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読んで頂きたい。性別格差の働き方問題

近年やっと都市部~ジェンダーレス男子、女子が受け入れられるようになってきておりますが、日本ではまだまだ世界各国から見たら相当性別格差の問題がある。

 2年前くらいの記事で「ジェンダーレス男子」について投稿致しました。
そこから今現在に至り、私は6月から地方の美容部員として働かせて頂く事になりました。

 採用に理由としては、ジェンダーレス男子という男性でも女性でもなく
中性という真ん中に私がいてその中性という部分が未だに地方では変人扱い。気持ち悪い、変。など受け入れて貰えなかった。
 その生きづらさを感じている私を社長は
「俺は昭和の人間だから男は男。女は女。っていう考えで生きてきた。でも君は男と女の真ん中に居て中性的で良い意味で好印象だった。」
 という理由で採用に。

 しかし私は何社か美容部員の面接を受けて、コスメが好きですしスキンケアも大好きです。ジェンダーレスな男子です。とも伝えて、すべて不合格に。
 採用担当者にお聞きしたところ「この地方では男性はいらない。女性が欲しい。どんなに化粧品に対して気持ちを持っていても男性ならいらない。」
 とはっきり断られました。
 そこでストレスが爆発してしまい、坊主にしました。(自分なりの自傷行為)

 そして5月。4月にOPENした新しいコスメショップが正社員を募集していた。私は諦めずそこへ面接しにいった。
 採用ということだった。

 採用になった理由は先ほどの言葉通り。中性的で良い。芯がある。と。

 しかし、坊主のままではまずい!!と思ってすぐウィッグを買い、女性の様な美しさを持って心は男。容姿は女性っぽいけどしっかりと男性。

 これが私が私らしく生きる為に(働くために)と思い社長の娘と社長に自撮りを送信。するとすぐ電話がかかってきて
 「これはまずいんじゃないかな?もう女性じゃん。俺が求めてたのは中性的な君だよ?入社目前でこういっちゃまずいんだけど、これは考えちゃうね~。誰を目指してるの?”井手上漠さんとかゆうたろうさんとかこんどうようぢさんとかです。”とはっきり答えました。

 はっきり言って中性というのは男、女という性の格差を無くして美しくありたい。美しく格好よくなりたい。というのがジェンダーレス男子女子であって、ウィッグを買って美しさを求めたから「考えちゃうね~」って言うのは在る意味性別差別なのではないかと考えました。

 正直私はやっと受け入れて貰える、理解者が増えた。と思ってワクワクしておりました。しかし、現実はそう甘くなかった。

 「プライベートと仕事は分ける。って教えたよね?今君がやってることはプライベートでやる事であって、仕事ではやってはいけないよ。そしてまだ中性のスタッフは早すぎるんじゃないか?」と指摘されました。


 私が住んでいる地方では、スナックは多いもののホストが一切ない。
個性的なファッションは変人扱い。気持ち悪い。と言われる。

 ジェンダーレスを知らない、最近のコスメを知らない人が何故コスメショップをOPENさせたのかを知りたい。
 居酒屋、美容室を経営していて年商3億と言っていた。
美に精通するのであれば、「俺はそういうの知らないけど」っていう人ではなく、しっかりトレンドを見極めてショップを開店していただきたい。
 そして、美しさを求めてそれは違うと思うのであれば初めから
美しさを求める男性を面接拒否にすればいい。


 この町は本当に古い。日本も古い。コスメが韓国コスメ中国コスメ海外コスメに負ける理由は此処にあると思う。

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