サイリスタさんのゲートが開放されました(電験三種機械H22問16)

ヤー!パワー!エレクトロニクス!
きんに君て初見はだいぶ子供の頃だったような…

初めて電験三種を意識した時、たまたま新電気という雑誌で見た記事がパワエレの直流チョッパ回路の話だった。
当時こんなもん理解できるかって思ったがあの頃よりはわかるようになったかな。

(a)について
整流回路の時は負電圧がなくなると思ってしまう癖がある。そこでサイリスタに番号をつけ、電流の流れをもう一つ回路図へ追加した。

こんな感じね。あと黄色で追加したiT'がある。
個人的には4π/3以降の形がこれでイメージしやすくなった。グラフに書き込んでみる。

πから4π/3の間で整流されないのはサイリスタ2、3がまだ導通してないからということね。
で導通した瞬間1、4のサイリスタがオフになるということかな?
そして電流はiT'となるからedには上記のような波形が繰り返されると。
ここまで考察してはじめてこのような波形ができるのかわかった気がする。
あ、赤い波形が正解ね。

(b)について
制御遅れ角π/2の時の電圧の値、ここまで考えてきたらもうわかりますね。
グラフの平均値なので描いて見れば一目瞭然でしょう。

直流電圧Edの値は瞬時値波形の平均値となる。
今回の条件だと上図の赤い斜線部分ね。
うん、とっても0だと思います。

あとがき

H22完了〜
特に今回のパワエレ系の問題はわからなくてムカつく問題だし苦手だが、ガッツリ調べた所の充実感は大きい。
次、H23年度だが、今日中に行けるかな?
色々やること溜まってるからなぁ…
そんな感じでまた次回。
ではでは。

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