多面的な自分

皆さんは、「自分がどんな人間か」っていう問いに、まっすぐに答えることができますか?

時期的にそういうことを考えることは多くなりがちな私ですが、こういうことは今までに何度も考えてきました。そしてある時、相談相手に「自分を多面的に捉える」という考え方を教わりました。

私は、いるコミュニティによっておそろしいほど態度を変えます。もうこれは、小学生のころからの生存本能のようなもので、属すコミュニティに自然と合わせてしまうんですよね。時にはいじられキャラに、時には仕切り屋に、時にはまっすぐで素直に、時には大人しく、時には楽しくてしょうがない、という風に。確かにどれをとっても「自分の一面」ではあるんです。

しかしそんな風に生きていると、当たり前ですけど「本当の自分」って見えなくなります。自分のやりたいことや理想が、果たして「自分で作ったこと」なのか、それとも「他人に影響されてできたもの」なのか。

私の中にある特に大きな二面があります。一面は、「週刊少年ジャンプの主人公のような、アツくてまっすぐでダサい私」、もう一面は「他人に自分の価値を提供して認められたい私」です。どちらも最終的には「頑張る」に行きつくのですが、「なぜ頑張るのか?」と考えると、果たしてこの二つのどちらなのか、まるでわかりません。というか、どちらでもあるような気もします。

なんだか精神論ばかり語っていたらよくわからなくなって来ました。けれど、この就職活動という時期を活かして、今一度自分を見つめなおし、自分が一番気持ちよく「頑張る」ことができる企業を見つけることができたらな、と思います。

そしていつか「もう頑張りたくない。本当はそんなに強くない。甘え方がわからない私」が報われることを願って。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?