今回も始まりましたねSteam Next Fest。今後Steamで発売されるゲームのデモ版がプレイできるイベントです。今回は2作品ピックアップします。気になったらウィッシュリストの肥やしにでもしてください。

前回↓

Lightyear Frontier

ロボット×栽培×探索ゲーム。それぞれの要素はカジュアルですが、いい感じに組み合わさっています。

まずロボットですが、なによりもトロットビークルみたいなデザインが良いです。見た目のカスタマイズも可能で、デモ版でもちょこっとだけ替えられます。ロボットの性能はカスタマイズというよりはアップグレード方式で、後述する栽培要素で採れた資源を消費することで、種撒きや水やりなどを一気にできるようになります。PVでは脚部のパーツを耕運機に替えて地面を耕すシーンがあったので性能が変化するパーツもありそうです。本作は探索要素も多いので、移動速度が上がるカスタマイズ、ないしアップグレードがあるのか気になるところです。

栽培要素はシンプルです。畑をつくり種を撒き、水をあげて収穫するだけです。収穫した資源は加工することでロボットの性能のアップグレードに使用したり、商人に売却してお金を稼いだりできます。農薬とかそういった要素はあるんですかね？デモ版では確認できませんでした。結構良かったのは収穫のSEが気持ちいいところですね。ぽこぽこと、マイクラのブロックを壊したときのSEに似ています。

探索要素は荒廃した地域を復興させていく、という感じです。デモ版ではスライムに水やりをすることで消滅させると地域が復興しました。ロボットをアップグレードすると持ち運べる水の量が増えるのでスムーズに復興することができるようになります。

建物のバリエーションが多いのが良かったです。農場や加工機、家などゲーム的なもの以外にも机やベンチ（座れるようにしてくれ！）、洗濯物干しなど装飾品的なものが多いです。サンドボック的な要素もありスクショモードもあるので見た目にこだわった農場とか作っても面白そうです。見た目にこだわる導線として、家の周りに装飾品を配置するとバフが受けられるのも良いと思います。

3月20日発売予定（日本時間で）。価格は未定ですが、Steamerのカンでは3000円前後になると思います。アーリーアクセスで発売させるとのことですが、気になるのはどこまでボリュームがあるのかと開発のロードマップです。この手のゲームはリプレイ性がないので、できればVer1.0になってから遊びたいですからね。

Millennia

Paradoxがパブリッシャーの歴史ストラテジーゲームです。要はパラドのシヴィライゼーションです。

ゲームシステムはストラテジーゲームによくある4X（探検・拡張・開発・殲滅）のつくりになっています。探索要素はヘックスということもありCivとほとんど同じ。特徴的なのは拡張と開発でしょうか。プレイヤー全員がバニラの状態から始まります。Civだと文明特性を活かすようにテクノロジーや文化、都市出しを選択していくのに対して、本作は立地の資源を見てそれに合わせて特性を選択していく作りになっています。

テクノロジーの取得は5種類の中から3つ研究すると次の時代に進むことができます。4つ目も研究できますが、その分次の時代に進むのが遅くなるので取捨選択が重要そうです。政治体制もバリエーションが豊かで、それぞれ必要なリソースが異なります。リソースはほとんどが立地に左右されるので、立地に合わせた政治体制の選択もする必要があります。政治体制によってゲームのルールが大分変わってくるのが面白いです。

内政ばかりしていたので戦闘は大雑把にしか把握していませんがCivとほとんど同じです。ユニットを3つ重ねられるので、ユニットのシナジーを組み合わせるところが戦略的に面白いところでしょうか。

立地に合わせた技術と政治体制の選択やカスタマイズして自分だけの最強文明をデザインするストラテジーゲームだと思います。どこまでシナジーが組み合わさるのかが気になるところです。現段階ではシヴィライゼーションの代わりになりえるポテンシャルはあると思います。

発売予定は近日登場、現段階でもクオリティは高いので割とすぐに発売されそうです。価格はパラドゲーと考えると4000円～5000円くらいになりますかね？今回のSteam Next Festでは一番の購入候補です。

まとめ

今回はSteam Next Festのプレイレポみたいな記事になりました。特にLightyear Frontierは2021年から期待していたゲームなのでいい感じのクオリティになっていて嬉しいです。Millenniaもストラテジーゲーム好きの自分としては気になるところでした。イベントはまだ続いているので気になるゲームがあったらプレイしてみてはいかがでしょうか。では、また！