思いがけず心細くなる微妙な子供心と親の対応について考えてみた

2018年のお正月は総勢14人(大人7人子供7人)で大分のレゾネイト九重に旅行に来ています。

弟家族も一緒なので、夜はだいたい小学生チームは一緒に寝たいと言います。
2つのベットを繋げて子供4人(甥っ子1人・姪っ子1人・息子2人)と大人1人(私)で今回もぎゅうぎゅうになって寝ています。

こうなると、たいてい1人か2人が夜中に発狂します。
甥・姪は「ママー!ママー!」と泣き出したり、小2の息子は身体が痒くて起きたり、3歳の息子も環境が違うせいか泣き出したりします。

私は子供たちを寝かせつけながら自分が小学生の頃の家族旅行を思い出しました。
小学3・4年の頃泊まったホテルが和洋折衷でベット2つと畳の部屋に布団を敷いて寝るスタイルのお部屋でした。
初めて泊まる形態の部屋ですごく感動したことを覚えています。
寝るときは両親はベットで私は畳の部屋の布団で寝ました。
寝始めの頃は何とも思わなかったのですが、なかなか寝付けなくて時間が経つにつれどんどん寂しくなっていきました。
和室と洋室は障子で仕切られていたせいか、寂しいと親にも言えず一人で我慢していました。

2つ下の弟も一緒なはずなのに、彼の存在が全く記憶にありません。
まだ親と寝ていたのか、私の隣で寝ていたのかさえ覚えていません。

とにかく、寝れなくて寝れなくて1人で寂しくて、夜中の2時くらいだって勝手に思っていました。
子供ながらに自分が畳の部屋で寝ると選択してしまったのだから後には引けない!って思っていたような気がします。
案の定、朝の目覚めは最悪でした。

小学3・4年ってこういう事がありがちな気がします。
行けるって思った場所に向かっていざ一人で歩き始めたけれどすぐ道が分からなくなって迷子になったり。
おばあちゃんちに一人で泊まりたいとタダをこねて、いざ一人で泊まって夜中に家に帰りたくなったり。

専門的な事は分からないけど、感覚的に4年生と5年生って子供とちょい大人の境目な気がしています。

もう4年生なんだから甘えないで自立してほしいって親の声も聞いたりするけど、成長って人それぞれだから小学生の間は甘えてきたら受け入れてあげてもいいんじゃないかなぁと思うんです。

ぎゅーって抱きしめたり、夜中のトイレについて行ったり、寝る前の本を読んだり、本人の要望があれば(私の心の余裕と体力も大いに関係あり)年齢に関係なく親や大人はしてあげていいんじゃないかなぁと思うんです。

子育て楽しんでるタイプじゃないけど、子供の気持ちに寄り添う事は苦ではない。
そう思うのも自分の過去の寂しい体験があるからなのかなぁ。

あと一生忘れられない子供の頃の夜の出来事は、小学6年生の中学受験の前日の夜の事です。
緊張して眠れなくて、夜中に泣きながら親の部屋に行って母親の布団に入ったら「足が冷たいからどっか行って!」と追い出された事。
そしたら父が母を一喝して、「目を閉じとけば寝てるのと同じくらい体力は回復するから目だけ閉じとけば寝れなくても大丈夫だ」と言ってくれたので、少し落ち着いて自分の部屋に戻って寝ました。

こう思い返すと、私は小学生の頃から冷え性だったんだなぁと、38歳の今は靴下2枚履いて寝てるよって小学生の私に教えてあげたい。

そして、この小学6年生の出来事をずっと恨んでいたけど、自分が親になって夜中に子供に睡眠の邪魔をされるのがどれだけ辛いかが身にしみて分かるようになりました。

眠いと子供の気持ちには寄り添えません。

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