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「明日の自分」の使えなさ

今日は8/31、夏休みの終わりの日ですね。

小中高と、夏休み最終日は、
ひたすら宿題をやっていた思い出しかありません。

適度に間違いながら回答集の答えをエンピツで写し、
即座に赤ペンで丸をつけて1時間で仕上げる問題集。
ギリギリポストに見える形に粘土を組み立て、
乾くやいなや赤い絵の具を塗りたくって仕上げる貯金箱。
時間的にもうどうしようもない、
自由研究と読書感想文……。
どれも本当に、イヤな思い出です。

なんでこんなことになるかっていうと、
「明日の自分」に期待をしているからなんですよね。

「今日は疲れているから机に向かっても効率が悪い!
明日の元気いっぱいのおれなら、半分の時間で、
倍の量をこなすことができるだろう!」

「明日は1日予定がない日で宿題に集中できるから、
1週間の遅れなど簡単に取り返せるはずだ!」

こんな、ポジティブシンキングの皮をかぶった逃避を
毎日積み重ねた結果が、地獄の夏休み最終日なわけです。

いま、人生30回目の8/31を生きていますが、
相変わらず「宿題」が終わっていません……。
しかもこの宿題は「仕事」なので、
謝ってすまなかったり、時間通り終わらないと
誰かに迷惑をかけたりします。

いいかげん、「明日の自分」が
無能だってことを学ばないといけませんね。