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ポジティブな性格でも、一人の休日は寂しい

私は一人の休日が苦手だ。

家でも外でも、一人の休日はとにかく寂しくなってしまう。
そのため、私はこの気持ちを紛らわすために、一人の休日はほぼ外出している。

何でこうなってしまったのかは分からないが、この問題が発生したのは大学生になってからなような気がする。

まあ、大学に友達がいないことが原因なのは分かっている。
私の人との距離感を見誤るクセによってどうしても遠すぎた距離の交友関係ができてしまい、友人関係にまで至らないのである。

そもそも連絡先すら授業で必要だったときに交換したぐらいで、自ら交換したのは記憶にほとんど残っていない。
もちろん最初は友達作ろうと話しかけたりしたけど、私のコミュニケーション能力が及ばなかった。

高校までの友達はいるが、みんな県外にいるため帰省するときにしか会っていない。
だから友達と遊ぶとなると、GWとお盆、年末、春休みくらいになる。


結果的に年中一人の休みだらけになる。

一人の休日の寂しさを紛らわせようとNetflixで映画を見たり、苦手だったメイクを覚えたり、ボディメイクを始めたりと行動はするが、どれも違う気がしてしまう。

最近では休みの日に一人でもできることとして、「美味しいお店探し」という趣味を始めてみたりした。
「LINE PLACE」で良かったお店の口コミを投稿するという楽しみを見つけたが、やはり何かが違うという気はしている。

この「問題のための対処をしているのに、対処できていない時間」が一番しんどい。
問題を解決できると思って行動したことが、解決に繋がってないため何をすればいいのか分からなくなっている。


「寂しいと感じるのは暇だから」ということも考えられるが、ここまで一人の休日があると、そんなこと言ってられなくなる。

幸いなことに時間はあるので、この「一人の休日が寂しい問題」についてあれこれ考えてみることにする。

まず、「どうして一人の休日が寂しいと感じるのか」について。

これはなぜだろう。
一人が寂しいということ自体は、人間の孤独を嫌う本能や欲求的なものだとも思うが、それで片付けてしまうのは何か面白くない。

そのため、これまでのことを思い出してみたが、一人で行動することにはあまり抵抗がないように思えた。


例えば、

  • 私は一人っ子で育ったためよく一人で遊んでいたということ

  • 学校でも女の子特有のトイレにみんなで行くイベントに参加せず、その間一人で行動することも比較的できるタイプだったということ


しかし、冷静にあの頃の状況を思い出してみると、今と違うのは「自ら一人になっていた」ということである。


大学生までのトイレイベントは、自ら「一人」になっていた気がするのだ。
あのとき私がみんなとトイレに行かなかったのは、私のトイレのタイミングではなかったからであり、その理由から自分の中で一人でいることに何も感じていなかった。

ということは、今は自ら「一人」になりたいと思って一人で過ごしているわけではないため、寂しいと感じるのかもしれない。


つまり、

  • 本当は誰かと一緒に過ごしたいけど、一緒に過ごす人がいないから一人でいる

  • 望んで一人でいる訳ではないから寂しいと感じている


誰かと一緒に過ごせるような趣味を見つければ、この「一人の休日が寂しい問題」は解決しそうな気もしてきた。


我ながら、自分がポジティブな性格をしていて良かったと思った。

精神衛生上のためにも、誰かと一緒に過ごせるような趣味を見つけてみようと思う。


孤独を感じるのが一番良くないからね。

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