中京障害3000メートルデータ分析

障害レースのメインが中京競馬場に移ってきました。ここでは主に未勝利戦で使用される中京障害3000メートルにおけるデータ分析をしたいと思います。現在京都競馬場改修工事に伴い変則開催になっていますので、今季のみのデータとして扱います。なお、中京競馬場の紹介は過去記事に上げておりますので、そちらをご覧ください。

中京障害3000メートルの個人的な見解

未勝利戦で最長距離である3000メートルである本レースは全てハードル障害で行われているため、飛越レベルはそれ程必要とされません。勝馬の平均ハロンタイムは13.2〜13.3秒。アップダウンが激しいコースに加え、スパイラルカーブと呼ばれている3、4コーナー中間にあるハードルでの転倒が多いため、技術は必要ないがスピードとタフさが求められ為、レースレベルは高いです。近年ここから活躍馬は新潟JSと中京開催の阪神JSを勝ったトゥルボー、東京JSと東京HJ2着のホッコーメヴィウスがいます。2020年9月〜2021年9月11レースでデータを取ります。

人気別成績

1番人気 3,1,0,2
2番人気 0,1,2,3
3番人気 1,1,0,4
4番人気 0,0,0,6
5番人気 0,1,0,5
6番人気 1,0,0,5
7番人気 0,1,1,4
8番人気 0,0,1,5
9番人気 0,0,0,6
10番人気 0,1,0,5
11番人気 0,0,1,5
12番人気 0,0,1,4
13番人気 0,0,0,5
14番人気 0,0,0,4

1番人気は4連対。次いで2番人気が続いていますが、2着に入っているのは7番人気以内で、3着になると12番人気まで入る大荒れな展開となっております。馬連の万馬券は1回、1000円割れは0回。三連複の万馬券割れは2回。三連単の10万以上は3回で最高配当は367,890円 と2回に1回は大荒れでそれ以外もやや〜荒れる展開となっています。

馬番別成績

① 1,0,0,5
② 0,1,0,5
③ 1,1,0,4
④ 1,0,0,5
⑤ 1,0,1,4
⑥ 0,0,0,6
⑦ 0,1,1,4
⑧ 0,1,0,5
⑨ 1,0,0,5
⑩ 0,0,1,5
⑪ 0,1,3,2
⑫ 0,0,0,5
⑬ 0,1,0,4
⑭ 1,0,0,3

2コーナー出口からスタートするだけあって枠の有利不利はあまりないですが、内目と外目がやや有利となっています。中でも⑪が好走しています。

1コーナー通過順位別成績

1~4 5,2,1,16
5~8 1,4,2,17
9~  0,0,3,27

逃げ馬で好走したのはホッコーメヴィウスのみですが、先行勢が有利なのは変わりません。中団勢も負けじと追い上げはしていますが、面白いのは後方勢。9〜13番手から鬼脚で突っ込んでくるので、後方も軽視できません。これはスパイラルコーナーでのアクシデントや本場並みの正面直線の長さと中山に次ぐ坂で早めに仕掛けた馬や先行勢の脚が止まるためと分析します。

以上を参考にレースを組み立てたいと考えています。それでは!

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