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悩むと考えるのちがい

新年3日目の午後、間借りさせてもらっている事務所に行き、ぼちぼちと仕事をはじめた。冷蔵庫には納会の残りのエビスビールやシャンパンがあり、年末の空気を残している。木製のブラインドから差す陽は強いが、部屋は寒い。誰もいないオフィスは、いつ来ても気持ちがいい。普段いる人がいないからいいのであって、最初からひとりのオフィスだとこうはいかない。

さっそくToDoリストの制作をはじめるが、「年末までにやらないといけなかったこと」と「年末までにやっておいたら楽だったこと」がしこたまあって、さわやかな気持ちが吹き飛んだ。いくつかお詫びの連絡を入れたあと、「ここで◯◯の原稿」、「ここでテレビ電話」と向こう数日の時間の使い方をざっくりとGoogleカレンダーに書き込む。

ピシッとした方の正月気分が抜けないうちにやりたいことがあったので、パソコンを閉じiPad ProとApplepencilだけ持って机に向かう。

・なんのために会社を作ったのか
・何が得意な会社なのか
・今年会いたい人は誰か

などなど、昨晩酔っ払いながらまとめた、いま見るとちょっと恥ずかしい「問い」にひとつひとつ答えていく。絶対に人に見られたくないメモができあがっていく。

「悩む」とは問いの見つかっていない状態にいることであり、「考える」とは問いの答えを探す能動的な作業である。

っていうのを最近よく思っていて、今年はどんどん問いを立て、悩まず考える一年にしたいなと思っている。It's like a 自問自答。くりかえされる諸行無常……。

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