33歳が会社を辞めて9ヶ月してどうなったか
自分自身を客観的に見るため、これから脱サラして独立していく人や夢を追う全ての人のために現状をつつみ隠さず書いていきます。
雇われずに小商いで食べれてます
9ヶ月間、誰にも雇われることなく生きてこれました。これは、自分で会社を辞めるときに、「今後は所属しないし雇われない」と決めていたのが大きいです。
社会に出てから10年近く雇われてきたノンスキルの人がどうやって自分でビジネスしていくのか?
不安でしょうがないですよね。止めておいた方がいいと思いますよね。
ところが9ヶ月後の結果は予想とは違いました。
人間ケツに火が付くとなんとかしてしまうのかもしれません。アルバイトやクラウドワークスで働くことは否定しませんが、アルバイトを雇っている店舗はなぜアルバイトが雇えるのか?クラウドワークスで仕事を発注している発注側はその予算はどこから来てるのか?
を常に考えることでアルバイトを雇う側、仕事を発注する側に回れる確率が格段に上がります。
一時的に雇われたとしてもそれはあくまで調査の目的であると割り切ることで、その先の目標に向かっていけると思います。
自宅で働くメリット・デメリット
メリットは、
・通勤の必要がない
・天候に左右されない
・体調を崩さない
・自分のペースで働ける
・人間関係のストレスゼロ
デメリットは、
・さすがにずっと自宅はそれはそれで辛い
・仕事に集中するとサラリーマンのペースとあまり変わらない(平日昼間から遊べたとしても、その選択肢を取りづらい)
・心を乱す人がいない分、成長できてるか不安になる
こんな感じです。メリットを享受したあとはデメリットが目立ってきます。直近で言うと、ずっと自宅はつらたんなので、カフェも挟んでいこうと思ってきました。
小商いの限界
バンドをやってた身からすると、自分の頭で考えたことでご飯が食べれるなんて夢のようです。
ただ、それが叶ってしまうと今度は次の話に移ります。
どうスケール(規模拡大)させていくか?
これがめちゃくちゃむずいです。
めちゃくちゃむずいと言うことは、やり甲斐があるとも言えます。
小商いの特徴は、
・頑張れば稼げる
・しばらくすると、売上増加より売上維持が目的になる
です。この後者がなかなか気づけなかったんですが、結局同じところをグルグル回っているような感じです。
これはこれで雇われている状況と似ているとも言えます。成長がない、革新がない、未来が開けない。
もちろん仕事とは日銭を稼ぐためという意味がありますがビジネスは別です。利益を出し、その利益を積み重ね、有望な事業に再投資し更なる利益を狙うというのが主たる目的です。
小商いは、ビジネスではなく仕事に収束してしまうという側面があるため限界がある、というのが結論になります。
小商いにビジネスの仮面をかぶせる
そうならと、やるべきことは起業です。ただし、起業は一般的に難易度が高いため大コケしたくない場合は、段階を挟むべきと思っています。
小商いにビジネスの仮面をかぶせるということは、小商いでも利益を積み上げ再投資していく仕組みを作るということです。
ここで選択肢に上がるのが、地方移住、物価の安い国への海外移住です。
会社の都合で転勤させられた、自分の好みで住みたい街に住む、と言うよりは、ビジネスのしやすい場所に身を置くという趣旨の移住です。
東京に住むのがビジネスとマッチしているならば、そうするべきですし、地方に住むのがよりマッチしているならそうするべきです。
もはや、何かをするのに怖気付いたりしてる暇はありません。ただし、もちろん何度決断しても不安は付きまといます。
全部失敗するかもしれませんしご飯が食べれなくなる可能性はいつまで経ってもあります。
その状況でも誇れることは、自分で決断していくこと、自分で選択をし自分の人生を歩んでいくことです。
自分で考えて一歩一歩進めていくのは本当に楽しいです。人生に不可欠な満足というものを得るのに1番簡単な方法かと思います。
ということで、現在地方移住を考え始めています。行動はする方ですが、石橋は叩くタイプなので、本当に東京を離れるべきかどうか慎重に考え決断します。
とは言っても環境を変えるのがいちばんの成長になると思うので、引っ越してマイナスになることはないかなと思ってはいます。
経費でものを買うという発想
これは最近やっと分かってきました。事業で売上があると、それに伴って経費も発生しています。
パソコン代、デスク代、椅子代、書籍代などなど
サラリーマン時代にはお金を使うとなったら財布から出ていってそれっきりです。ところが事業として、事業に関わるお金が出ていった場合は、財布から出て行きつつ節税効果が発生します。
こういうことか!と気付きます。
お金を減らしたくないのはビジネスでも同じなのですが、必要あるものであれば個人で払うよりは節税というメリットを享受できる分払いやすいんです。
ここから何がわかるかというと、
ビジネスをする上で、相手が経費を使える人なのかどうかというのはとても大きなポイントになります。
対象がサラリーマンであるなら経費は基本使えません。給料の中から、自身が欲しいものやサービスを購入していくことになります。
ところが対象が経営者だった場合はどうでしょうか。サラリーマンでは考えられない額の有料セミナー代や、会計業務を効率化する会計ソフト代、経営アドバイス代など、経費で落ちる分、お金を出しやすい部分があるのです。
もちろんそこにも競争は存在するのですが、サラリーマンを対象にするよりも難易度は下がる可能性は十分あります。
飲食店などを経営していたらわかりやすいでしょうか?
随分お金払いのいい人は経費で払ってるんだな〜と自然と気付けるかもしれません。飲食店経営してたら、自身が経営者なのでわかりますね笑。
対象を個人にするのか会社にするのか、というのはよく話に出ると思います。B to C、B to B、C to C、Bがビジネス、Cがカスタマー、C to Cはメルカリやヤフオクなどの個人間の取引を仲介するサービスになります。
今回話してるのは、対象が個人であってもその方がサラリーマンなのか経営者なのかによって大きく変わるということです。対象が法人の場合は、こちらが売上をあげた場合、相手がたの支払いは無条件で相手がたの経費になるかと思います。
まとめると、
個人を対象にするなら経費を使える経営者を対象にすること、
個人か法人なら法人を対象にした方が、お金を払ってもらいやすくなる、という話でした。
売上がイマイチ上がらないという人は対象を経費を使える人に変えることでうまくいくことがあるかもしれません。
経費を使える人を対象にしているビジネスを見ると、頭いいなぁ、と思うようになりました。
勉強をする
上でも話しましたが、売上の限界をひしひし感じるようになると、これはスキルとか云々ではなく自身の人間力の限界なんだと気付いてきます。
人間力を磨くには謙虚に知識や経験を得ていくしかありません。
最先端を勉強することも否定はしませんが、すでに存在していて変わらない知識やこの世界の成り立ちについて勉強していくことが必要と感じています。
幸い時間は沢山あります。書籍代も経費で落ちます。
個人事業主というのは、もしかしたら、成長しやすい環境なのかもしれません。
ビジネスを営んでる人は大体そうですよね、勉強したりやたら人に会ったり、サラリーマンとは違った動きをしています。
それはなぜなのか?
もちろん自身の利益を上げたいという面もありますが、自分自身が成長したい、それを自身のビジネスに反映したい、その結果社会にも貢献したい、という強い想いがあるんだと思います。
バンドをやってる時は気づきませんでしたが、バンドも売れていけば、最終的には社会に貢献することが大きな役目となります。
生きているということ、事業を営んでいくということは、その根幹に他者への貢献があるのは間違いありません。
お金に心を奪われずに、貢献した結果、報酬も増えていくというビジネスのあるべき姿、好循環に身を置けるよう精進してまいりますので、今後とも宜しくお願いいたします!
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