品田マルクス高志氏『いつからでも脳は成長する』

今日2019年/6/11(火)のモーニングセミナーは、アクティブ・ブレイン協会マスター講師、ソーシャルコネクト㈱代表取締役 品田マルクス高志氏の講話でした。
アクティブブレインというのは記憶術の1種らしく、大量の情報を処理する必要のある私はとても興味を持っていました。
品田氏は最初に、「話していくうちに違う方にいくかも知れませんが」と前置きして、何故倫理法人会員ではない自分がここで講話をする事になったのか、それは複数の縁によって導かれたのだ、ということを、スライド資料を駆使して話し始めました。

品田氏は日本人の父とドイツ人の母の元、ドイツ・ハイデルベルグに生まれ、幼少時はドイツ語で育った為もあり、日本の学校での成績は悪く、高校くらいからやっと良くなってきたとのこと。
大学ではドイツ語を優秀な成績で修め、日本IBMに就職します。
しかし、ここでまた、努力の成果が出ないことに悩むこととなります。
同僚が飲みに行ったり遊んでいる間、夜中まで勉強したりしていたにもかかわらず、人前で上手く話をまとめたりすることができず、研修では48人中一人だけ落ちたのだそうです。
品田氏はなんと、幼稚園から社会人に到るまでの通信簿や成績表を、スライドで赤裸々に公開されていました。
20年間勤めたIBMを辞め、2015年にアクティブ・ブレインの講師になりますが、講師の試験にも落ちたり、試験に受かってもすぐには食べていけないため、保育園の教諭もされていたそうです。
なぜ保育園かというと、品田氏は「人が成長する場に関わりたい」という思いが強かったとのこと。
保育園の園児たちは鉄棒ができるようになったり毎日が成長の連続で、それは脳の活性化とも通じる、ということでした。

品田氏の今までの半生の中で、どのように不思議な縁が日々紡がれているか、というエピソードを交えながらの講話でした。
結局アクティブ・ブレインそのもののお話は殆どされなかった為、品田氏も「あれ?」と苦笑しながらお話を締められていました(笑)。
最後のエピソードは、知り合った女性が偶然にもドイツの品田氏のお母様のお宅を訪ねることになった、というもので、実際のメッセージのやり取りと、お母様が画面の向こうから話しかけてこられるという動画で、感動的なシーンを見せて頂きました。

このテキストを書くのにその「知り合った女性」の情報を探していてびっくり!
‎エンターテイメント界隈では有名な、殺陣集団「偉伝或~IDEAL~」主催の、川渕かおりさんでした。
品田さんのご縁を繋ぐ能力、並大抵ではなさそうです。
私も、是非とも見習わせて頂きたいと思います。

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