながらも嫌なことには嫌だと主張したり、怖いものに応戦したりしている姿にキュンとする。


表情豊か▷ちいかわが泣く前に、ちょっと不安になったり、後ずさりしたり、涙がふわふわっと溢れたりする段階の細かさ、キャラクターが食べ物を食べている時の食べ方や表情、ちいかわとハチワレが一緒に過ごしている時間の安心感やノリ、楽しい感じ。喜怒哀楽の表現がとても丁寧。

喜怒哀楽を出さないことが大人としての振る舞いだと思ってるけど、もっと人生において自分の感情を大切にしたほうがいいのではと、この作品を見て学んだ。


ビターなストーリー▷巷にあふれるマスコットキャラクターたちと違い、ちいかわたちは働いて日々を暮らしている。(日雇い労働)
欲しいものは一生懸命お金を貯めて買っている。
ささやかに暮らしているのに、ある日突然の災難に襲われる。
現実社会に似た彼らの境遇に親近感が湧き、頑張ってる彼らを見て、自分もやれるだけやってみようと素直にポジティブに思えてくる。


すっかりちいかわ沼にハマった。
来年のカレンダーはちいかわに決まり。

ソウルフード『チャリ(ル!)メラ』も買った。
このCM好きすぎて今毎朝見てる!


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