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2024年は創って発信して、岸の見えない海に船を出す

2024年の目標をちらほら目にする新年。

現在会社員(事務員)をしながら複業をやっている私が今年かかげた目標は「創発」。

年末の書初めでも、気合いを入れて書いた。

これは読んで字のごとく「創って発信する」ということ。

■「創って発信する」とは?

創るって何を?って話なんだけど、今のところ、

私自身もよくわかってません。(キリッ)

ハァ!?って感じだと思うんだけど…

でもなんとなくの直感で「今年は何かを創って発信するのがいいんだろうな~」と。過去直感でやってきたことって100%「やって良かった」ってなってるし、ここは直感に従うべきかなと。

まあでも、何を創るのかぼんやりしながらも、このnoteみたいな文章も「創る」の一部なわけで。

ライターとしてのお仕事が「情報の再編集」だとしたら、自分のために書くプライベートな文章は0→1で、それだけで立派な「創る」だよねーと思うわけです。

だからこういうプライベートな文章も今年はたくさん書いていきたい。放置しているワードプレスも再開したい。

あとは20歳まで当たり前のように描いてた絵も再開したい。

自分の思考や経験もSNSでどんどん発信していきたい。

ゼロから「創って発信する」をやる一年にしたい。

■創って発信する目的は「コンテンツ制作」ではない

ここまで読んだ人はもしかすると「それってコンテンツ制作ってこと?それで稼ぐってこと?」って思われるかもしれない。

というのも私は現在会社員(事務員)をしながら複業をしていて、その関係上ネットの仲間は「"自分"を発信して仕事にする」って人が多くて。

だからそういう人たちにとっては「何かを創る=コンテンツを作ること」であり「コンテンツを作る=稼ぐこと」っていう認識がある。

例えばXとかインスタとか音声配信とかで、仕事に関係することを発信したり。自分のサービスを作って売ったり広めたり。

みんな何をするにしても「これを仕事に繋げるぞ!」って意識を高く持って発信していて、それゆえ自分の発信がきちんと人に届いてるか、フォロワー数とかエンゲージメントとかの数字で振り返ったり日々改善したりしてる。

そういう人たちを尊敬してるし応援してる。これは本当。

でもわたしは、そういうのが向いてない。っていうかできない。

数字で振り返ることにもあんまり興味がないし、「これをやれば合理的だよ」って言われても腑に落ちないし、「この道を行けばいいよ」と言われても「うーん…?」ってなっちゃうし。

それよりも、

「合理的ではないかもしれないけど、なんとなく直感で『こっちに行くといいかも』ってやってきたことが、巡り巡って人生を豊かにする」

ってことの方が断然多くて。

その方が自分っぽいよなーと。

だから今年の目標「創って発信する」も、いわゆる一般的なコンテンツ制作がしたいってわけではない。

■直感を信じて進むと、思いもよらない場所にたどり着く

もともと、「〇〇をやりたいと思ってはじめたけど、なんか知らないうちに△△にたどり着いた~!」みたいなことが好きで。

例えば20代で飛び込んだ料理教室は「この先生おもしろそう」って直感で通い続けたら素敵な人たちと巡り合えて、今や私の立派なサードプレイスになった。

「痩せたい」って目的で通い始めたパーソナルトレーニングが、身体だけじゃなく心も強くしてくれて、自分の軸を作ってくれた。

オンラインサロンに入った当初「いま流行りのnoteでも書いてみるか」って文章を書き始めたら、ネットの人から「わかります」って共感してもらえて仲間が増えて、ライターのお仕事も貰えるようになった。

どれも、はじめた当初は「料理」「ダイエット」「趣味の文章」だったものが、

「唯一無二のサードプレイス」「自分軸の構築」「ライター」って、思いもよらないようなところにたどり着いた。

私にとって

「合理的ではないかもしれないけど、なんとなく直感で『こっちに行くといいかも』ってやってきたことが、巡り巡って人生を豊かにする」

っていうのはこういうことで。

やり始めたときには一応「料理」「ダイエット」「趣味の文章」っていう目的はあるものの、別にゴールはなくって。

言うなれば、岸の見えない海に船を出す感覚っていうか。

なんとなく「こっちに行くといいかも」っていう直感だけで船を出す感じ。

すると10年とか長い時間をかけて「ここにたどり着いたかー!面白い!!」って、自分でも思いもよらないような岸にたどり着くんだよね。

■小さい頃に好きだったことを思い出す

で、話は元に戻って、なぜ2024年は「創って発信する」なの?ってことなんだけど。

2023年の夏、小さい頃の私を知っている幼馴染とカフェで語ってるときに、

「小さい頃のゆーちゃん見てたら、表現することを仕事にして生きていくんだなって思ってたよ」

って言われて。

そう言われてみれば確かに、20歳までは勉強そっちのけで文章書いたり絵を描いたりして生きてる子だったなあって思い出して。

でも20歳を過ぎて就活で流されるまま「なんとかできそうなこと」を仕事にして。事務員として20年以上企業に勤めて。40代にさしかかり、社会的にもそこそこ信用されるようになった。

そんな矢先、複業をはじめて。

試行錯誤しながら色んな仕事をしていると

「あー、これって小さい頃から得意な作業だな」とか
「そうだ、私ってもともとこういうこと好きだったよね」とか
「自分の価値観ってこうだよな」とか

自分の根っこをあらためて見直すことがぐんと増えた。

そんなときに幼馴染に

「小さい頃のゆーちゃん見てたら、表現することを仕事にして生きていくんだなって思ってたよ」

って言われて。

そうだなあ、note書くのも好きだしなあ。
てかXで気持ちとか書くのも好きだよなあ。
やっぱ表現することが好きなんだなあ。

ってあらためて思って。

複業をすることで、22歳以降の「職歴」とかじゃなく、小さい頃の自分も含めた「わたし」という一個人として自分を見た時に、

今の私にとって「なんとなく直感で『こっちに行くといいかも』って思うこと」って、「創って発信する」なのかもなあって。

■合理的じゃなくても船を出す

正直この目標って「稼ぐ」に繋がらないよな~ということもわかってて。

でも「稼ぐ」を目的にすると、逆に「豊かな人生」っていう岸が、とたんに見えなくなるんだよね。

だから数年前まで強く思ってた「自分の価値を知るためにも、とにかく稼ぎたい!!」っていうフェーズは、いったんお休みかなあって。

とはいえ、今やってる複業(クライアントワーク)を辞めたいとかではなくて。

というか複業自体も「見えない岸に向かって船を漕いでる途中」だし、これも最終どんな岸にたどり着くのかな~ってワクワクしてる。

だから複業も頑張りつつ、次にやることは「もっと複業をして稼ぎを増やす」じゃなくて、

「直感で『こっちに行くといいかも』と思った方向に向けて、岸の見えない海に船を出す」

なのかなあと。

だから何を創るかわからなくても、今年はなんらか創って発信していく予定。

こう書いてて、我ながら意味不明なこと言ってるよなあと思うし、面倒くさいし遠回りだし合理性のかけらもないよなあと思う。

もっとこう、

「ライターだけで本業の稼ぎを超えます!」とか
「オンライン秘書でディレクターになります!」とか
「月収20万目指します!」とか

そういうわかりやすい目標の方が、やるべきこともハッキリしてるし応援されやすいんだけど。

まあでもわたしの人生いっつもこうだしな。このやり方でしか行きたい場所に行けないこともよく知ってるしな。

というわけで、

新しい船「創って発信する」号で、岸も何も見えない海にとりあえず漕ぎ出そうと思います。ざぶーん。

良き航海になることを願って。



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