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2017年に読みたかった5冊の本

スマート新書をデザインしたことでも話題の麦ちゃん(呼び名で距離を詰めていくスタイル)に読書バトンをもらったので、書いてみます。テーマは「本当は今年中に読みたかった本」です。

話はそれますが、noteにデザイン系の人が増えましたねえ。最初は加藤貞顕さんがはじめたサービスということもあって編集・ライター系の人が多かった印象ですが、深津貴之さんがCXOに就任されてからWebデザイン・UIデザイン系の人がガッと増えたように思います。オピニオンリーダー的な人を獲得するのって、SNSに数字以上の効果をもたらすんだなあと感心しています。加藤さんの狙い通りなのかしら。何にせよnoteが盛り上がるのは、いちユーザーとしてうれしい限りです。

さて、今年(2017年)読みたくて買ったけど、積んだままで読めなかった本をご紹介しますね。

『世界を変えた6つの飲み物 - ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コーラが語るもうひとつの歴史』トム・スタンデージ
いきなり10年前の本で恐縮なのですが、「ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コカ・コーラが語る熱情と覚醒の世界史」なんておもしろいに決まってるじゃないですか。神楽坂のかもめブックスで一目惚れして買いました。


『江副浩正』馬場マコト・土屋洋
リクルートの創始者、江副(えぞえ)さんの伝記であり仕事録。初期のリクルートのすごいところって、やや乱暴な言い回しになりますけど「誰でも売れる超強い商品」を作っているのに「ウチは営業の会社だ! 営業が偉いんだ!」って言い張ったところにあると思っています。その辺のことが詳しく書いてあればいいなと期待。装丁とタイトルが硬派過ぎて尻込みしてしまいますが、たぶん間違いなく面白いです。


『SHOE DOG-靴にすべてを。』フィル・ナイト(著),‎大田黒奉之(訳)
ナイキ創業者フィル・ナイトさんの本。そもそもナイキが「アメリカでアシックスを売る会社だった」というのを知りませんでした。「へ〜!」が何度もありそうな一冊。バトンズ古賀さんも、今年のベストに挙げてらっしゃいましたね。


『TALK is LOFT 新宿ロフトプラスワン事件簿』平野悠 (著),‎ 加藤梅造 (監修),‎ ロフトブックス (編集)
発酵デザイナーの小倉ヒラクさんとはじめて会ったとき、編集とイベントの会社をしていると自己紹介をしたら「絶対読んだ方がいいよ!」とおすすめされた本。1995年に世界初のトークライブハウスとして新宿にオープンした『ロフトプラスワン』の、創始者自らが語る事件簿です。


『三栖一明』向井 秀徳
ZAZEN BOYSのボーカルである向井秀徳が、幼なじみのデザイナー相手に語り下ろした半生の記録。向井秀徳の半生なのに、タイトルが友人の名前。本人曰く、「私の恥のアーカイブ集」。おもしろいに決まってる。

以上。5冊です。せっかくなので全部アフィリエイトリンクにしてみました。

さあさあ、今年もあと3日。