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神も仏も

辛い話をします。

と前置きをするわけですが、ご安心くだされ、辛いのはわたしだけなので!
じゃあ、誰得で誰が読みたい話なのか、ということですが難しいこと気にしない!
そして多分、珍しくもなくよくある話なんだろうなって思いながら進めます。

私にとっては得られた教訓、というものがごまんとある事件。
長いのでそこは割愛して、記録程度に。
この話を産業カウンセラー養成講座で話してみようと思いつつまだ話していないので、前哨戦の思考整理ですな。

さて。
とある日曜日、私は会員限定のクラシックコンサートのチケットを手に、車で市街地のホールへ向かっていたのです。
会員向けの(実質)無料コンサートとしてはなかなか良い演目・奏者で、コロナ禍で定期プログラムが軒並み中止となってから、久々に聴きに行けると喜んで。

一緒に行く相手とは現地集合、その相手が結構なおとぼけさんだという話は脱線を極めるので触れないことにします。

(道路が)混んでるな・・・日曜だしな・・・と思いつつ、赤信号で交差点の右折車線に停止した私。目の前には車が1台いたのか、2台いたのかは不明です。信号は赤だった。私は停車していた。

ブレーキ踏んだまま、ちょっと助手席の鞄の位置を変えて・・・と思ったところで、ガツっと音がしました、右手はハンドル、右足はブレーキ。
えっ? と思って事態を飲み込むのに数秒かかったのです。

左後ろから1台の車がすっと前進し、左側の駐車場に入りました。
私は狼狽しながら、そして絶望感に打ちひしがれながらその車に続いたのです。

場面転換。

とある駐車場に止めた車には(私より)若い男性が乗っていた。そして降りてきた。

私は体が震えている。

しかし歩ける(そのときは)どこも痛くない。
動かせないところもない。

それでだ。

どうするの?と私は事故の相手に言った。
(この人はどうして警察二電話しないのか)

どうするの?ともう一回言って、警察に電話しようよと
私が言った。

彼は答えた
「保険が切れてて」

暗転

いや、暗転しませんけども。
ちょっと辛くなったので次に続こうと思います。

第二話でお会いいたしましょう~?


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