第三者承継

第三者承継とは何の事?


第三者承継とは、いわゆるM&Aのことです。最近は新聞などでも目にする機会が増えてきたのではないでしょうか?

これまで見てきた親族内承継、従業員承継に加えて、近年、メジャーな選択肢になりつつあります。

M&Aは、親族でもなく、従業員でもなく、他の会社や個人に会社を譲り渡すことです。
色々な定義がありますが、会社の株式を丸ごと他社に売るということです。

日本では昔からM&Aは「身売り」というイメージであまり印象が良くなかったですが、近年ではそのようなことは無く、後継者不足による事業承継問題の有効な解決策として、世間にも理解されてきました。

中小企業のM&Aには多くのメリットがあります。
・相手を選べる
・オーナーがまとまったお金を受け取れる
・普通は自分たちよりも大きな会社が買ってくれるため事業が安定する
・買ってくれた会社と自社で様々な協力ができる(シナジーと言ったりします)
・人材が安定する
・お互いにノウハウを共有できる

実際に我々セイワ工業も、岐阜県のメッキ会社を事業承継でM&Aしました。
お互いの良い所を教え合って、企業としての成長を加速させたいと思っています。

もちろん、M&Aにはメリットばかりでは無くデメリットもありますが、勘所を理解して適切な専門家やアドバイザーの支援を受ければ、デメリットを限りなくゼロにすることも可能です。

M&Aのデメリットのほとんどは、よくわからずに進めてしまうことで起きます。
例えば、不当に安く買い叩かれてしまったり、取引先と揉めてしまったりすることです。
(詳しくは別コラムで取り上げますが、防げることです)

今回は、M&Aという選択肢もあるということだけご理解ください。
徐々に詳しく解説していきますね!

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