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中山大障害コース紹介

今週はお休みをいただきました。本当はやりたかったですが、次週の中山大障害に向けて調整してきましたので、7日間フルに使って記事を書きたいと思います。今回は中山障害4100メートルの紹介します。以前も記事にしていますが、3年前の情報ですのでアップデートしていきたいと思います。画像はJRAから転載。

3コーナーの谷の出口からスタートして順回りに回り8の字に回り再び順回りに回り、4コーナーから芝コースの直線を走りゴールします。
中山障害周回コースと大障害コースを走るのが本レースと4月施行の中山グランドジャンプの2レースのみとなっています。

中山グランドジャンプとの違いは何か?距離が150メートル短いですが、一番の違いは距離ではなく2回目の順回りから中山グランドジャンプは芝外回りコースでハードル3個に対して中山大障害は障害周回コースを走るため、2個の固定障害と谷がある事です。その違いを過去5年間の中山グランドジャンプと中山大障害のタイムと1マイル(1600メートル)タイム、4ハロン(800メートル)タイム、3ハロン(600メートル)タイムを見ていましょう。

まず中山グランドジャンプから

2019 良4:47.6 104.7秒 51.6秒 38.9秒
2020 不5:05.9 113.1秒 55.9秒 41.9秒
2021 良4:50.7 105.1秒 51.8秒 38.3秒
2022 稍4:52.3 105.1秒 51.2秒 38.4秒
2023 重4:54.1 107.7秒 53.3秒 40.4秒

中山大障害はというと

2018 良4:40.8 106.1秒 51.9秒 39.0秒
2019 良4:38.9 107.2秒 51.8秒 39.0秒
2020 良4:40.7 106.7秒 51.1秒 38.4秒
2021 稍4:46.6 108.1秒 52.3秒 39.4秒
2022 良4:45.9 110.0秒 55.5秒 41.7秒

ちょっとわかりにくいですね。
なので勝馬のハロンタイム、スタートからマイル棒、マイル棒から4ハロン、4ハロンから3ハロンからゴールまでのハロンタイムを其々算出しましたのが以下の通りです。

中山グランドジャンプ

2019 良13.5 13.8 13.2 12.7 12.9
2020 不14.3 14.5 19.9 14.0 13.9
2021 良13.7 14.0 13.3 13.5 12.7
2022 稍13.8 14.1 13.4 12.8 12.8
2023 重13.8 14.0 13.6 12.9 13.4

中山大障害

2018 良13.7 13.9 13.5 12.9 13.0
2019 良13.6 13.7 13.8 12.8 13.0
2020 良13.7 13.6 13.9 12.7 12.8
2021 稍14.0 14.2 13.9 12.9 13.1
2022 良13.9 14.0 13.6 13.8 13.9

勝馬のタイムと比較して中山グランドジャンプのラップペースは不良馬場だった2020年を除きマイル棒まではペースが遅く、マイル棒からペースが徐々に上がるのに対して、中山大障害は勝馬のハロンタイムと各タイムとそこまで変わらないのが特徴です。要するに淡々としたペースで走れる馬が勝つ傾向があります。

明日は特別登録馬紹介をします。

それではー

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