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千と千尋(カオナシは社会問題を表している?)


こんにちは、yuichiと申します

30代になって久しぶりに子供と千と千尋を見ました。

娘はもう1年生です。

昔、一緒に見た時は、まだ幼稚園の年中さん

くらいであまり理解してないように思えました。

現在はさすがに内容が分かる様子で一緒に見ていて

楽しめました。


顔ナシは何か孤独で暇な人を表しているようで

何か社会問題的な物を感じました。


「坊(ぼう)ちゃん」


ゆばーばの子供ですかね?

坊ちゃんのあの体と声とのギャップは可愛いですね。

子供は坊の声を真似をして楽しんでいました。


湯ばーばは坊ちゃんを大事に大事にしているのが

見て伺えました。可愛い子こそ旅をさせよ!なのにね。


大根みたいな神様 「おしら様」


千尋がゆばーばの所に行く時に手助けしてくれた

農業や馬の神様。


人間と深く関わる神様なので千尋を助けてくれた

のかなと思います。

となりのトトロに出てくるシーンで

めいちゃんがトトロにジロリと見られた場面を

思い出しました。


カオナシ


カオナシですが昔は、なんだかメイン的な感じで

好きだったのですがなんだか子供の用でほっとけないような

感じがします。


カオナシが外で雨に濡れているのを見た千はお湯屋の中に

カオナシを入れてしまいます。

普段かまって貰えないカオナシは嬉しかったんでしょうね。


千は同僚であるリンに薬湯の札を持ってきてと言われ番台に

行きましたが、

「千にはやらん」と番台の従業員に

言われてしまいます。


それを見たカオナシが薬湯の札を一個

取って上げます。


親切にしてくれた千のために何かしたかったんでしょうね。


札を渡すことで千が喜んでくれると分かったカオナシは

札を千の所に持っていきます。


しかし千に「ダメよ一個でいいの!」

怒られてしまいます。


カオナシはふてくされて自分が魔法で出した

金でカエルをおびき寄せ食べてしまいます。

(千と喋りたい一心で喋る事の出来るカエルを取り込んだのでしょうか?)


さらに他の従業員も食べられてしまいます。


食べてしまった従業員の邪心を表すかのように

カオナシは偽物の金で豪遊三昧、

お湯屋で好き勝手に暴れまくっていました。

(ゆばーばも偽物の金を見破れなかったと言う事は

顔ナシは実は、かなりの力を持っているのでしょうか?)


かまって貰えないカオナシは千を襲いました。


千によって泥団子(薬?)を食べさせられた

カオナシは邪心のあるカエルや他の従業員を吐き出し

元のおとなしい純真な心のカオナシに戻るわけですが、

千にかまって貰えなかった事でカオナシの中に少しの邪心が

生まれてしまいカエルを襲ったのかなと思います。


ゆばーばの双子の姉である、ぜにーばの所に行ったときには

仕事を教えて貰い、ぜにーばの手伝いをする事でカオナシは

生き生きとしていました。


カオナシは暇をもて余していたため誰かに

構って貰いたかったんですね。

暇とは恐ろしい物です。


なんだか会社を定年退職をして趣味もなく

孤独で暇な人を表している様な気がします。

暇なのって想像以上に大変だと思います。


定年退職をした後、今までやっていた仕事が急になくなり

人との接点がなくなる訳ですからね。


暇を持て余しているのなら顔ナシの様に仕事を覚えてもらって

働いて貰う事で日本の戦力になるのではないかと思います。


例えば高齢者と若者を繋げるビジネスなどや

知識や経験を活かし次の世代に向け情報発信して貰うビジネス等を

国として推し進めていけばいいのになぁと思います。


最近は簡単にyoutube等やブログ、SNSなどで情報発信できますからね。


本当に暇をもて余しているのはもったいない事です。


宮崎駿さんは社会問題についてを盛り込んだ作品が多い様な気がします。

こういう事かはわかりませんが

最後までご覧いただき有難う御座いました。

それでは!



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