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【タイガーマスク Op6】南米の血まみれの星 スター・アポロン

スター・アポロン

登場話:第31話「大雪山の猛特訓」 第32話「必殺技誕生」 第33話「世紀の対決」 第68話「幻の黄色い悪魔」
「南米の血まみれの星」と恐れられるスター・アポロンとウルサス・アポロンの兄弟が来日。記者会見ではビール瓶を噛み砕く弟ウルサスの脇で、「飛行機から見たフジヤマは美しかった」「日本の神社仏閣を楽しみたい」。記者にタイガーマスクについて聞かれると「その名を聞くだけでぞっとしますなぁ」と発言。記者たちは「"血まみれの星"とは弟のことで、この兄はたいしたことないのでは?」といぶかる。
試合では弟ウルサスが反則技の連発で日本人レスラーを沈める一方、兄スターはゆったりと京都・奈良の観光。

弟ウルサスが、タイガーマスクの必殺技ウルトラ・タイガー・ドロップで敗れると、リングに上がり「私がぞっとするのは、タイガーの泥臭い反則に対してだ」とタイガーマスクを挑発。怒ったタイガーマスクの空手チョップを真剣白刃取りで難なくかわす。「バカの一つ覚えの空手チョップなど、私には通用しない」とタイガーマスクに挑戦。

タイガーマスクとの試合では、次々に美しい正統技を繰り出してタイガーマスクを翻弄し、3本勝負の1本目を難なく奪う。

2本目もその正統技でタイガーマスクを圧倒し、タイガーマスクは敗色濃厚だったが、ジャイアント馬場のアドバイスで必殺技を決めるチャンスに気付いたタイガーマスクに、一瞬の隙を突かれてウルトラ・タイガー・ドロップを決められ失神。3本目に入っても起き上がれず、そのままタイガーマスクの逆転勝利。
試合後、タイガーマスクとスター・アポロンは、互いに名勝負をたたえ合うさわやかな幕切れとなった。

しぐさや発言がいちいちキザだが、それが嫌みに聞こえないほどにそのプロレスの実力は圧倒的かつ芸術的。
CVは後に虎の穴のボス=タイガー・ザ・グレイトを演じる鈴木泰明。

作品解説

右手を挙げたポーズは観客の声援に応えるポーズのつもりだったが、コスチュームとの兼ね合いもあって、体操選手のように見えてしまいます。
リング外ではおしゃれなスーツを着こなす紳士スタイルなので、そのポーズでもよかったなー、と思います。

<次回作品・・・・ミスター・カミカゼ>

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