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チャンスの女神の前髪をつかんだら副業がOKになった話

この間こんなツイートをした。

これ何の話かというと
「会社の社長に副業を直談判したら許可が下りた」
のです…!

今回のnoteはその話を。

■副業に興味を持ったきっかけ

何度も書いてるけど、私は新卒だった22歳から39歳の現在まで同じ会社にずっと勤めていて。
私は自分の会社が好きだし、今後も出来るだけ長く勤めたいと思ってる。
同じ会社で長く働いてる自分に誇りも持ってるし、そんな会社に1社目で巡り合えて幸せだなと思う。

でもその一方で「このままでいいの?」っていうモヤモヤは常にあって。
それは「この会社でいいの?」っていうモヤモヤじゃなく
「ずっと同じ会社で働いてるって、知らず知らずのうちに"井の中の蛙"になっちゃってない?」
っていうモヤモヤ。

転職を何回か繰り返した結果、今の会社に落ち着いたなら「色々試行錯誤した結果今がある」って納得したと思うんだけど。
AIに仕事が奪われる、時代は変わる、なんて言われている今「今のまま変わらなくてもいいじゃん」とは思えなくて。
でも会社を辞めたいわけではないんだよな…っていう堂々巡り。
そんなとき「副業」が流行り出しているっていうネット記事に出会って「これだ!」と。
副業なら会社を辞めなくても自分を市場に出せる。現状のスキルレベルも知ることができる。稼ぐ先を増やすことができる。

でも総務のおじさん(仲良し)から見せてもらった就業規則にはハッキリと「副業禁止、している場合は解雇」と書いてあった。
昭和臭バリバリで古い体質のこの会社だったらそりゃそうだよな…と肩を落としたのが2年ほど前のこと。

■とりあえずの一歩としてオンラインサロンに入ってみた

「副業禁止なら今できることは何もないよね」
って諦めることもできたんだけど。
モヤモヤを少しでも晴らしたい…ってぐるぐる考えてた時に出会ったのが「オンラインサロン」っていう概念。
そこでは副業や未来の働き方、自分を仕事にする生き方…私が知りたいと思うことが沢山知れるコミュニティだ!って興奮して。
勢いに任せてオンラインサロンの申し込みボタンを押したのが去年の9月のこと。

そこからは、もう、ながーーーーーーい迷走期間に突入。笑
1年間オンラインサロンに所属して、情報を得たり人と知り合ったり行動したり自己分析したりしたことで、人生がすごい勢いで動き出して。
でも一方で「実際副業してる人たち」を間近で見ることになって「いいなあ…私はできないもんなあ…」って、より一層うらやましい気持ちが膨らんだ。
法の抜け穴はあるから副業が出来ないわけじゃないんだろうけど、愛社精神があるだけに裏でコソコソするのもなんか嫌だなあ、と。

でも副業できなくたって学ぶことはできる!って1年間、情報をインプットしまくったり、セミナーに行ったり、人と何かをやったり、noteを毎日書いて自己分析してみたり。
とにかく今できることをやろう、って1年間模索し続けた。
「自分がどこに向かってて、何のために頑張ってるのかわからない」
って何百回と思いながら。

■ある日突然チャンスの女神が目の前を通り過ぎた

そんな折、1年間所属したオンラインサロンを退会した。理由は「やりきったな」と思えたから。
同時にnoteの毎日更新もいったんストップした。これも同様の理由。
どちらも100%の力でやり切ったから後悔はないんだけど「次はどこに向かったらいいのかな」っていう小さい不安もむくむく生まれてきて。
とりあえずはいったん休憩しよう、としばらくはゆっくりしてた。

そんなある日会社の社長室に呼び出されて
「会社の就業規則があまりにも古かったので新しくした。簡単でいいから読んで問題ないか確認してほしい」
と言われて。
(うちは小さな規模の会社なので社長とはしょっちゅう雑談する仲。なのでこういう話が出た)
その瞬間、目の前をさーっとチャンスの女神が通り過ぎるのが見えた。
「あれ、副業のこと話してみるなら今じゃないの??」
って思って、チャンスの女神の前髪をぐいっとつかんで。
勇気を出して社長に副業について話をしてみた。

自分は副業に興味があること。
とはいっても会社は辞めるつもりはないこと。
副業で得た知識やスキルを会社に還元したいと思っていること。
年齢を重ねて活躍する事務員のロールモデルがいないから、自分がまずは行動してみたいと思っていること…

社長は思った以上に真剣に話を聞いてくれた。

そして
「今の時代、副業を会社側が(法的には)禁止には出来ないんですよ。とはいえ、副業したら解雇ってしてる会社も少なくはないですけどね。でもそんな風に向上心があるのなら、何の副業をしているかだけ言っていただければ、副業はOKですよ」
と…!!

というわけでこの日、めでたく副業という扉が目の前でひらいた。
え、ほんとに…??って信じられない気持ちでいっぱいのまま、「失礼します」って社長室のドアを閉めた。

■そしてわたしの今後について

とはいえ私の会社は今から春まで繁忙期。
よって本格始動は来年の春以降。
だから副業をするといっても、何をするかも決めてないし、稼げるかもわからない。何も見通しはたってない。

でもこの「先が見えない」は今までの「先が見えないモヤモヤ」とは全然違う。
まだチャレンジをしてないからわからないだけで、扉は無限にひらかれてる。あとは自分の行動次第。
先が見えない不安はあるけど、前みたいに「不安100%」じゃなくて、ワクワクやドキドキがいっぱいつまった不安。

そしてこの扉がひらいたのは、運でも何でもない。

自己啓発本を読み漁ってなければ、オンラインサロンって概念を知らなかったかもしれない。
オンラインサロンに入ってなかったら、副業って概念を知ってても、社長に直談判する勇気は出なかったかもしれない。
17年同じ会社で働いてなかったら、社長と直接こんな話はできなかったかもしれない。

すべては切れそうな細い細い糸でつながっていて、その一本一本をひたすらにたぐりよせたら、然るべき時に望んだタイミングで扉がひらいた。
誰にも「運が良いね」なんて言わせない。
時間もお金も行動も積み上げてきたんだ。

自分の未来に期待できるのも、責任がとれるのも、自分だけ。

来年春からの自分が、とても楽しみ。



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