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『そばにいてごめん』

傍にいてはいけないこともあるんだ

『そばにいてあげられなくてごめん』

そんなことは千とあるけれど、万にひとつその逆もある

傍にいたら僕は君をあまやかしてしまうんだよ

君は僕を苦しめてしまうんだ
サディストにエゴイスト、
僕はもうそれを楽しむことをやめた

僕を傷つけて楽しむ姿に素直に嫌悪する

それでも
僕は苦しみを選んで君を甘やかしてしまうことが続いたが

もう決意したんだよ

さようなら
この場所

さようなら
僕を苦しめる棺桶色した家
あぁよかった、もう
我慢に我慢を重ねてしまったから顔も見たくないよ


きっといつか振り返ったら
けっこうかわいい家だったって思うときがくるだろう

さぁ自由だよ
心に大きな穴があいたのなら
必ず虹色の豊かな何かが
そこを埋めにやってくるからね

新しい僕たちかもしれないし
想像もしなかった天使かもしれない

知っていたかい?
思う以上に偉大な光が君の中でくすぶっているよ
光がおおきいと蔭も深い、
そんなのは常識で、
君は蔭を生きてきた
違うかい?

あぁ、僕こそがそうだ

僕は行くよ
蔭を引き連れて

幸福を許した僕は一歩ずつ時間を巻き戻し時間をすすめ時間を集めるんだ

☆彡☆彡☆
(複数の整理しきれない気持ちをまとめたもので、特定の人一人に限定したものではありません)

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