いやーめっちゃ満足しました！面白かったです、ユニコーンオーバーロード。思い出が薄れないうちにさっさと感想記事を書いていきます！

プレイ難易度はEXPERTで、クリアまで50時間ほどかかりました。Nintendo Switch版でのプレイになります。体験版は未プレイです。

キャラクターはグッドデザイン賞受賞

本作のキャラクターですが、かなりデザインが良くて大変癖です。気になったキャラクターを紹介していきます。

上記の4人が特に好みでした。それ以外にも正統派シスターや女騎士、セクシーな魔術師に呪術師、さらには梟型や狐型の獣人や天使なんかも登場します。それぞれデザインが凝っていてヌルヌル動くので、好きなキャラクターを並べてバトルを眺めるだけで満足感があります。

試行錯誤が楽しいユニット編成

本作のバトルはRTS×ターン制オートバトルといった味付けになっています。特に、ターン制オートバトルが面白く、ユニットに編成するキャラクターや武器や技を試行錯誤して強いコンボを作って敵を粉砕するのが楽しいです。

序盤は兵種の相性で押せますが、中盤以降はユニットに方向性を持たせて、ターゲット設定やバフ・デバフをしっかりと活用しないと敵を倒せないのがいいバランス調整をしているなと感じました。逆にしっかりと編成を組めればボスですらワンパンできます。

一つミスしたのはドラケンガルドの前にバストリアスをクリアしてしまったことです。レベルシンク的なものがなかったのでエルヘイムとバストリアスをクリアした戦力だとドラケンガルドはワンパンゲーになりました。ゲーム体験的にちょっと損をした気がします。

汎用兵種で一番使ったのはなんだかんだ言って（グレート）ナイトですかね。行軍速度が早い上、ブレイブスキルで一息に距離を詰められるのでバリスタや投石機を奪うのにめちゃめちゃ活躍しました。歩兵にも強く出られるのもGoodです。

あまり使わなかったのはシーフ（ローグ）とエルフ系です。シーフは最序盤めっちゃ避けてくれるので回避タンクとして使っていましたが必中持ちが増えてくると厳しくなりました。エルフ系は良くも悪くも器用貧乏で編成に入れると方向性がぼやけるのであまり使いませんでした。とはいえ、すべての兵種が何かしらの起用ポイントがあるので、バランス調整頑張ってるなと感じました。

ストーリーはまさに王道

本作のストーリーは国を追われた王子が国を取り戻すという貴種流離譚の見本みたいお話でした。味方が理想や大義を胸に戦っているのに対して、敵側が個人的な理由で戦っている対比も印象的でした。味方が皆いい奴なんですよね。戦記物のゲームは結構エグいストーリーが多いイメージがあるんですが、本作はかなりトゲが少ないと思います。もうちょっと攻めても自分は好きです。

親密度会話が良かったです。メインストーリーの間を補完するような形でキャラクターや世界観をぐっと色濃くさせていました。異なる勢力のキャラクターに親密度会話が用意されてたりするので、終盤は宿屋でご飯を食べるために金策をしていました。

エンディングでキャラクターのその後が列伝形式で紹介されるのもなんだか得も言えない気持ちになりました。歴史好きなのでこういうのに弱いんですよね。

アレイン天然ジゴロ伝説

本作のメインストーリーは王道といった作りでしたが、一方で主人公であるアレインの女性キャラクターに対する親密度会話が面白かったです。とにかくこの男、あらゆる口説き文句を使って女性を落そうとするんですよね。今回は被害者女性のセリフをいくつか紹介します。

これ、恐ろしいのが親密度会話なんですよね。つまり、同時並行で女性たちにこんなセリフを言わせているんですよ。やばいほど天然ジゴロです。祖父のジェラールもアルチーナから重ための感情を持たれていたので遺伝なんですかね。

ストーリーの中盤から契約の儀式といういわゆる結婚イベントがあるのですがこれも凄まじかったです。特にロザリンデ、オクリース、ユニフィ、ヴァージニア、ベレンガリアあたりの破壊力が（アレインも含めて）高かったです。

ちなみに自分はロザリンデにしました。最初はメインヒロインたるスカーレットにしようと思ったのですが、やっぱり一番好きだと思うキャラクターにしました。ロザリンデ、良いですよね。蠱惑的だけど献身的な部分も持ち合わせているアンバランスさが魅力的です。契約の儀式で真っ先に走ってきて「私に決めたから呼んだのよね？」はズルいです。

今年はインディーゲーやソシャゲばかり遊んでいたんですが、改めてコンシューマーのゲームはクオリティ高くて面白いなと感じました。気になっている方は遊んでみてはいかがでしょうか。では、また！