白い朝

起きれない

ざわざわしてる

ああまたか

無意識に目覚まし切ってたようだ

あと十分

余裕

いつものことだ

歯は磨かない

車に乗り込む

7:10頃から混む

今日はぎりセーフ

お父さんが運転する

寒い

校門の前のローソンで下ろしてもらう

ああまたか

いつもの景色だ

みんな同じ格好して正門に吸い込まれる

人とすれ違わないルートで教室へ

ああまたか

いつもの3人

別に話もしない

そっけない「おはよう」くらいか

べらんだで手洗いうがい

ああ寒い

窓際のあの子と接近しているのに「おはよう」と言わないのが気まずくないように、目線を規制しながら済ませる

これである

お父さんの車に乗ってるまでは本当の自分

教室に近づくほどに、本当の自分が形骸化していく感覚

高校に本当の自分を理解してくれる人はいない

この建物内での価値観は合わない

だから本を読む

周りがうるさいのでどうしても気になってしまうが、どうにか自分を維持できないかとあがく

でもだいたい無理だ

朝会は苦痛だ

ひとりですれ違う人が最小のルートで体育館へ

高校で一人でいることの苦痛は、人に悲しい人と思われてると思い込むことだ

孤独な方が僕は好きだし

その方が自分らしい

でも、みんなは人との関わりを大切にする部族だから僕をさみしい人と思っているだろう

それだけがネックだ

他人の思ってることを気にするべきでないのだが無理だ

人間という種にとって無理な気がする


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