Railsチュートリアル解説動画の無料視聴を有効に使おう!(中編)


この記事では Railsチュートリアルの「8〜10章」の内容についてまとめてみました。前編「1〜7章」後編「11〜14章」もあるので良かったらご覧ください。

Railsチュートリアルの半ばから複雑度がぐっと上がり「何だか分からないけどとりあえず進んでる」ような方も多いのではないでしょうか?(私もその中の一人でした😅)ここからは、「分からない」が積み重ならないように、時間をじっくりかけて取り組んでみるといいかもしれません。

今回の記事では、Railsチュートリアルが初めての方はもちろん、2周目・3周目で不安な部分がある方にもおすすめの解説箇所をまとめてみました。
気になった所はぜひ「お試し視聴(30分無料)を有効に活用してみて下さい🎥


Sessions について知ろう

Sessions も難しく感じる方が多いと思います。詳しく説明されているのが「8章  前編 2. Sessions リソースについて」です。

ログインや、ログアウトは頻繁に行われることなので、毎回 DB にアクセスするよりもいい方法はありそう...🤔の話、納得できます。これが分かれば「Sessions」って何なのかちゃんと説明できるようになれますね!👏

また、「9章 1. セッション有効期限」や、「2. 攻撃手口の紹介」の説明も短くて分かりやすいのでおすすめです。

サービスごとに適切な期限を設けていなければならないことや、どのような攻撃の手口があるのか、とても勉強になりますよ。

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Helper はこうやって使う!

Railsチュートリアルでは、Railsの「うまみ」を余すところなく使ってくれているので、いろんな機能を紹介してくれますね。その中の Helper というものが出てくるのですが、使い方がいまいち分からないという方もいるかもしれません。
そこの説明がうまくまとまっているところが「8章  前編 10. コントローラでヘルパーを使う 」1:20:08〜です。

解説動画内では、実際にリアルなエラー画面が出てきて、そこから安川さんが解決していくのを見ていくのが、結構勉強になります。ここでは、Helper がうまく読み込まれていなかったのでそれを解決しながらの実装です。

<おまけ>
この後、Bootstrap のJavaScript がうまく動かない!というトラブルに見舞われますが、次の8章後編の冒頭でちゃんと解決されてるのでご安心を・・!😄

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Ruby 使いこなし術  「&&」 とは?

プログラミングって、とりあえず同じ動きにするだけ、なら何通りも書き方がありますよね。初心者が使いやすい「if」文ですが、Rubyだとこんなシンプルに書けちゃうのか!と関心させられるのが「8章  前編 5. ユーザーの検索と認証」の 32:25〜 からの説明です。

🔼結構難しいテクニックが使われているコードなのですが、一から噛み砕いて説明してくれるので、テキストだけじゃ分からないな…という方は、一度見てみると良さそうです。

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Ruby 使いこなし術  「||=」 とは?

この「||=」という、ちょっと初心者には意味の分からない記号を使ったコード、戸惑う方多いのではないでしょうか?これを丁寧に分解して説明してくれるのが、「8章  前編 8.  session の使い方」の終わり 1:05:36〜 からの部分です。


これは上で紹介した「&&」を知っているとより分かりやすいと思うので、そちらと合わせて覗いてみるといいかと思います。こういう記法を取得できると、コンピュータに無駄な処理をさせない気遣いができる、一歩進んだプログラミングができそうです✨

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クラスメソッド? インスタンスメソッド?

解説動画には、各章の終わり(または安川さんが設けたほうが良いと思われる箇所)に質問コーナーがあり、動画内の生徒さんが良い質問を投げかけてくれるんです。
これは Web テキスト版には無い内容で、動画を見ないと聞けない安川さんの様々な解説があるので、私的に価値を感じるところでもあります。

「8章  後編 7.  質問コーナー」では、メソッドの種類について、生徒さんからの回答に答えながら分かりやすい説明があります。何気なく使っているメソッドが「あ、こういうのがインスタンス(またはクラス)メソッドだったのか」と気付かされました。なんとなくで使っているよりも、ちゃんと理解して使えると嬉しくなります。

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Cookies を使った認証の仕組みを理解しよう


Cookie を利用して認証を行うのは結構複雑な内容になっていて、理解に苦しむ方も多いと思いますが「9章 3. ログイン状態の保持」を見てもらうと、セッションとクッキーの違いについて分かりやすく説明されています。

🔼この「Remember me」の部分ですね。ログイン状態をどのように保持するのか?というところです。

ログイン状態の保持をするには、「仮想的カラム」というものを自分で実装していかなければなりません。その中身を知れるのが、25:09〜 からの説明です。一時的に保存はするけどデータベースには反映されない仕組みを作ることが出来るんですね。

特にしっかり理解するべきだと思った部分が「 5. ログイン状態の認証」です。

この認証の流れはこの先も何度か出てきますが、ここを理解できるのとできないのでは今後大きな差が生まれてくると思うので、何度も理解できるまで繰り返し見ると効果的だと思います。

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Ruby 使いこなし術  複雑な if 文

9章のリスト9.9直前に、何やら難しそうな説明があります。

if の後に = があれば「比較」って思ってしまいますよね。ここが比較ではなく代入と言われており、初学者には紛らわしいです…><。

そんな時は「9章 7. もう一度ログインを要求する」から見てみましょう。

分解して詳しく説明してくれるので、助かります。マイケルさんが書いた、ちょっと初心者には難しいコードも、これを見れば一安心です。

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テストで活躍する 「raise」 って何?

どうやらこの「raise」というものは便利らしいです。どういう時に使われるかというのが分かるのが「9章 13. raise を入れるテクニック」です。

🔼raise の使い方を具体的に分かりやすく解説されています。よく話を聞いていくと「raise」を使わなくても検知してくれる便利なサービスもあるとのこと?!そういうお話も勉強になります。テスト網羅率についての話も興味深いですよ。

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private メソッド とは?


コントローラ内で「private」という宣言をすると、何が起こるんだろう?
という疑問に短くズバッと答えてくれているところが「10章 前編 3. private メソッドについて」です。

これを書かなくてもエラーにはならない、でも書く。その理由がここで知れます。3分ほどの説明で納得できる説明が聞けるのでおすすめです。

「10章 前編 9. before_action について 」の1:01:30〜 からも
private を使うときのポイントについて説明があります。どちらも短い時間で聞けますよ。

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HTTPリクエスト patch と delete は偽造?!


edit で使うフォームは、7章でやった「登録フォーム」とほぼ同じなんです。違うのは、HTMLの form タグ内にあるメソッドなのですが、ここも色々と不思議なことがあります。そこを詳しく説明してくれているのが「10章 前編 6. HTMLとHTML 」です。

6分ほどで聞ける短い説明なので、HTTPリクエストについて勉強したことがない方は、聞いてみるといいと思います。 Web の歴史に興味が湧いてしまうかも...😁

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before フィルターについて


ログインしていないのに、他の人の情報を編集できちゃうような Web サービスはかなり危険☠️ですよね。ちゃんとログインをしている本人の情報だけを編集できるように実装しなければいけません。

「10章 前編 8. 認可について 」では beforeフィルターをかけてその危険から守ってあげる方法が分かりやすく解説されています。

メソッドを呼び出すときの書き方のポイントや、なぜ Ruby では「スネークケース」(アンダーバーを使用した書き方)を使うことが慣習とされているのかなどの豆知識も含まれていて、とても勉強になります。

さらに「10. 正しいユーザーか確認する」途中 1:14:00〜 では、before アクションを書く順番についての解説があるので、ここも合わせてチェックしてみると良いと思います。

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フレンドリーフォワーディング?


10章のこの部分です。

テキストだけだと、ちょっと分かりずらいかもしれません😭こういう所だけ動画で見ておくというのも、有効な使い方かもしれないですね。「10章前編 10. 正しいユーザーか確認する」1:19:00〜 に、再現した動画があります。

動画で見ると、同じところをユーザーさんにクリックさせるのは不親切だという事が感覚的に理解できました。こういうユーザーを配慮した細かい実装は、オリジナルアプリを開発する方にも参考になりそうです。

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2段階のリファクタリング

ユーザーの一覧表示するビューのリファクタリングです。

1段階目の時点で、今までのリファクタリングとはちょっと違うんですよね。ここで「?」になってしまうと次の2段階目のリファクタリングはもっと「???」になってしまいます😭

ここは「10章 後編 8. リファクタリングする」をみてみると詳しく解説があります。

理解できると、 Rails すごいなぁ〜と感動できます!✨コードがシンプルになればなるほど、その裏ではどういう動きがあるのかを理解する必要があることが分かりました。

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Ruby の「!」と Rails の「!」は全くの別物!


Railsチュートリアルでちょこちょこ出てくる「!」メソッド。

ここでは、今まで使っていた場合とは異なっているのです。
Rails では例外を出すため」に使われていたのですが、Ruby ではなんと意味が変わるようです...😳ここを詳しく説明してくれている部分が「10章 後編 」最後の質問コーナーのところです。

これです、知りたかったのはこれ!!という解説があるので、ぜひ聞いてみてください。

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あとがき


動画を購入された方で「全ての動画を見る時間が無いかも...😭」という方にもこの記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。


🔽次の後編の記事も良かったらご覧ください。


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