サウジアラビア女の子向け

サウジ紹介 のコピー

この記事はサウジ特にリヤドに行くことになった女性の助けになればいいな〜と思って書いたゆるいノートです。服装とか、女性の一人行動についてとか。もちろん男性もどうぞ

はじめに

サウジ紹介

初めまして。サトコとナダという漫画を描いていたひとです。この記事は物語や出版社とは全く関係のない、個人的なものになります。

最近、女性の方から「サウジアラビアに行くことになったんですが、まずどうしたら…?」という質問を頂くことが重なり、自分の経験が何か参考になればと思いたって記事の作成に至りました。

「女の子向け」とあるのは、サウジアラビアが女性、特に独身女性が行くには大変珍しい場所であるために(まず独身女性用のビザがないに等しい)、女性向けの情報が他国に比べ少ないように感じたので、女性特有の疑問…例として、サウジでは髪はいつから隠さないといけないの?空港から?とか女一人で行動できるの?等々の女性視点にフォーカスして作成した記事だからです。もちろん男性の方にも読んで頂けると嬉しいです。

2017年時の数週間の滞在記録ですので、現在とは環境や雰囲気も違ってくるかと思います。(実際、サウジアラビアは2019年9月現在女性の運転や単独出国が出来るようになっていて、目まぐるしく変化を遂げている最中にあります。) 観光ビザがメジャーになった時には女性の渡航者もきっと増えると思いますし、何年か後に「ああ〜あの時はこんな感じだったな〜」と読み返す資料としても残しておきたいなと思った所存です。

この記事は主観的ですし、全員には当てはまりません。文章を書くのもうまくありません。また政治的、もしくは宗教の解釈などの質問にお答えすることは出来ません。本文で使用している画像は転載禁止です。

そういったことも頭の片隅に置いてもらいつつ、お役に立てて頂けますと幸いです。後、なんの責任も取れませんので、その点もご了承ください。あくまで参考程度にお願いします。

2019.09.14


きほん…①お金 ②移動手段 ③一人行動 ④言葉

はじめにで堅苦しいこと書いてたけど、ここからゆるっといきます

①お金

サウジ紹介 のコピー

日本でサウジリヤルに換えるとレートが悪いとのことで、現地で換金した。空港やショッピングモール、スーパーではクレジットカードが使えました。夜市や街中の商店などでは使えない場合が多かった。10リヤル=300円くらい。×30で計算してた。物価は安い。


②移動手段

サウジ紹介 のコピー

ビュンビュン

大大大車社会。 酔い止めの薬だいじ。タクシーは乗る前に値段交渉と、目的地を知ってるか運転手に確認を。Uberが安くておすすめ。運転手は英語が使えない人も多いが、紙に金額を書いて交渉できる。駐在の方々は英語話せる運転手を契約して、コンパウンドで共用してた。

サウジ紹介 のコピー

撮らせてくれた気のいい運ちゃん

近年女性の運転が許可されたので雰囲気は変わってきてると思うんですが、もうあまりにも道路の治安が悪すぎ、少し詰まるとクラクション鳴りっぱなし、救急車が来ない血まみれの事故を間近で見たりしたので、運転はよっぽど自信がない限りやめといたほうがまだまだ無難です。後部座席でもシートベルト必須だ。


③女性の一人行動

サウジ紹介 のコピー

ショッピングモール『Al Nakheel Mall』内

サウジ紹介 のコピー

リヤドのなんばシティーウォーク

サウジ紹介 のコピー

アラビア語が全然読めないので異世界感がすごい!

リヤドのショッピングモール、スーパー内などでは普通に一人行動できた。ショッピングモールでは女性専用階があるし、現地女性は一人で街をすたすた歩いてるし、個人的に治安は欧米よりよく感じました。女性の一人での市内観光は問題ないです。移動は必ずタクシーで…というかタクシー以外の選択肢がない。
ホテルも独身女性、ご夫婦/男性で階が違った。ホテルでの単独滞在も問題ないです。(あるのか分かんないけど)ホステルだと話が違うと思う。男女分けされてないホテルやレストランは、あんまり良いとは言えないんだって。上流の人ほど、男女の住み分けを気にするらしかった。

ドアtoドア社会で、商店街以外の道を歩いている人はほぼいない。建物と建物の距離が広く、人用の横断歩道もほぼないのでちょっと歩いてそこまで…とかは不可能に近い。そのへんアメリカに似てる。

外務省のHPチェックしたらサウジアラビアの警戒レベルは1だった。ロシアやインド、モロッコと一緒くらいだ(2019年9現在)

ただやっぱり暗い場所や人通りのない場所を歩くのは避けてください。特に一人の時は。

サウジ紹介 のコピー

夜市も楽しかったけど、一人はちょっとハードルが高いかな

モールなどの人が集まるところでは、入り口で持ち物チェックと空港の保安検査場でくぐるアレがあります。女性用品の店に男性が入っていいか示しているマークもありますので、女性も男性も気をつけて見て下さい。

サウジ紹介 のコピー

こういうの。ちょっとかわいい。ここは男性/男性のみのグループはご遠慮くださいの意。

レストランだと男性専用席と家族専用席があり、女性のみもしくは女性がいるグループは家族専用席を利用します。女性が一人で外食する習慣はないみたいなので、どうしてもお腹が空いた!という時はルームサービスかテイクアウトか、非常時用に何か部屋にストックしておくことをおすすめします。

リヤド、すごく気を張っていたけれど、想像以上に安全でした。


サウジ紹介 のコピー

サウジ紹介 のコピー

これはミナレットが1本のモスクだね

④言葉

サウジの若者は英語話せる人が多かった。外国人労働者も大体英語話せる。サウジなまりもすぐ慣れると思います。Rがきついです。シュディヘディック!(がんばって)


着るもの… ①何を買う? ②どこで買う? ③いつから着る? ④いつ脱ぐ?

全身を覆う黒いローブをアバヤと呼び、頭にすっぽりかぶり目だけ出る布をニカブと呼ぶ。頭に巻いて顔を出す布はヒジャブ。

画像12

①何を買う?
ニカブレベルに顔を隠す事まで考える必要はないです。日本で用意しておくといいものは多分こんな感じ。何色でもいいけど、ほとんどの人が黒なので黒だと目立たない。

画像3

私は夏季に行ったのでとても暑かった。冬は?と現地の方に聞くと「クーラーがいらないくらい」との事ですが、気温グラフを見る限り2月はコートが必要そう。

■黒くてできるだけ透けないストール…髪を隠すヒジャブに。ストールは夏用で!冬用だとサウナになりそう。ビックロにあった。

■長袖のカーディガン…現地でアバヤを手に入れるまでの強い味方。体の線が出ない長袖ロングワンピースがあると楽です

■ヘアクリップ…ヒジャブをつける時非常に便利。ヒジャブ初心者的に、まち針や安全ピンを頭付近に付けるのはちょっと怖い!ヒジャブの被り方はムスリマYoutuberの動画を参考にした。

■ヒジャブのインナー…ヒジャブ着用時の時短になるし、布の中で髪がワヤにならないので髪長い人にオススメします。布が滑らずしっかり固定されるので崩れにくい。ムスリマ用インナーヒジャブはビックロで見かけたけどネットショップだと在庫切れぽい…ウィッグネットやヘアバンドで代用できると思います。

サウジ紹介 のコピー


■靴…なんでもいい。避けるべきは底が熱で溶けそうな靴、砂が入りそうなサンダル。ピンヒールだとアバヤ引っ掛けそうだな。

■かばん…なんでもいい。ちなみにアバヤ着てると誰が誰か遠目では分からなくなるので、かばんで判断してました。暑いので水をよく携帯しますが、カバンになおすのが手間なくらい飲むので、必ずしも大きなサイズを選ぶ必要はないです。

※アバヤは現地調達がいいと思います。アマゾンにあるみたいだけど、現地で見たスタイルと若干違う気がするので、せっかく買ってもコスプレ感が出ちゃったり、浮くかも…


②どこで買う?

サウジ紹介 のコピー

サウジ紹介 のコピー

滞在スケジュールにもよるけど、日本で①何を買う?で紹介した一式を用意して、サウジに着いたらまずショッピングモールに行き、アバヤを買うのが良い気がします。アテンドがつく方は、到着初日にアバヤを買いたい!とリクエストするのをおすすめします。曜日が合えば夜市だとショッピングモールより安く売っている。でもちょっと怖さがあるので、慣れるまでは誰かに同行して貰うようにして下さい。

アバヤもヒジャブもリヤドのショッピングモールで売っている。空港だとちょっと高め。ピンキリで、安いものは2000円から、6000円程のもそこそこ、高いのはすごい高い。値段と布の質がきちんと比例していると感じた。ちなみに私は「数週間だしいっか〜」と3000円くらいのペラペラを買いましたが、3回目着用くらいで裾がほつれてきました…ハァ〜さっぱりさっぱり…。布の質や縫製をしっかり確認してください。

サウジ紹介 のコピー

デザインもいろいろあってかわいく、ピンキリ含め4着くらい買ってしまった。何着かを着回すと楽ですが、1着だけでも洗えばさすが砂漠の国、室内でも秒で乾いたので問題ないと思います。リヤドは乾燥地域なんだって。

ネイビーやグレーも可愛かった。ここにアクセやカバンでコーデなんて始めてしまうと、沼りそうだった。制約が多いように感じられますが、アバヤを使ったオシャレはかなり楽しかったです。

サウジ紹介 のコピー

アバヤ+ヒジャブ+ショルダーバッグ+パンプスが基本でした。こんな感じ


③いつから着る?

サウジに飛ぶにはどこかで乗り換えると思うんですが、サウジ行きゲートあたりからなんとなく緊張感を感じると思います。
私は周りの視線(珍しいのかな)と、雰囲気に押されアブダビのサウジ行きゲートあたりから黒カーディガン黒ストールを着た。現地女性と見られる方々はラフな格好のまま搭乗し、機内で装備していた。サウジに着いても荷物受け取る所まではラフな方もいた。乗り換え地ではまだ慌てるような時間じゃない…ですが、不安な方は①で紹介した一式を持ち込み荷物の中に入れておくのをおすすめします。


④いつ脱ぐ?

建物内でも、女性だけの部屋でない限り着ていてください。女性だけの部屋に男性が入る時、必ず伺いが立てられます。その間にいそいそとみんなアバヤを着て布をかぶる→男性を迎える…という感じ。一般家庭でも家族用玄関と男性用玄関に分かれてるレベルで徹底されてます。未婚女性のみホテルの階が違ったりした。油断してる所に男性が入ってきた時、謝られました。女性だけのドアのある空間だと全く気兼ねなし!現地女性の素顔とのギャップを楽しめますよ。みんなおしゃれなんだ〜 

正直、私たちはサウジアラビアでは外国人かつ異教徒なので(※勿論日本人のイスラム教徒の方もいらっしゃいます)、何を着ていようと誰かに何かを言われるということはないと思います。ですが、現地の方と近い服装をするだけで得することやリスクを回避することはあるので、個人的にはアバヤを着ることを強くおすすめします。

余談…二つに分かれた服(アバヤの様なストーンと一枚で羽織れるものではなく、Tシャツとズボンなど上下に分かれた服)を家の外で着る=外国からの出稼ぎ労働者と判断され、雑に扱われる可能性があると、よくサウジに行く方に聞いた。私自身アバヤ以外で外出したことないので半信半疑だけど…

そしてアバヤやヒジャブは日よけにとっても有用です。見せちゃダメ!な側面と共に、サウジのきつい日差しから肌を守ってくれる実用的なアイテムです。ぜひ。

あと、サウジでもオタクはアバヤやニカブを着てても分かりました。同族はやはりすぐわかるのか 私と同じように早口だったし…なんなんだろうなこの世界共通の…オタクオーラ的なものは…
ちなみに尊い=マーシャーアッラーだった。語彙なくなるのも一緒なんかい


食べるもの…①これ食べとこう ②これも食べとこう

①これ食べとこう

サウジ紹介 のコピー

サウジ紹介 のコピー

カプサ
このたのもしい量のおいしい炊き飯が、あの有名なカプサです。サウジのソウルフード。ラクダ肉がメニューにあれば、日本では中々なさそうだからぜひそれを!牛肉やチキンのほかに魚とかもある。手で食べるともっと美味いんだ。豆のペーストと和えたり、スープでひたひたにして食べてもアメージング!カプサをおかずに白ご飯を食べるなどもした。

サウジ紹介 のコピー

シャワルマ
おいしい。ケバブに似ているがケバブではない。おいしいんだこれが。炙った肉を野菜と一緒に薄い生地で巻いて、アラビアンなソースがかかった何かとてつもなく美味いものです。ぺろっと一本食べられる。辛くない。うま。食べたくなってきちゃった。
シャワルマはファーストフード枠なので、よーしみんなでどっか食べに行こう!→カプサ/小腹がすいたね→シャワルマ って感じです。


②これも食べとこう

生デーツ。こんな感じです。スーパーや夜市で売ってた。

サウジ紹介 のコピー

夜市

サウジ紹介 のコピー

スーパー

サウジ紹介 のコピー

美味しい! 色の濃いところが甘い。

乾燥デーツは日本でもいろんなお店で買えますが、生デーツはかなりレアだと思う。賞味期限も1週間ほどしかなく、1年はもつ乾燥デーツに対してあまりにもはかない食べ物です。若い部分は渋いんだけど、熟した部分は上等な干し柿のようで最高です。口に含んでじゅわっと噛みしめた時の、ジューシーで香り豊かなこと…もし日本で生デーツが買えるお店を見つけたら教えてください。

サウジは飲みニケーションより茶飲みケーションです。デーツとアラビアコーヒーは必ずセットで登場するので、避けられない。訪問先では必ず出る。ウェルカムドリンクみたいなものです。ぜひ挑戦し、お茶会を楽しんでください。

サウジ紹介 のコピー

こちらのお家では生デーツと乾燥デーツの両方を頂いた。やったぜ

まずくてもまあ大体なんでも食べられる日本とは異なり、サウジではまずいものは容赦なくまずかったです。一回フードコートで食べた味付けご飯みたいなやつ、建材の味がしたもん。ほんとに。現地の人に美味しい店を聞いたらきっと間違いはないので、私のような悲しい事件が起こらないようにリサーチしてみてください。あと深夜にみんなでディナーとか普通なので、太りました。やれやれだぜ。

サウジ紹介 のコピー

建材の味がした


お土産について

一番楽しいトピックスだ! 買ってよかったおすすめを紹介します。デーツやアラビアコーヒーはメジャーなのでそれ以外でよかったものとか!

サウジ紹介 のコピー

ちなみにデーツでは、ピスタチオ挟んだのが個人的に一番美味しかった!


①食べられるカップ

サウジ紹介 のコピー

スーパーで買えます。アラビアコーヒーを飲んだ後、そのままばりばり食べられるカップ。多分ミルクティーとも相性いい。アイスのコーンの裏側にチョコレートコーティングした感じ。アラビアコーヒーと一緒に買うといいかも。ただ、割れやすいので梱包は厳重に…。駐妻界隈で大流行してるんだって。わかる!


②コスメ

サウジ紹介 のコピー

写真のは、ありがたいことによくして頂いたシリアの子にプレゼントしてもらったもの。ショッピングモールなどで買えます。パッケージが可愛い…♡リップ一個2800円〜3500円くらい。…発色が完全に現地の方向けでつよです。つよファッションの方におすすめしたいです。こちらには木べらで塗るアイライナーとかあって面白く、試させてもらったんですが、上級者向けすぎてひどいことになりました。


③ガラスのアラビアコーヒーカップ

サウジ紹介 のコピー

大きいスーパーや夜市、街中の商店で買えます。日本でもお猪口やスイーツカップとして使えそうなサイズです。あとで見たらメイドインサウジじゃなかったけど、それでもいいのだ、かわいいから…。

サウジ紹介 のコピー

青空蚤の市

サウジ紹介 のコピー

街角のお店。かわいいうおおおお

サウジでは衣類をはじめ生活雑貨もいちいちアラビアンでかわいかったです。チチカカやチャイハネ、マライカなどでお世話になってたり、乙嫁語りが好きな人は大きいバッグを持って行こう!リーズナブルだし、肌がツヤツヤになるレベルで雑貨サイコーでした!イキイキ

④番外編 ラクダのミルクのチョコレート

サウジ紹介 のコピー

話のタネになります。デーツ味とピスタチオ味がおすすめ。1枚1200円程とけして安くはないのですが、ラクダミルクのチョコって珍しい。ちなみに味にガッツリとしたラクダ感はありません。少し何か…ラクダの気配を背後にうっすら感じるという味わいです。サウジ限定というわけではなく、中東の空港ならたいてい買えるそうなので、何かお土産買い忘れた!って時におススメです。

こんなものも買っちゃったな…金色のボディスクラブ 肌にいいのか悪いのか分からなかったが、デビルマンの悪役みたいになったぞ。

サウジ紹介 のコピー

あと香辛料はすごく安い。サフランも安い。うおおおおお!! ちなみにシナモンをめちゃ買った。アイスのように売っている。

サウジ紹介 のコピー

サウジ紹介 のコピー

サウジ版リカちゃんのフラちゃんも買った


しちゃダメなこと、気をつけること

①軍事施設や空港で写真を撮る…捕まる。

②許可なく人の写真を撮る(特に女性)
トラブルになる可能性がある。引きだったり街並みや空間をささっと撮る感じなら何もなかった。同行者の中には呼び止められ、カメラを調べられた方も居ました。

③お祈りに行く人を引き止める
宗教は趣味ではなく、まず宗教その上に生活がある人々が大半です。お店も閉まっちゃう事も多いのでアザーン(お祈り始まるで!の合図)が鳴りはじめたらレストランやお店から出る準備をしよう。お祈りの時間はチェックしとこう。
外国人労働者の人はイスラム教徒で無ければ働き続けている。とてもご苦労様の気持ちです。

サウジ紹介 のコピー

こんな感じでスーパーでも、いつでもどこでもお祈りできるようカーペットが敷かれている。

④アラーへの冒涜、またはイスラム教について悪く言う
絶対ダメ

⑤お酒を飲む
違法。外国人も例外じゃない。ある所にはあるらしいが、飲んだらどうなるか分からない。

⑥ビザ取得を甘く見ること
特に独身女性。死ぬほど時間がかかった。何回ビザセンターに通ったか…サウジに行けないかと思った。現在は改善されていることを願います。

⑦コーランをまたぐ、踏む、座る、開きっぱなしにする
絶対ダメ

⑧アルコール、エッチなコンテンツ、豚肉食品を持ち込む
入国検査にて。私はスルーされてたけど、後ろにいた男性のカバンは調べられてました。

⑨ロザリオや十字架、六芒星、数珠的なイスラム教の他の宗教を彷彿とさせるアクセ
やめた方がいい。というか持ち込まない方がいい。


しておくといいこと、知っとくといいこと

①お祈りの時間を把握する
行動の計画が立てられる。お店閉まっちゃうし…電気消えるし……

サウジ紹介 のコピー

たとえそこがセール中のザラホームでも閉まるのだ

②マーシャーアッラーって言われたらマーシャーアッラーと返す
みんなニッコリ

③大きな心を持つ
サウジ人、仕事だとマシだけど、プライベートだと1.2時間待たされたりした。日本人が異常なのかもしれん…と思わされるマイペースさです…もちろん人による!でもルーズさが許される地盤があります。サウジ人、人懐こくおおらかで、ちゃっかりしてるけど優しい人が多いです。

④イガールをつけてない人が居たらお行儀よく
みんなちゃんと戒律守ってるか見てる怖くて厳しい人。生活指導の先生みたいな感じなので自然に、シャキッとしよう

サウジ紹介 のコピー

実はこのイガールをつけていない人たち、勧善懲悪委員会といってフィクション顔負けの宗教警察なのだ。今の影響力はとても少ないようなのだが、情勢によって変わるので要チェック。なお市民には嫌われているもよう(おばあさんに砂撒かれていた)

⑤女性は大体別室と念頭に置いておく
モスクでもお祈りの場所は別室だったり2階だったり。レストランでもオフィスでも区分けされている。男性につられて入ってくとたまに呼び止められるかも。男性グループの中に一人女性ポツンの場合は、家族席を利用するようにお願いしてください。女性差別でもなんでもなく、本当に生きるスペースが違うんだ。

サウジ紹介 のコピー

シングルゾーンが男性のみ。ファミリーは女性がいるグループor家族。

サウジ紹介 のコピー

女性専用入口。女性職員がいて、機械に引っかかった時は体をポフポフされる。

⑥家族が多い人すごい
サウジディビジョンでは子供が多い人は基本的に尊敬される。現地の人に自分子供◯人いるんですよって言われたら褒めたりすご!ってリアクションするところ。若い人の間ではすべてでない。

⑦戒律を守るレベルは人それぞれ
屋内だったら男性がいてもヒジャブを外してる人もいるし、海外旅行で酒飲んだ話をする人もいる。特に週末バーレーンまで車で行って、酒をしこたま飲んだ話をされる。突っ込みどころが多すぎる。

⑧生理用品は普通に売っている
ナプキンもタンポンも、スーパーで清潔なものが売ってました。そして生理用品を男性が家族のために購入するのも、普通の光景でした。でも水はあまり清潔でないので、取り替える際はウェットティッシュなどで手を拭いてください。また、生理中はモスクに行けません。

⑨酷暑によりフリクションボールペンくん戦闘不能、無念

⑩ぬいは向かない
おたくなのでぬいを持っていったのですが、それはもう砂を吸う。煙が立ってしまったので初日でお留守番させることになった。


おわりに

サウジ紹介 のコピー

マスマク城塞

サウジ紹介 のコピー

公開処刑場

サウジ紹介 のコピー

赤の砂漠

サウジ紹介 のコピー

サウジのリッツカールトン。もちろん見学のみである

サウジ人「いやあこんなとこに泊まろうと思ったら庭から石油でないとダメですよ!」

いやそんな庭から温泉湧くみたいなノリで言うのか……。


以上、今思いつく限りのサウジ情報です。ここまで読んでくださりありがとうございました。

「はじめに」で説明した通り、2年が経過した現在では大きく違うことがあると思います。色々書いたけど、サウジアラビアはとっても不思議で異世界で、新鮮で面白く、帰ってきた今はあれは夢だったんじゃないかと思うくらいに日本とは違う国です。初見殺しが多く戸惑いもありますが、きっと楽しいです。しがない漫画描きの世にも珍しいサウジへの訪問が、誰かの助けになることを願います。

画像46

気をつけて行ってらっしゃい!

ユペチカ





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?