私が本当にしたいこと、とは。

私は、この疑問にぶつかることがよくある。今は就職活動中なので尚更だ。

私が本当にしたいことって、なんだろう。そんなことを考えて今日もすでに三時間ほどが経とうとしている。

でもきっと、おそらく、たぶん、答えは出ているのだ。答えを見ようとしていないだけなのだ。何故、目を背けてしまうのか。それはおそらく、恐れがあるからだ。

何を恐れているのか。失敗すること、人から嫌われることだ。

でもきっと、失敗したっていいんだ。私はまだ若い。計画的に自己成長ばかりを目標に頑張れるほど、それをまるで本当に頑張りたいことのように伝えることができるほど、私は器用ではない。

何で嫌われると思うのか。みんな、本当にやりたいこと、というか、趣味のようなポジションのものを仕事にしていないからだ。みんなお金を稼ぐために、趣味と仕事を分けている。時折、私もそうすべきなのではないか、本当に趣味を仕事にしても良いものか、悩んでしまう。

けどそれでも私は、高校の課外授業をサボって文化祭準備に明け暮れていたり、実行委員となっていた市の音楽イベントの準備に精を出していたり、大学では講義よりも、ゼミよりもサークルで最高の公演を作ることを重きを置いていたり、した。そして、そうしている時間が人生で最も輝いていたように思う。

就職はこうであるべきとか、キャリアとか、そんなことはどうでもいいはずだし、そんなことを計画して動けるほど器用な人間じゃないじゃないか。明日死んでもいいような。自分のやりたいことに全部をつぎ込んでいる瞬間こそが好きなんじゃないか。そういう人生を歩んできたんだ。

悔いのないように、就活を行っていきたい。

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