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Suicaの逆襲とその先

逆襲はポイント還元から

私は六本木49階にある図書館に毎週末、通っています。
常設されているカフェテリアのスマホ決済は、これまではPaypayだけでしたが、いつしかSuicaも利用できるようになりました。

これにより、私の数少ないPaypay利用店舗が1つ無くなり、後は近所の中華料理店と弁当屋だけなのです。Paypayの残高が増えることは、もう無いかもしれません。

スマホ決済は、ポイント還元競争が賑やかですが、私の使用基準は如何に便利に使えるかです。ポイント還元の為に、いちいちアプリで使えるお店を探すなど本末転倒です。

と言いつつ、2019年10月からのSuicaのポイント還元の変更は、とても気になります。なにせJR東日本の在来線に乗るだけでJRE(JR東日本)ポイントが溜って行くのです。

これからは定期券も、その対象になるとのこと。
現在、通勤にJRを利用していないので、今はこの恩恵に預かれませんが、職場が変われば、その可能性は出て来ます。

注目はポイント還元率。カード型は0.5%に対し、モバイルSuicaは2%に変わります。これはカード型からモバイルへの移行を推進していることを意味しています。

これまでブック型のケースにカード型を差し込むことで、運用的にはモバイルSuicaと違いはありませんでした。

しかし運営側から見れば、モバイルであれば、カードの作製コストを抑えられます。現行のカードユーザーに対しても、カードの紛失や破損による保守コストが削減できるのです。

折しもPaypay祭りや7pay騒動で、誰しもポイント還元には敏感になりました。特にnanacoは今年から還元率が0.5%に下がりましたので、モバイルSuicaの差は4倍になります。(2019年9月現在)

今まで弱点とされてきたSuicaのポイント還元で、一気に逆襲にかかる感じです。

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