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DAY2 続・「したい」への諦念と意思

担当:葉月

 時刻は深夜2時。あまりに眠れなすぎてスマホ構ってたら、こむぎの記念すべき初投稿に30分以内に気づくことができたよ。夜更かししててよかった😌
 どうせ寝れないことだし、早速DAY2を執筆しようと思います。(寝れるの何時になるかな)
 
 こむぎと私は大学の同級生で、よくいろいろな話をする仲です。お互いに共感することもあれば、全然違う考え方をしていると気づくこともあり、そういう違いすらも認め合える関係性が築けていると私は思っています。
 今回、2人で交換日記を始めることになり、こむぎが普段思っていること、興味を抱いていること、などなど今まで以上に彼女とお互いの頭の中を見せ合えるのが非常に楽しみでした。

 そんな期待感マシマシの中、初日担当のこむぎはかなりの日数書く書く詐欺をかましてくれましたが(笑)、遂にスタートしたのが純粋に嬉しいです。(あと、私の無意味な夜更かしに意味付けしてくれたことへの感謝の気持ち)

 さてさて、こむぎが共有してくれた島崎敏樹さんの文章。私も読みました。こむぎは、

 個人的には「諦念と意思の着物」っていいなって思って、”諦念”(現実をみる)とともに”意思”も併存してるのが、日々の営みが「ただすべきこと」にとどまらない余地がある、と希望チックなことを伝えてくれてるのかと解釈しました。

 と書いてくれてます。
 私がこの文章を読んでパッと思ったのは、衝動という裸体に諦念と意思の着物を着せないと、世の中で生きる権限って認められないんか、、、世知辛ぇ、、、ってのでした。
 まず、私が見いだせなかったこの文章に含有される”希望”的な面に目を向けてるこむぎの視点が素敵だなって思いました。
 
 てか、そもそも諦念ってどういう意味なんだろう。諦めるってことで合ってる?って思って調べたところ、

1 道理をさとる心。心理を諦観する心。
2 あきらめの気持ち。
(goo 辞書より)

 と書いてありました。
 私は2の意味しか知らなかったから、子ども⇒大人の過程で「したい」ことを諦めなきゃいけないんだなって思ったけど、1の意味を知った上で文章を読み直すと、大人になるにつれていろんな経験をして知見も広めていった結果、この世の理を知り、そこから次の行動のために自身を鼓舞するっていう様に解釈できて、そんなにネガティブな文章じゃないかもって思えた。
 ことばの意味を知るのって大事だね。

 私たちはちょうど今、筆者の言う「自分でも見透かしきれないさまざまな可能性が自分の中に溜まっていた準備の年代」なのかな。それとも既にその年代は過ぎてるのかな。
 私はきっと過ぎてるなぁ。というか絶賛モラトリアム中の私なんかは、早く自分の生活を枠に囲みたいって思ってるし、そもそもそんな自分の可能性感じてた時期あったかなって疑問に思うレベル。こむぎはどう思う?

 あと、人間は環境に適応していく生き物だから、活動欲が遂行欲に変化していくのも、きっとそうせざるを得ないからなんじゃないかなって思ったな。こどもの時にももちろん課せられたつとめはあったけど、青年になるにつれてそのウェイトがどんどん大きくなっていく。大人も「したい」だけで生きていけるならきっとそうするけど、課せられたつとめを「はたす」機会がどんどん増えていって、その活動で自分を充たすのが合理的だから次第にそうなっていくのかなって思った。それが「諦念と意思の着物を着る」ってことなのかな。「したい」ことが仕事の場で実現することのみに限定されてる気がして初めこの文章に少し違和感あったけど、大人になっても仕事に関するものか否かを問わず活動欲はあるにはあるけど、それを実現する時間も機会もあんまないから結果的に遂行欲で自分を充たしてるってことかって思ったら納得できた。たしかに、遂行欲で自分を充たせるようになったら、やるべきことの山ほどある現代社会では生きやすくなりそう。私はまだその域には達せてないな。大人になるってそういうことなのかな。うーむ。。

 この文章の引用元の書籍は生きることの意味を問うてるものなんだね。「生きるとは何か」って私自身のかなり根源的な問いでもあるから、引用元の書籍も時間があるときに読んでみたいなって思った!

 感想だけでかなりいっぱい書いちゃったなぁ。
 


 最後に、今日私が観た映画の話でもしようかな。

 『7番房の奇跡』って映画知ってる?
 知的障害を持つ父親が無実の罪を着せられて逮捕されて、最愛の娘と離れ離れになっちゃうって感じで始まるストーリーだったんだけど、個人的にはすごく好きな映画だった。キャストや脚本が良かったのはもちろんだし、作中に出てくる誤認逮捕とか冤罪って実際に起こり得ることだよなって思わせられたな。
 映画の観客としては主人公の男性が無実なのは明らかだから冤罪で逮捕されてかわいそうっていう感情になるけど、実際社会で同様の事件の犯人として報道されたりしたらひどい犯人だって思っちゃうだろうなって容易に想像できたもん。ストーリーの軸は親子愛だけど、そういう社会的なメッセージ性もあって笑いあり涙ありの映画だった!もし観てなかったらぜひ観てみてねん。

 そろそろ流石に寝なきゃだから今日はこの辺で。4時になっちゃった🥺
朝日が昇るのが先か私が寝るのが先か。

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