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2023年のテーマは【胆力】

2023年の書き初めは【胆力】。これが今年の私のテーマ。

いつも秋ぐらいにふっと「あ、来年の文字はこれだ」みたいなのが頭に浮かぶんだけど、今回は普段使わないような言葉が浮かんだ。

ちなみに胆力って、こういう意味。

「物事に対して臆したり、動じたりしない精神力」のこと。

ピンチに直面すると、大抵の人は動揺したり尻込みします。逃げ出したくなったり、弱音を吐いたりしたくもなりますよね。

そんなときでも平常心を失うことがなく、どっしりと構えていられる人のことを「胆力」のある人と表現します。

なんというか、40代になってから、お腹の奥の方で「ぐぐぐっ」と力を入れて、壁に立ち向かわないといけないことが増えて。

だからこの【胆力】って言葉がすっと頭に浮かんできたのかもしれない。

「胆力」は、人間の臓器である「胆のう」に由来のある言葉。

「胆」の働きが低下すると判断力が鈍り、反対に「胆」の働きが活発になると肝が据わって正しい判断ができるようになるのだとか。

このような考え方から、「胆力」が「精神力の強さ」を司るようになったと考えられています。

若いときは「頭」と「心」をフルパワーで使って、「こんにゃろー!!」って正面から立ち向かってきたけど、年齢を重ねるごとに、その方法では立ちゆかなくなってしまった。

例えば本業の会社員。

現在うちの会社は中々の窮地に立たされている状態。

といっても業績が悪いとか会社が傾くとかそういった話ではなく。

昭和体質バリバリのまま平成をむかえ、「平成?なにそれ?俺ら昭和だしー」と時代の変化に乗らなかった結果、令和の海で遭難しているという。。。(うちだけじゃなくこういう会社多そう)

システムの変化についていけず(ついていこうとせず)、入社した若者の離職率はほぼ9割越え、あちこちできる派閥、内部分裂。見てみぬふりをしてきた部分が、膿となって一気に噴出してる感じ。

でもそんな中でも「やるべきことを淡々とやって、長い目で結果を出そうと奮闘している人たち」もいて。これぞ胆力。

わたしも見習いたいな~と思っていて、それには私自身、おなかにぐぐぐっと力を入れて胆力を鍛えないと、と思っている。

会社で自分は何ができるのか。どう貢献できるのか。

ずっと考えてることだけど、今年も考え続けていきたい。

そして会社以外の、副業の世界でもまた「胆力」が必要。

ようやく副業の世界で「それなりに必要としてもらえる場所」を手に入れることができた。その居場所を見つけるのも、そこでお仕事に慣れるのも、めちゃくちゃ大変だった。

でもこれからは、必要とされる場所を「見つける」だけじゃなく、「必要とされ続ける」ように努力しないといけなあと感じていて。それはきっと、「見つける」とは違う種類の難しさがあるんだろうなと。

ネット上にはフリーランスや副業勢の人たちの、キラキラした発信が溢れてる。でも実際のところ、裏側は地味なことの積み重ね。進んでないように感じられる期間も、腐らずコツコツ続けるためには、胆力が必要。

そしてネット上のコロコロ変わるトレンドや、華やかなキラキラ感、他人が稼いでる額…

そういったものに惑わされず、「自分に本当に必要なことは?やるべきことは?」って考え続けるのに必要なのも、胆力。

あとはプライベートなところでいうと、秋に母がうつ病になり、冬に手術をした。

それに伴い手放さないといけなかったこともあるし、生活のルーティンも少なからず変わった。

でもそれを「悲しいこと」「辛いこと」というだけでは片づけたくなくて。事実を事実のまま、「我慢」という名の忍耐で乗り越えることは、私の中で「胆力」ではなくって。

一見マイナスな事実に見えることにも、ポジティブな面を見つけてすくい上げること。自分自身がしっかり軸を持って、支えられる状態でいること。それがわたしの思う「胆力」。

心の病はなかなか一筋縄ではいかないことも多いけど、焦らず無理せず。

きゅっとお腹に力を入れつつ、母の歩数に合わせて、うしろから見守っていきたいと思う。

とまあ、お正月から重めの話になったけど。

実際のところいまは後ろ向きな気持ちはまったくなく、前向きで清々しい気持ち。新年だからかな。

でもnote書き始めてから願ったことは全部叶えてきたので、2023年も書けばきっと良い方向に進んでいけるはず。1年後、年末の振り返りが楽しみ。

さー、2023年、お腹にぐぐぐっと力を入れて胆力鍛えてくぞー!!


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