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はじめまして、または、あらためまして

目の前に、まるで真っ白な画用紙と32色のクレヨンを渡してもらった子どものような気持ちで、今こうして文章を書き始めています。

はじめまして。そして、いつもつながってくださっている方は、あらためまして。保健師、看護師の佐々木ゆにです。

わたしは、2023年11月に minamoというオンライントークルームを開設し、日々さまざまなお話をお聴きしています。

心身の病気や障害等のお悩みや、生きづらさについてはもちろんのこと、日常のお話し相手としてご利用くださる方もいらっしゃいます。
文字通りどのようなお話でも、安心して言葉にできるような空間をつくりたいという思いから生まれたのが、minamoです。


そんなわたしですが、普段 Twitterで、佐々木ゆに(@yuni_sasaki)と、ゆに(@utatane_nemui_)という、ふたつのアカウントを動かしています。


小鳥のさえずり、という人類が思いつく限り最高の名前だった SNSの名称変更をどうしても受け入れられないまま、早くも数か月が経ってしまいましたが、きっとわたしはこれからもTwitterと呼び続けてしまうのかもしれません。それは亡くなった祖父がJRを頑なに国鉄と呼び続けたのと一緒です……

なんて、話が逸れちゃいましたが、

Twitterには140文字という文字数制限があるんですよね。
以前はあまり気にならなかったのですが、最近これが少し窮屈に感じるようになってきまして。

文字数制限自体は、課金システムを利用することで簡単に解消する問題ではあるのですが、ユーザーの多くは、140文字以内の文章を読むことに慣れてしまっているのですよね。
逆に言えば、それ以上の長さの文章を読んでいただくとなると、ちょっと負荷を感じさせてしまうことになります。

そこで、文字数制限からの解放と、読みたいと思ってくださった方だけに読んでいただけるような、自由なプラットフォームを探していたのです。

note、きっと最適解じゃないかなと思っています。



自己紹介と minamoについて

海のある街に生まれ育ちました。だからでしょうか。海に限らず、川、湖、水族館など、水のある場所にとても癒されます。でも全然泳げません。

看護大学を卒業後は、主に精神科領域で勤めてきました。病棟、外来、訪問と経験を重ね、下は7歳、上は104歳まで、さまざまなバックグラウンドをお持ちの方々と、そのご家族のケアをさせていただきました。

医療機関には、日々さまざまな患者さまが訪れます。訪問看護でも、日々さまざまなご利用者さまのもとへ、朝から晩まで車を走らせていました。

あるとき、ふとこんなことを思ったのです。

医療機関と繋がっている人に対しては、医療者が介入することができるけれども、医療機関と繋がれないまま、ひとりきりで苦しみや悲しみを抱いている人は、この国に一体どのくらいいるのだろう。

HELPを示さないからといって、その人たちが本当に大丈夫であるなんていえるのだろうか。むしろ HELPを示せないことの方が、より重大で深刻な課題なのでは。

それは、医療だけでなく、行政その他の相談機関であっても同様です。

当時勤めていた事業所の社長は、口癖のようによくこんなことを言っていました。「孤独と孤立はまったく違う。孤立は人を殺すから、絶対に人を孤立させるな」と。

この言葉がいま、わたしが minamoを運営している大きな理由のひとつでもあります。

孤立から「つながり」へ。そのためにできることがしたい。
シンプルですが、わたしの原動力はこれだけに尽きます。

たとえば Twitterでの発信も、もしかしたら HELPを出せない人にアプローチできるかもしれない。想いを受け取ってくれる人がいるかもしれない。そんな思いから、毎日小さなお手紙をお送りする気持ちで投稿しています。

確かに、自分ひとりでできることなんて限られていますが、できることがあるのなら、それは誠実に引き受けたいし、ていねいに積み上げていきたいのです。

わたしは、公認心理士でも臨床心理士でもありません。
でも、きっと看護師だからこそできることだってあるはずと思っていて。

まじめな話になってしまいましたが、minamoは、日常からすこし離れた、なんだかちょっと安心できる、対話を重ねながらそんな時間を一緒に過ごしていく場所にしていきたいと考えています。

ですので、minamoでは、悩みの有無にかかわらず、まずはどんなお話もお聴きすることにしています。それは、わたしが何よりも「つながり」を大切にしたいからです。

いつか、あなたとお話しできる日もそっとお待ちしていますね。


noteで発信したいこと

・メンタルヘルスや心理学に関連したトピックス
・日々思うこと
・プライベートについて
・Q&A

そうですね。お気づきかもしれませんが、隠し切れない見切り発車です(笑)
ただ、読んでくださった方のこころがほんのり暖かくなるような、すこし軽くなるような、そんなテーマで書いていく予定です。

FREE TALK の名の通り、自由にお話しできたらいいなというのと、こうして読んでくださっている方と、一緒に作っていってみたいなと思っています。


2023年のやりたいことリストの1つにあげていたのが、noteの公開でした。

ふう!なんとか、ぎりぎりセーフです。

読者の方がいてくださると、とても励みになりますので、どうぞこれからよろしくお願いいたします(=^・^=)


2023年12月28日(木)
minamo 佐々木ゆに

いただいたサポートは、オンライントークルームminamoの運営や、もなか&ししゃものちゅーる代として、大切に大切に使わせていただきます(=^・^=)